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部下に注意できる人、できない人についての解決策を考えた。

こんにちは、HKRです。


先日“おしゃべり好き”についてやや辛口な私見を述べました。「話すのが大好きな人は他人にどう見られているかをあまり考えないよね?」ということを実際にサロンであった出来事を含めて書きました。


https://note.com/worker/n/n529c1d40618c


そんな中で本部宛てに問い合わせがあり、どうやら「話し声でリラックスできなかった」とのクレームがあったそう。これは中々難しい問題なんですよねぇ⋯。おしゃべり好きに「しゃべるな」というのはネコに「にゃん」と鳴くな、と言ってるようなものですから⋯🐈


とはいえ、一応店長の役割を担っているので、注意喚起の文章を作成▶︎貼り出しを行なったのですが、ちょっと強めの書きすぎたなぁと今になって思い返しております。が、直近で2度もクレームがあったのでやや強めに出ないとダメかな、と判断したので後悔はありません。こんなとき、注意しなければならないとはいえ中々言いづらい⋯という人も多いのではないでしょうか?

と、いうわけで今回は「ハッキリ言える人、言えない人の違い」について書いてみようと思います。


今までに出会ったことがない“変わった人”


仕事やら家庭やら何らかの形で人を教育・指導をする場面が出てくることかと思います。そんなとき、あなたはどのように相手と対話しますか?

私の場合は初めて店長になったとき、ああしたいこうしたいという欲に駆動されて自分のやりたいように仕事を進めていきました。私のクセとして、何かをはじめる時は必ず「なぜそれをやるのか?どうしてそのやり方で進めるのか?」を大体説明できるようにしてから実際に物事にあたります。行き当たりばったりで始めたものでもサラッと理屈をつけがち。それが誠実だと信じていました。


しかし、ある時「HKRさんの物言いだと結論ありきなのでなかなか言い出しづらい」という言葉が耳に届きました。この一言はなかなか心に刺さりましたねぇ。それ以降、若干言いまわしを考えて発言するようにしています。

こんな経験があるとなかなか人に言いづらくなる方もいるかもしれませんが、私はあまり気になりません。言いまわしを考えるのは“相手に不愉快さを与えてしまうと反発して仕事に支障が出るかも”というあくまでも仕事が滞るリスクがあるために言いまわしを考えるのであって、自分に対して嫌悪感(あるいは敵対心)を示す人がいてもあまり気にはならないのです。ここらへんが「HKR=変わった人」と認識されるようです。大抵付き合いが長くなった人には変人扱いされます。(なんで??)


どうも他の人は何かをハッキリ言うと「我が強いと見られる」とか「相手を傷付ける」など結果的に自分が悪く思われてしまうことから物事を主張できないようです。私の場合は目的があるなら“誰に何を思われても基本どうでもいい”というメンタリティなもんでズバズバ斬ってしまうのですね。なんて野郎だ。


強く出られる人は〇〇する、そうでない人は〇〇する。


結論から言えばハッキリ言い過ぎてしまう人は「相手に疑問系で投げかける、自信なさげに振る舞う」、言えない人は「味方を増やす」「複数人に投げかける」あたりがベターでしょう。


「私は~~~と思ってるんだけど⋯(悩んでる風)、どう思います??」
「〇〇(=本命)と✖️✖️(=保険)とか考えたんだけど、どうですかねぇ。(決めかねている感)」


というようにやや自信がない感じで伝えると丁度いい塩梅の話し方になります(※まあ個人的な意見ですが)。自信がなさげだと弱々しく見えて発言力が無くなるのでは?との懸念がありそうですが、ハッキリ物を言える人はそもそも普段の物言いが強すぎる可能性があるので、自分的に「貧弱じゃね?」と思うくらいが良い気がしています。


一方でハッキリと言いにくい人は1対1で話すのを避けて複数人の前で、味方になってくれる人がいる前でやんわりと話す、くらいが良いのではないでしょうか。

もちろん注意や指導のような罰する系の話の場合は、皆の前で話すのは逆効果だし自分の味方をたくさん集めて一人を糾弾するようなカタチにしてもダメですが、提案というかたちで投げかけて話しかけるのならそれなりに言いやすいのではないでしょうか。まあ私とはタイプが違うので想像でモノを言っていますけどね。


話し方は永遠のベータ版である。


コミュ障気味の私が接客業に携わり、曲がりなりにも店長などの役職をもってしまったがゆえに読書&実践で10年ほどやってきましたが、話し方についてこれといった答えは出ておりません。人の身体と同様に一人ひとりが違う反応を示すので正解はないのです。毎年のように話し方関連の本が売れているのはそういうことでしょう。なんとなくの共通項はあれど、永遠にアップデートされ続けていくのではないでしょうか?

そう考えれば人への伝え方に明快な答えなどないのだから、言いたいこと言ってあとで検証・改善していけばいいや___というメンタリティを持てるようになればコミュニケーションへの苦手意識も減らせるかもしれませんね。



___正しい回答はなくてもコレはダメだな、という話し方はあるのでそれはまた別の機会に書こうと思います。


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