女・50・遊be人
人生の折り返し地点を、もう過ぎている。
推しがいる友人が羨ましい。
若いアイドルさんに夢中になる彼女は、いつでも若々しい。
全国をツアーを追いかけて回るなんて最高だ。推しには会えるし、旅もできる。
没頭できる趣味がある人も羨ましい。
自分も色々チャレンジはしてみるのだが「アツく」なれないのだ。
こんな自分は冷めているのかな、クールなのかなと思っていた。
が、周囲に話を聞くと自分に似た方々が結構ゾロゾロいらっしゃる。
第二次ベビーブームにこの世に生を受けた我々世代は、良くも悪くも金太郎飴。マトリョーシカのようなのかもしれない。
勉強頑張って、成績上げて、良い学校、良い会社に入ることを目指して...…
それが時代の流れで「正解」と言われた道だった。
自分もそれに乗るのが当たり前と考えていた。そして乗った。
会社という、正社員という道に乗って20年。
定年まで勤めるつもりだった、決して嫌いではなかった仕事。だったのに
約5年ほど前..…
自分はその舗装された道から、砂利道へと
ルートを変えた。
ここから先は、そんな「砂利道」の話。
砂利道だから足元不安定な感じもするけど、
ヒールじゃなくてスニーカーなら、歩けるのだ。
自分は背が低いので、9cmヒールや厚底ブーツをとても愛していた。
いや、今でも愛しているよ。
ただ今は。スニーカーや長靴な生活をしている。
いつかまた、ヒール&スーツの生活に戻るのかもしれないけれども.…
(そういうお誘いも頂くが、もう今の自分では時代遅れだろう)
生きること(仕事も)を、遊ぶように。自由に。
そんな遊びを、これからの自分の人生にどれだけ残せるのかな。
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