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#63 本番を終えて見える景色'23(小学校受験)

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 新年早々に大変なことばかり起きてます。お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。合わせて、救助・支援・復旧にご尽力頂いている皆様には、心より感謝申し上げます。

 昨年は11月下旬に配信した本シリーズですが、アプリ開発の追い込みにより、年明けの配信となったことをお詫び申し上げます。
 データ検証は別の記事にてしっかり行なって参ります。本noteでは、先の23年秋の受験期を振り返り、小学校受験のリアルや不変性などの気付きに役立てて頂ければと思います。

 22年版に引き続き、皆様のポストや個別にお寄せ頂いた情報をベースとしております。多数のお便りも誠にありがとうございました。

※22年版はこちら

※渾身のアプリです。まだの方は是非インストールどうぞ!


■はじめに

 22年は「多様性」と表現しましたが、23年の受験を一言で振り返るなら「リアタイ」でしょう。いわゆるリアルタイム報告です。これは受験結果のみならず、様々な場面で見られました。
 リアタイについては議論が飛び交うところですが、匿名のSNSですから、「嫌なら見ない」が正解なのだと思います。早めの防衛を講じましょう。

 いずれにしても、昨年以上に小学校受験家庭の価値観の広がりを感じる受験でした。この保護者層の変化は、今後の私立小学校の変化とも言えます。伝統的価値観からすれば違和感があるかもしれませんが、誰もが最初は新参者です。何より学校がそれを受け入れていることを理解しましょう。

 一方で、新しい保護者層が感じた志望校の魅力は、先人によって築かれたものです。自分たちに都合の悪い部分だけを否定するのはどうかと思います。入学後見えてくるものもあるでしょう。安易な思い込みや発言は控えておきましょう。大事なのは、今後はお互いが尊敬しあって、新しい伝統を築いていくことなのですから。

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