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武器商人秘書オリガのノートブック#47: 「非対称戦争」 <ー 今後のウクライナの戦い方?

今回は「非対称戦争」について見て行きましょう。

攻殻機動隊が「SAC_2045 持続可能戦争」だとおもったら、米国は「非対称戦争」だと?

つまり、ウクライナ戦争の形を変えた戦争継続方法のことですね。

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米国が語っている「非対称戦争」は、主に以下の2つの意味合いを含んでいます。

1. 従来の戦争とは異なる戦い方

従来の戦争は、国家間の正面衝突による軍事力比べが中心でした。しかし、現代では、国家とテロ組織のような非国家主体との戦い、ゲリラ戦、サイバー攻撃など、様々な形態の戦争が存在します。これらの戦争は、軍事力に圧倒的な差がある場合でも、弱者が強者に勝利する可能性があるのが特徴です。

米国は、こうした従来の戦争とは異なる戦い方を「非対称戦争」と呼んでいます。具体的には、以下のような例が挙げられます。

  • ゲリラ戦:少数精鋭の部隊が、山岳地帯やジャングルなどの地形を利用して、奇襲攻撃や待ち伏せ攻撃を繰り返す。

  • テロ攻撃:民間人を巻き込んだ無差別攻撃を行うことで、敵に心理的なダメージを与える。

  • サイバー攻撃:コンピュータウイルスやハッキングによって、敵のインフラや経済システムを麻痺させる。

2. 情報戦や心理戦を含む戦い

現代の戦争は、軍事力だけではなく、情報戦や心理戦も重要な要素となっています。

情報戦とは、情報の収集、分析、発信、操作などを通じて、敵の意思決定を妨害したり、自国の優位性を確立したりする戦い方です。心理戦とは、プロパガンダや偽情報などを通じて、敵の士気を低下させたり、国民の支持を得たりする戦い方です。

こうした情報戦や心理戦を含む戦い方も「非対称戦争」と呼んでいます。具体的には、以下のような例が挙げられます。

  • ソーシャルメディアやインターネットを利用したプロパガンダ活動

  • フェイクニュースや情報操作による世論操作

  • サイバー攻撃による敵のの情報システムの混乱

米国の主張

現代の戦争は非対称戦争が主流になると主張しています。その理由は、以下の通り。

  • 国家間の武力衝突は、国際社会からの批判を招きやすく、コストも高いため、国家は非国家主体との戦いを選択するようになる。

  • テロ組織やゲリラのような非国家主体は、インターネットやソーシャルメディアなどのツールを活用することで、情報戦や心理戦において優位に立つことができる。

  • サイバー攻撃は、国家間の戦争に発展する可能性があり、国家の安全保障にとって大きな脅威となる。

まとめ

米国の言っている「非対称戦争」は、従来の戦争とは異なる戦い方、情報戦や心理戦を含む戦い方の両方の意味合いを含んでいます。現代の戦争はますます複雑化しており、非対称戦争への理解はますます重要になっています。

これって、形を変えたイギリスの作家ジョージ・オーウェルさんの「1984」もしくは攻殻機動隊「SAC_2045 持続可能戦争」そのものですね。

そもそも、戦いの為に戦っていて、本来何のためにたたかっているか分からない。 単にビッグ ブラザーの掌でおどっているだけ。

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