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後で読むお気に入りの記事第2弾

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忘れっぽい私の備忘録 大切にしたいnote記事
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タクトト

タクトト

ノート。

君がまだ3歳の頃、かかは君を連れて家を出た。場所は知らされなかった。

その場所に君のおもちゃはあるのか?

それが真っ先に気になった。家には君のおもちゃが散らかったままだった。

その1週間後、ファミレスで君と会える可能性があると告げられる。

僕は古本屋に走り、君が好きな乗り物やキャラクター、動物の本をたくさん買った。その絵をハサミで切り取って、のりで貼り付けて1つのノートを作り始

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運動音痴が、アスリートたちと登山をした話

運動音痴が、アスリートたちと登山をした話

色んなことを始めてみては、気付いた頃に辞めていた趣味の一つに、登山がある。

視界を埋め尽くす深い緑。
肺から全細胞に行き渡る新鮮な空気。
頭上でこだまする鳥の歌声。
山頂でいただくごはんの、昇天する美味しさ。

記憶の片隅に追いやられていた山での記憶が湧き上がり、また山に登りたいという思いが膨れ上がっていた。

いまもう一度、登山を始めたい!

その思いがピークに達した頃、「愛川さんも行きましょ

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越後妻有を旅して#01〜大地の芸術祭・中里エリアを回る

越後妻有を旅して#01〜大地の芸術祭・中里エリアを回る

新潟の越後で「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」が3年ごとに開かれています。2024年は7月13日〜11月10日に開催されるようです。

これは、前回2022年に開催されたときの旅行記。芸術祭に行くのは初めてでしたが、舞台となる越後妻有(えちごつまり)を回ってみて、いろいろな見どころがありました。今年行ってみようかなと思う方のご参考になれば幸いです。

2022年は会期が長く、訪れたのは

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生きる意味 人生の正解について

こんにちは、イナモトです。

ふと昼間に外にさっき出て、
気づいてしまった、
といいますか
もう少しで腑に落ちそうなことが
感覚的にあったので書きます。

生きる意味について

生きる意味なんて無い。
悲観的な捉え方(しにたいとか)ではなく
意味という到達点すら
元々無かったのだ、とふと思った。

平日の昼間に当てもなく外を歩く。

同じ時間帯に
色んな人が歩いているが、
私も含めみんなが何者かは

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来年、実家が無くなる

来年、実家が無くなる

私は来年、実家を失くす。
約10年間家庭内別居をしていた両親が、父の定年退職を機に決別するからである。

私は父を、「父親」として感謝はしているが、母の「夫」としては心底軽蔑している。父が子供達の目の前で母をけなし始めてから、ずっと嫌いだ。

夫婦とは、家庭を営む協力関係にあると思う。お互いの足りないところを、得意なところを合わせて埋めていき、問題を乗り越えていくのが理想であろう。
世の中の夫婦が

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自分の居場所

自分の居場所

皆さんは「自分の居場所」ってありますか?

家庭だったり、仕事だったり、趣味の場だったりといろいろとあるとは思います。

私は二度ほど、「自分の居場所」を見失っちゃたことがありました。

一度目は、34歳で渡米した時、夫の帯同という形で、自分の今までしていた仕事など失くして、知り合いもいない「0」からの出発でした、その後、段々と知り合いが増えて充実した生活が送れて、日本に帰国しました。

二度目は

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【🆗/大人向け】 春の月

【🆗/大人向け】 春の月

 ※ 春子さんと安田くん
 ※ ミズノ節全開

午睡

 ほんの一口だけお酒を飲んで眠った。
 昼前のことだ。
 夢を見たことは覚えているけれど、何の夢だったのかは思い出せない。

 でも確かに『あっ』と思って起きた。

 体のどこもかしこも、足の裏までぽこぽこ火照っている。額に当てた手の甲にしっとりと汗が付着した。窓から淡い橙色の光が流れ込んでいる。白い壁紙にうつる影は極めて薄いネイビー、空は遥

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女の人がお花に見える

女の人がお花に見える

 これまでにも散々書き散らしてきた通り、私はフェミニストでもなければ女尊男卑思想者でもない。『両性の間には身体的にも精神的にも相互に理解し合えない差異があるがお互いに尊重して生きていくことが健全な社会の形成において最も重要である』論者である。長くて面倒くさいから外では『どっちもどっちっすよねえ』とヘラヘラしている。台無しである。

 その上でのこの記事のこのタイトルなので、あまり深く考えないで受け

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「女」を降り、純粋な子ども役に徹して攻撃から逃れる戦略 〜 お金とパートナーシップの関係②

「女」を降り、純粋な子ども役に徹して攻撃から逃れる戦略 〜 お金とパートナーシップの関係②

前回、男性リーダー率いるグループへの違和感について、かつての家族を投影していると書いた。
意外とたくさんの方に読んでいただいて、驚いている。
詳しい状況は前回書いたのだけれど、簡単にいうとこんなことだ。

男性リーダーとその男性を崇める取り巻きの女性たちで構成されるようなグループに学びたいことがあり参加するのだけれど、最終的には疑問を持ちグループから離れるという選択をする。
そのきっかけとなるのは

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新規就農について知りたいという方へ。

新規就農について知りたいという方へ。

はじめに
ここ2年ほど、「新規就農について知りたい、教えて欲しい、話を聞かせて欲しい」というお問い合わせをいただくことが増えました。

これから実際に新規就農したい方はもちろん、大学生の方で、これからの農業について危機感を持ち、卒論のテーマにされている方などからも毎年数件、ご連絡をいただきます。

初めの頃は、忙しい中でも時間を作り、律儀に一件ずつお会いしたり、電話したりでお応えしていましが、何人

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お父ちゃんの夢を見て、神様への文句を思い出してしまった

お父ちゃんの夢を見て、神様への文句を思い出してしまった

お父ちゃんの夢を見ていた。
朝、目覚める直前の夢だった。

お父ちゃんが夢に出たものだから、お父ちゃんのことを色々と思い出した。

お父ちゃんのお兄さん(本家の伯父さん)は、高倉健さんにソックリだった。お父ちゃんも、やや、高倉健さんに似ていてハンサムだった。

残念なことに、僕は、お母ちゃんに似ている。
僕が将来、天国へ行ったなら、ひと言くらいならば神様に文句を言っても許される気がする。
文句を言

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