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noteをきっかけに読んでみた本

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いつかどこかでnoteをきっかけに読んだ作品についての記事
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記事一覧

作家陣による本気の戯れ「『罪と罰』を読まない」

以前noteでレビューを拝見してその存在を知った異色の本がこちら。 「『罪と罰』を読まない」…

Wombat
4日前
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読書感想ダイジェスト、という名のあっさり回

noteに書いていなくても、それなりに何かしら本は読んでいるのだけれど、最近なかなか時間体力…

Wombat
9日前
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『六人の嘘つきな大学生』二度読みせずには居られなかった

「映画化決定!!」の文字がデカデカと書かれた帯が目に入った瞬間、いかにキャストを見てしま…

Wombat
2か月前
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『翻訳に生きて死んで』…っていや死なないで良かった

先日、あるnoteユーザーさんとのコメント欄で、韓国の小説を日本語訳する日本人の翻訳家さんの…

Wombat
2か月前
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読書って。書評って。

さてさて、今回はこちらの記事 の、続きにあたるものをしたためてみます。何の気なしに村田沙…

Wombat
4か月前
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村田さんのエッセイ

先日紹介した村田沙耶香さんのエッセイがとっても良かったので、他のエッセイも立て続けに合計…

Wombat
4か月前
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年の瀬に読む『きれいなシワの作り方』

最近そこそこしっかり体調を崩してしまい、年末年始は自宅静養が確定しちゃいました。やっと熱は下がってきたけどフラフラで部屋にこもっていると、隣のリビングからはテレビを観る楽しそうな笑い声が聞こえてきて寂しい…苦笑。 というわけで、少しずつ本を読んだりnoteを読んだりの気力が湧いてきたり、でもやっぱりまた寝ちゃったりという状況下、とてもちょうど良かった本をご紹介します。 『きれいなシワの作り方 淑女の思春期病』- 著者: 村田沙耶香さん これもnoteで複数の方がオスス

『ナイルパーチの女子会』読後に

柚木麻子さんの本は、以前に紹介した『BUTTER』が初めてでした。 今回の本は、noteで複数の方…

Wombat
5か月前
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『黄色い家』を読み通して

黄色い家。そう。それは、仲里依紗さんの、内装真っ黄色のご自宅について図解と解説をふんだん…

Wombat
7か月前
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『マスカレード・ホテル』を観て読んでみた

以前これでも書いた通り 私は「謎解き」という意味でのミステリーは好きだけど、「殺人事件」…

Wombat
8か月前
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「教養する」ための『教養としての教養』

タイトルに3回も入れ込んでみた「教養」という言葉。「教養のある人」とか「大学の一般教養科…

Wombat
9か月前
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マネージメントの前に『感情は、すぐに脳をジャックする』を知る

本屋さんを眺めていると、怒りや悲しみのようなマイナス感情のマネージメントみたいに、感情に…

Wombat
10か月前
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『カニカマ人生論』に学ぶ

立て続いて、いつしかの積ん読の消化中、それもまたnoteで紹介されて気になった本ばかりでござ…

Wombat
11か月前
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言ってみたい『本日は、お日柄もよく』

こちらもnoteで初めて知って読んでみた本です。 これまで出席させて頂いた結婚式の数々でも、「本日はお日柄もよく」ってセリフは、聞いたことがありそうで意外と無いかも。 『本日は、お日柄もよく』- 著者:原田マハさん なんかおめでたいお話かな?と思ったら、やっぱり!冒頭からして結婚式のシーン。おお、きっとほのぼの系ですね、と思ったらどうも毛色が違ってくる。それだけじゃなさそうだ。 総じて、スピーチライターというあまり聞きなれない職業がメインで出てくるお話でした。つまり、ス