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[学校別研究編]#5 早慶初等部(小学校受験)

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 新シリーズ「学校別研究編」の第五弾です。学校別やカテゴリー別に、当該校を第一志望とした場合の相性の良い属性や併願戦略、お教室選びなどをお伝えして参ります。
 これまでのnoteがセミナー講演のイメージだとすると、本記事は教室の先生の本音トークのイメージです。少し突っ込んだ表現も出て来ますが、ご容赦下さい。

■23年受験家庭の皆さまへ

 11月に入り早実初等部は着々と一次考査が進み、横浜初等部の一次考査も間もなくです。来年度以降向けとはいえ、このようなタイミングで学校別編を配信することをご容赦下さい。
 これまで積み上げた時間を信じて、最後まで走り抜けて下さい。体調管理だけは抜かりなく。
 ご健闘を心よりお祈り申し上げます。

■はじめに

 第五弾は、早稲田実業学校初等部(以下:早実)と慶應義塾横浜初等部(以下:横浜)です。
 なぜこの両校を同時に取り上げるかというと、どちらが第一志望でも、この両校向けに仕上げてきたのであれば、両校を受けた方が良いと考えるからです(通学が困難な場合を除きます)。

 「何がなんでも慶應」を望むご家庭もいらっしゃるでしょうが、その象徴的存在である慶應義塾幼稚舎(以下:幼稚舎)でさえ、いわゆる一般家庭においては、「下から」の意義ある人脈の享受は困難です。せっかくの小学校受験との出会いですから、早慶大学附属のメリットを享受すべきだと思います。
 また、この両校でも相性は確実に存在します。早稲田出身のお父様が息子さんに紺碧の空まで覚えさせたのに、早実にはご縁がなく横浜にご縁を頂いたこともあります。ここまで仕上げるのであれば、確実に受験できる両校の併願は是非検討して下さい。

※本noteでは、便宜上、早実も「附属校」と称してます。正確には「系属校」なのは皆さまご承知の通りです。


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