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出会って三ヶ月のアメリカ人と結婚した話②

の続きから。

そんなこんなで、わたしの人生は約15時間ぐらい(彼に日本で初めて出会った時から最後にバイバイした時)の間に変わってしまった。
彼と2日間の間でトータルして7時間ぐらいしか一緒に居なかったけど、時間とかそんなのは全く関係なかった。

そして、彼はその後、数日してすぐアメリカに帰国した。
彼が帰国するまでの間に何度か一緒に飲もうと誘われたが、多分もう会わないだろうし思い出のまま頭の片隅に残しておこうと思って会わなかった。
結果的にそれも良かったのかもしれない。

ただ、彼は帰国する直前の成田空港で次の日本行きのチケットの検索をしたり
次回はわたしとどこを日本で回れるかとLINEで何度も尋ねてきたり、
彼はまた日本に来る気満々だなと思った。
そのことに驚きと嬉しかったのを今でも覚えている。
(そりゃ覚えてるわwww だって、まだ九ヶ月前の話やし)

それも冗談で調べてるわけではなく、本気で彼は来る予定に見えた。

そうそう、ここで彼についての説明を軽くしておきます。

彼は、わたしより8歳年上の現在39歳です。約10年ほどアメリカのアホみたいに大きい(コカ・コーラのCMとかであるトラック)トラックに乗っていました。アメリカのトラックは中にベッドなどがあり住めるようになってます。
そして、彼はそのトラック運転手の仕事を気に入り、自分でトラックを購入して、自分でビジネスを行いながら、そこに住み全米を回っていた。

ちなみにそれまでの過去は、海軍で全世界を船で回っていた。

わたしと同じく落ち着いた生活がどうも苦手みたいですねwww

そんなトラックでの生活はとても不健康だったり、ちょうどおばあさんの不幸もあったりで、そのビジネスを彼は辞め、トラックを売り、
その売ったお金で来た国が日本でした。

この時も本当にミラクルで、一度来日する半年ぐらい前に予約してたらしいですが、コロナで来ることが出来ず、日程変更をして今年の3月になったそうです。


少し話は戻り、彼がアメリカに戻ってすぐ
わたしは彼がその時トラックを売ったお金があるといことを思い出し(かなりゲスいですが)、また、当時彼は仕事を辞めたばかりで時間もあるし、
車でアメリカ横断しませんか???と言ってみた

理由は分かりませんが彼となら問題なく旅ができるだろうと思ったし、また、彼は毎日トラックを運転していたからペーパードライバーの私でも夢のアメリカ横断が出来るだろうと思いましたwww

なんとなく誘ってみたら、彼はとても乗り気で、ぜひ一緒に旅をしようということになり、彼が帰国して多分2日後ぐらいにアトランタ行きの航空券を買っていましたwww

多分彼と初めて出会って1週間以内の話です。

その時ちょうどわたしは、4月5月と3年ぶりのバックパッカー予定だったので6月7月アメリカ滞在予定の航空券を購入しました。

本当に人生はどうなりかわかりません。

わたしは直感だけで生きてるので、普通の人だったらトータル7時間ぐらいしか会ったことが無い人とアメリカ横断二人で行くってどんなや???
って思うかもしれへんけど、そこはほとんど野生の本能と過去かなりの人と会った経験もあり、
この人は大丈夫と思えたから渡米することにしました。

あと、確実に旅人をしてたら出会ってすぐの人と旅をすることもあったし、普通の人よりフットワークが軽すぎるんだと思う。

航空券を買ってからは、彼はめちゃくちゃ乗り気でプランを立ててた。(ただ、旅を彼はしたことが無いのでアホみたいなタイトスケジュールを立ててて、ほとんど予定したところは行かなかったけどwww)
わたしはアメリカに行ってしまえば何とかなるやろうと彼に丸投げでした。
当時、わたしは3年ぶりの東南アジア・インドの旅をしていたので、アメリカどころではなかったからです。

彼はわたしと再会するまでの間にダイエット(彼はトラック運転手をして50キロ以上太った)と旅の計画とその間だけ花屋でアルバイトをしていた。あの大男が花屋でアルバイトしてるのも、わたしの中で当時好印象だったのかもしれないwww

次回は、再会するまでの間の2か月間わたしが旅しながら毎日たくさん電話で彼と話したエピソードについて書いていきたいと思います。




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