武器商人秘書オリガのノートブック#48: 「フィクサーとは?」
今回は「フィクサーとは?」について見て行きましょう。
いや~
恐ろしいことばです。
_*_*_
「フィクサー」: 政治・行政や企業の営利活動における意思決定の際に、正規の手続きを経ずに決定に対して影響を与える手段・人脈を持つ人物を指します。具体的には、事件や問題を表沙汰にならないように裏でもみ消したり、解決させる人のことを言います。
通常は関係する人間や団体の意向(広くは世論)を踏まえたうえで、正規の手続きを取って意思決定を進める手段が確立されている組織(例えば、行政への陳情、選挙や企業における稟議や経営会議など)に対して、そのような正規の手段によらず、意思決定の過程に介入する資金、政治力、人脈などを持つ人物がフィクサーと呼ばれます。
フィクサーが介入すると往々にしてその手段は公正でなく恣意的な結論となる場合もある一方で、理想と現実の間で複雑化する人間関係や利害関係を円滑にすすめる役割を果たす場合もあります。ただし、フィクサーという言葉は、多くの場合悪い意味で使われます。なお、アメリカでは悪徳弁護士もフィクサーと呼ばれます。これらの人物は、自分の陣営に不利となる証拠と証人を裁判から外す手段を知っているからです。このように、フィクサーという言葉の意味は、文化や状況により異なる場合があります。
基本、日本のフィクサーの代表格は児玉誉士夫氏と思われます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?