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護衛艦いずも「ドローン問題の本質」

中国人が撮影したいずもの動画・・・
この問題小生は青函連絡船静観するつもりで
でも・でも・でも・・・
そんなの関係ネエっていってる場合じゃない
そんな状況です。

マスコミも・・・
政治家も・・・
またしても本質が見えていない
今回のブログはただの小言です

今回はダマッテいようと思ったのに
ドローン問題は自衛隊の本質を突く問題

本多忠刻さまのブログを読んで・・・

海尾守 旧船乗の乗物語り
2024年5月19日 09:31
ドーロンの問題は…政治家のやる気なさと…制服組はシビリアンコントロールの中で…できない事だらけで事なかれ主義が横行しているからでしょう。
横須賀の総監部横H岸壁は
ベルニー公園から直線で1000メートルしか…
目の前の高層マンションから
船の音がうるさいと
苦情が出て
日没後の入港を禁じてしまった…
この土地は小泉純一郎の地盤…
これ以上…なにをゆう早見優です

小生のコメント

と・・・長文のコメントを残してしまいました。

横須賀地方総監部は・・横須賀駅の裏にあります。


表ではなく裏なんです。

JR横須賀駅で電車を降りて、
横須賀中央駅方面へ向かうと、
進行方向と反対 となる左手奥の目立たない岸壁に
海上自衛隊の自衛艦が停泊している。
横須賀駅 の構造は旧来の中心地へ誘う一方通行
のような構造である。

改札を出て目の前に 開けてくる港の方へ
自然と足が向くように意図されている。
誰も後ろ髪など引かれず明るい方へ吸い寄せられる。
進行方向正面左側ベルニー公園をはさんで、
軍港巡りの観光船が出発するショッパーズ横須賀の
向こう岸に【威風堂々と停泊する軍艦】は
潜水艦を除きすべて 米軍のものだ。

京急汐入駅〜横須賀中央駅付近の市街地に接する
旧海軍鎮守府や岸壁、造船設備や住宅群、
娯楽設備など眼前に広がる立派な建築物や施設は
ほとんど米軍が使 用している。

那覇市や周辺都市においても米軍基地は主要市街地の
周辺に立地するが、
【街の中心部、国際通り周辺やおもろ町】
などにはさすがに米軍基地はない。
しかし 横須賀では主要駅前繁華街の
目と鼻の先に米軍基地が屹立する。

だから海上自衛隊は嫌われるより抜粋

自分の本の宣伝みたいになってしまいしたが・・・

横須賀地方総監部の目の前に
高層マンションができたのは・・・

21世紀直前のことです。

「あの上から見たら自衛隊敷地の中に勤務する
 自衛官の素性なんて・・・まるわかりだね」
同僚とそんな会話をした記憶があります。

自衛隊の敷地の脇に高層マンションを
建ててはいけない・・・
そんな事は言えません・・・当然です。

外国人(ほぼあの国を想定しているでしょう)が
自衛隊の敷地から1キロメートル未満の・・・
その法律以前に・・・

横須賀の高層マンションだけでなく・・・
市ヶ谷駐屯地・・・防衛省の本体がありますが
薬王寺門の横には
「旧民主党の有力政治家」
の住んでおられた高層マンションも・・・

これから土地を売らなくたって
すでに売ってしまった土地や
買われたマンションは・・・

横須賀駅裏の高層マンションの上層階は
そりゃー見晴らしサイコウ・・・

でも・・・目の前の自衛艦が邪魔!
騒音がうるさいと・・・
総監部へ何度も苦情が・・・

自衛隊や海軍は・・・
マンションが建つ何十年も前から・・・

ずっとこの場所に・・・

マンションのような高額な物件を買うのに
下見なしで即決はしないでしょう。
立地を見れば・・・
出入港する自衛艦の音や・・・
訓練する自衛官の掛け声・・・
構内の放送・・・

