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風邪でもないのに咳がでる

そんなことがよくある。
いや、正確にいうと、よくあった。

「そういえば、あんま出なくなったな」

本を読んでいて
咳嗽についての記事を見かけたので
ちょっと残しておくことにした。

咳嗽、ガイソウと読む。
(私はこう読むのは今回はじめて知った)

咳嗽とは、セキのこと。
コンコンだ。
しすぎるとゲホゲホとかゼイゼイとか、
あれだ。

以前は、風邪でもないのによく咳が出て
冬の満員電車とかで発作的に出ると
”インフルエンザじゃないですよアピール”するのに必死で、
でも止まれ〜と思えば思うほど
止まらなくて
途中下車とかしたりもした。

そのくらい、よくわからない時に
原因不明の咳が出た。
しかも水を飲んで喉を湿らすとか
咳止め飲むとかじゃあ治らない。
発作的なことが多いので
喘息の疑いで病院に行ったこともあるが
なんの異常もない。

まぁ、いつのもあれだ、
電車とか観劇とか映画館とか
”人と人に挟まれて静かにしてなくちゃいけないとき”
そういうのさえなんとかなれば、なので
うまく付き合うやつか、くらいに思ってた。

と、これ書いてて気づいたが
”静かにしなくてはいけない場所”では
よく起こっていた記憶がある。

この本の記事どおりだ。

私が受診したときには言われなかったが

「神経性咳嗽」

なんてものがあるらしい。

神経性咳嗽とは
ストレスが要因で引き起こされる咳のこと。


・のどの痛みや風邪でもないのに乾いた咳が出る
・特定の環境、条件で起こる
・何かに集中していたり、睡眠中には出ない

ストレスがかかると

リラックスしたい!
酸素が多く欲しい!!
ってなって交感神経(アクセル)が強く働いて
気管や気道が拡張する

んで、この状態が続きすぎると

今度はこの状態を抑えたいから
気管や気道を収縮させるために
副交感神経(ブレーキ)が働く

この作用が必要以上に起こってしまうと
咳が出てしまうんだそうだ。

このプロセスをたどるので
心因性の咳は夜には出にくい。
逆に風邪は副交感神経が優位になりやすい夜になると咳が出やすい。

(昼間大丈夫と思って夜辛くなるあのパターン)

このプロセスをふんで出る咳は
のどの炎症は関係していないので咳止め薬は効かない。

と、以前の自分に思い当たりすぎる記事を
簡単に気になったところだけ抜粋して見た。

”なぜ、咳が出なくなったのか”

と考えてみたけれど
この症状名を見て思うことは、やはり

”ストレスがなくなったから”

なんだろうなぁ。
と第一に思い当たる。

満員電車での通勤をやめたから
イヤなことはやめたから

本当、そういうことなんだと思う。

この頃は発作出なさすぎて
一時期悩んでいた咳のことを忘れてた。


今はコロナのこともあるし、
”止まらない咳”は当時よりさらに大変だろう。
(そしてプレッシャーで発作止まらないループ)


なので、もし原因不明の謎の咳に困っている人がいたら
どういうときにどういう気持ちのときに
発作が出やすいか、ちょっと思い返してみてほしい。

自分は満員電車と
映画や観劇で急に静かになるシーンの時と
演劇公演の自分の出番の前だ。

こう思うとわかりやすいな。
咳出るな〜と思うと出るからな、本当困ったやつだ。

原因不明の咳

だと困るけれど

ストレスで自律神経みだれて出る
神経性の咳

って名前ついてたらそっか、ってなる、人もいる。( はず) 


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と思ってのシェア。







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