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ぼくのお母さん

ぼくのお母さんはいつも僕を怒るんだ
ごめんなさいと言っても許してもらえない
お母さんはぼくのことが嫌いなんだね
お母さん お母さん
ぼくはお母さんのことが大好きだよ

ぼくのお母さんは保育園の先生
お母さんはいつもお仕事忙しそう
お母さん、お母さんの子どもはぼく一人だよ
ぼくちょっとだけ寂しいな

ぼくのお母さんは死んじゃった
お父さん どうしてぼくにはお母さんがいないの
ぼくが悪い子だからなの

ぼくのお母さんはいつのまにかいなくなっちゃった
お母さん、ぼくをおいて行かないで
ぼくはここだよ、ここにいるよ

ぼくに新しいお母さんができた
お母さんって呼んだ方がいいのかな
でもぼくのお母さんは・・・
どっちのお母さんにもごめんなさい

お母さん ぼくはもう一人で服を着られます
自分のことは自分でやってみたいんだ
お母さんがだんだん憎くなってきた
もうお母さんは必要ないです
ぼくを自由にしてくれませんか

お母さん ぼくが見えていますか
ここにいます

インスタントフィクションとは自由な発想と気軽なノリで書かれた文章、読書しない人でも遊び感覚で挑戦する。原稿用紙1枚=400字の中で表現、自分の思う「面白い」を入れるのがルール。

youtubeピース又吉直樹「渦」より

おいおい、どうした?うぉんのすけ!
インスタントフィクションを連日投稿するなんて、めずらしいじゃあないかっ!

だから~ 言ってるじゃないですか。
クリエイターフェスだから~(笑)

うぉんのすけ「一人文化祭」開催してます!

10月に入って、つれづれ短歌1本、インスタントフィクション2本!
すごくない?ねぇ、すごくない?

10月は「一人文化祭」をすることにしました。
今月、つれづれ短歌をもう1本、インスタントフィクションをもう1本投稿することをここに宣言します。
後半戦も頑張るぞ!おーっ!

文化祭のための作品を5つ投稿したうぉんのすけさんには、noteさんから特別バッチを贈呈されることでしょう。


・・・というわけで、本日の作品のご紹介を。

最近、子どもたちと接する機会が増え、子どもたちの心の声が届くようになりました。
決して生の声ではありません。
私が勝手に感じ取っている声。
ある意味、私のでっち上げた子どもの気持ちです。

というわけで、お母さんの方は全然気になされないでください。
そして、これはお母さんを非難するものでもないことを強くお伝えします。
逆です。逆。

世の中のお母さんたちは本当に頑張って子育てをされていると思います。
中にはお仕事と両立されてヘトヘトになっておられる方もおられるでしょう。
中にはだんなさんとの仲が上手くいかず、思うように子育てができないと悩んでおられる方もいるでしょう。
いろんな事情から子どもを手放さざるをえなくなり、罪の意識に苦しんでおられる方もいらっしゃるでしょう。
ご自身の体が病に伏してしまい、悔しい思いをされている方もおられるでしょう。
どんなに愛情かけても子どもに気持ちが届かない!と毎日苦しんでおられる方もいらっしゃるでしょう。

お母さん、子どもはね、そんなお母さんの事情が分からない年齢であるかもしれません。
大人になったら簡単に理解できることも今は分からないことだってあるかもしれません。

お母さんだって、頑張ってるのよ!分かってほしい!

うんうん、分かります。
そういうお母さんを私は応援したい!理解してあげたい!

でもね、子どもはもしかしたら分からないかもしれない。

一日のうち、1分でもいいんです。
ぎゅーっと抱きしめて「お母さんはあなたのことが大好きだよ」って言ってあげてください。

子どもはきっとそれを望んでいるんです。

頑張るお母さんには満足した子どもの笑顔が届けられるでしょう。
そして、毎日一生懸命頑張っているお母さんには私がぎゅーってしてあげます。
「フレーフレー お母さん」
よーし、よーし(頭なでなで)今日もよくできました!

ところで・・・お父さんは?
そう思ったあなたっ!
お父さんへの応援メッセージは、またいつか😊

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