騒音だというなら
横須賀線の電車や
本町山中道路の自動車にも・・・
当然苦情を・・・

高層マンションの方はそのすべてに・・・
いちいち苦情電話をかけて・・・
いたんでしょうね😏

推測でしかありませんが・・・
「自衛隊なら文句をいっても大丈夫」
そんな意識は
国民になかったのでしょうか・・

小生も自衛隊の敷地脇に長年住んでいるので
「今日はHelicopterうるさいな!」
と思う日もありますが・・・

訓練で大変なのに
苦情の電話なんて・・・

横須賀で勤務していた時

とある基地の当直士官として・・・
夜中の電話でたたき起こされたこと
一度や二度ではありません。

「豊後水道の漁師だが・・・
 潜水艦に横切られて
 横波をくらった・・・」

「こちらは横須賀の・・・」
と言いたい気持ちをぐっとこらえ・・・
相手の方の言い分を延々と15分以上聞いて・・
「お前じゃ話にならん上のモノをだせ・・・」
だいたいこのパターンの電話は
そういう落ちがつきます。

「もうしわけありません現時刻での当直責任者は
 小官でして・・・上司へ明朝報告いたしますので
 お名前と電話番号を・・・」
「ガチャン・・・ツーツーツー」
ほぼこのパターンでした。

いずもの当直士官や責任ある立場のかた

に「どんな対処ができたのでしょうか・・・?」

報告しなかったのは悪いかもしれないけど・・・
真横にあるのは・・・
逸見岸壁横の建物は
「横須賀地方総監部」です・・・

そこには防衛を担う部署も・・・担当者もいる。

そこで指揮する幕僚は
「ドローンを見落としても仕方なくて・・・」
いずもの当直体制だけを問題にする・・・
そんな報道に終始している。

問題の本質を見間違えていませんか?

勘違いしないでほしいのですが
「横須賀地方総監部や自衛艦隊司令部
 がほっかむりしている」
と言いたいわけではありません。

「現行法では対処できない」のです。
法律を決めているは政治家です。

横須賀選出の衆院議員は小泉進次郎さんです。
法律の方を整備してもらえないと・・・
いずもや横監の担当者を処罰する前に

「そういうドローンから国民や国土・
 財物をどうやって守るのか?」
 そっちが先でしょう!

小生は

海上自衛隊の制服セーラー服姿を

JKに笑われた・・・

前世紀の話ですが。
「男の子がセーラー服きとる」
ってバカにされた
まさにその世代の人間です。

国民の意識自体が
「自衛隊なんて知らない・・・」
そんな時代が長く続いて
ほとんど誰も問題にしなかたこの国で・・・

法律が未整備なのに
「ドローンに対処せよ」

とはお門違いもはなはだしいと思います。

ちなみに横須賀駅脇の高層マンションの苦情に
自衛隊はどう対処したか・・・

本多忠刻さまへのコメントどおり
「夜間の出入港を緊急の場合以外とりやめる」
です・・・

遠く遠くから横須賀へ帰港したのに・・・

「あ日没だ!今日は岸壁へ入れない・・・」
「港外へ投錨して・・・翌朝入港」

この悲しさ・・・家族へ子供へ・・・
一刻も早く会いたいのに
「うるさいって苦情がくるから入港するな!」
結局悲しいプラス一夜を過ごすはめに・・・

そうやって・・・
多くの自衛官が我慢している現状なのに
「電話がつながれば・・・」
「少し給料あげたら・・・」

「自衛官希望者増えるんじゃねぇ・・・」
これじゃあ・・・
昔の自衛隊とちっとも・・・変わらない
政治家の意識・・・
すなわち国民の意識を変えないと
本質は変化しないのではありませんか?

日本国民の一部が自衛官になっているんです。

自衛官が特別な人種ではありません・・・

このままの状態をおざなりにしたら・・・・

亡国のイージス・・・まっしぐら
そのイージス・・・盾だってイジできないース

日本が滅んでいくなら・・・
仕方ないです・・・
責任の一端は小生にもあります。
ただ悔やまれるのは・・・

ちゃんと対処しなかったオッサンは仕方がないが
この国の有能な若い方
毎日訓練や災害派遣などに従事されている
自衛官の皆さんが苦しむのは
本当にに申し訳ないなあ・・・と
結論の出ない思いの・・・この頃です。


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