もしも明日が
だって冷蔵庫に入れてたプリンがなかったから
昨日ゆうまは食べたじゃん
あれは私の分だったよ
なのになんで私が怒られるわけ
ゆうまなんか嫌い
ママなんてもっと嫌い
ついでにまこちゃんも嫌い
今日一緒に遊ぼうねって約束してたのに
ひどいよ
田中はもっともっとだいきらい
みんなの前で「おまえ顔にごまがついてっぞ」
って私のほくろのこと笑ったんだ
大好きな山本くんも近くにいたのに
あー明日学校行きたくないな
誰も私のことなんか好きじゃないんだ
今日はピアノのレッスンお休みする
ぜーったいに行かないんだもんっ
さんすうの宿題ももうしない
明日先生に怒られたって平気
今日は私の好きなハンバーグだけど
食べてなんかやるもんか
ふーんだ
もうみーんな大嫌い
・・・
たとえ明日大きな地震が起こって
見たことのない大きな波がこの街を襲って
学校も家もみーんな流されちゃって誰もいなくなっても
今日の私にはそんなのわかりっこない
わかってたらみんなと仲良くできたかな
インスタントフィクションとは自由な発想と気軽なノリで書かれた文章、読書しない人でも遊び感覚で挑戦する。原稿用紙1枚＝400字の中で表現、自分の思う「面白い」を入れるのがルール。
２月はインスタントフィクションをつくらなかったようだ。
あれから13年。東日本大震災に気持ちを寄せて「今を大切に生きる」ことをまた思い出していた。
私には些細なことも子どもにとっては大ごとだって思う。もしも明日がこなくたってこの子はこれできっといいのだ。一生懸命今日という日を生きたのだ。
実は昨日、夫と喧嘩をしたまま寝てしまった。
午後に黙祷を捧げ、近くにいる人との時間や今ある幸せが一瞬でなくなってしまうことの辛さを考えたのにも関わらずだ。
常にひとごと。
自分だけは。
そんなことはないのに。
もしも明日この世から自分が消えてしまっていても50歳の私は今日の私に満足するだろうか。
＜１年前の”ほのぼの日記”＞
義母の手術をめぐって夫とぎくしゃくした話かぁ。
最近また気持ちがずれている。３月は忙しいから仕方がないな。
＜２年前の”つれづれ日記”＞
２月12日にnoteを始めてまだ５作目。１ヵ月で５記事。
２年前の私はバリバリ仕事していたなぁ。
自分のこと「キャリアウーマン」とか言っているし(笑)
懐かしいなぁ。もう戻れないあの頃。私は前を向いています！
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