見出し画像

目を背けたいことに向き合うと心がラクになる

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

仕事をしていて、目を背けたくなる事情から目を背けていないかどうか。

例えば、
🔷クレームに目を向けずに、褒められたことだけに目を向けてしまう。とか
🔷仲の良い相手にばかりアプローチして、他の人にはアプローチしない。とか
🔷人が良さそうな人には声を掛けるけど、めんどくさそうな人には声を掛けない。とか
いろいろなパターンが想定されます。

僕自身も、自分の仕事を客観的に捉えると、こういうのがあったなぁと思います(目を背けたくなることって、気持ち的に乗らなかった)。

ただその時には、感情論じゃなくて、目的に立ち返り、「自分がやるべきことってなんだ?」と問いを立てるようにしています。

とても良い評価がもらえる1/100の事例だけを掴もうとするのではなく、普通の評価である69/100の事例や、悪い評価である30/100の事例にも目を向けないといけません。

「あの人はこうだから」と決めつけずに、「こっちが何をしても無駄」と判断せずに、相手や環境に左右されずに、自分がやるべきことをやりましょう。

目を背けたくなる事象というのは、その事象が人の場合もあれば業務の場合もあるでしょう(両方が含まれる場合もある)。

決めつけが前提にある判断をしてしまうと、そこから先には進みませんし、自分の可能性を閉ざしていることになります。

「相手から歩み寄ってくるのを待つ」という待ちの姿勢になってしまうので、チャンスと出会う確率が下がります。

『決めつけ』には『アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)』があるかもしれませんし、無意識じゃなくて意識的な偏見も入っているかもしれない。

『決めつけ』で意思決定している自分を客観的に捉えて、「本当にやるべきこと、やらねばならないこと、時間を掛けるべきことはなんなんだ?」と自分に問いを立てていきます。

善意として、困っている誰かに手を差し伸べるとする・・・部分を切り取れば素晴らしいことでも、自分の役割に目を向けると、「それは今の自分がやるべきことなのか?」という問いになる。

目標達成へ向かう時に、今の自分がやるべきことじゃないことに意識が向かう人っているんです。

マネジメントしてると、「えっ、なんで今それをやってるの?」と思う人がいて、やるべきことは頭ではわかってるんだけど、やるべきことに着手できない自分がいるようです(「試験勉強前に部屋を綺麗にしたくなる」という人もいるようで、それも同じことかもしれません)。

それはその人にとって、目を背けたくなる事象なんだと思います。

🔷自分の役割においてやるべきことなのか?
🔷つらいことから目を背けようとしていないか?
🔷「そっちはそっちでやらないといけないんだけど、困ってる誰かがいたのでそっちを優先してしまいました」という状態になってないか?
🔷自分のやるべきことをやるための行動計画を立てられているか?
🔷役割と使命を自覚して、役割や使命を果たすことの価値を認識して、日々の行動選択をしているか?

このあたりは、自分で自分をコントロールすべき部分ですし、管理職がマネジメントする上で意識すべき大切なことだと思います。

強みと弱みの話にもなってきますが、弱みだから伸ばさなくていいとは一概には言えません。

チームの状況や担っている役割、その人のなりたい姿などを考慮して、伸ばすのか伸ばさないのか、伸ばすならどう意味付けをするのかということも考えていきましょう。

「目を背けたくなる事象から目を背けていないか?」という問いを自分に立てて、自分がやるべきことをやれるようになりましょう。

自分が担っている役割でやるべきことをやっていれば、目を背けたくなる事象が目の前に現れてくることもあるでしょう。

目を背けて避けるのか、課題設定して解決してから先に進めるのか。

目を背けたら、同じような事象がそれ以降もずっと目の前に現れる可能性があります。

だとしたら、その時々でしっかりと立ち向かって、解決してから先に進んだ方が、そのたびに自分の心が進化するので、生きやすさに繋がるんです。

「あれがいつく目の前に現れるかわからない」という状態は、自分の心から余裕を無くしますし、健康状態に悪影響を及ぼします。

目を背けたいと思うことと向き合って、自身の心のラクをつくっていきましょう。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。

他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?