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①とにかく明るくしようと考えた(2022年12月)

2022年12月28日だったと思う。
父子家庭子供4人の5人生活が始まった。
お正月を待たずに私たちは家を分けたのだ。

子供たちにとってはお母さんのいない初めての年越しになる。
今もそうだが子供が4人もいれば静かになるなんてことはあまりない。
いつも賑やかで寂しさを感じる暇がないくらいだ。

もともと多い家族から5人になったのだから大して変わらないと思うかもしれないが、実際に大人数から1人でも減ると大分寂しく感じるものだと私は感じていた。
「いつもいる人がいなくなるとこうも違うものなのだなぁ」と思った。
子供が将来一人暮らしを始めていなくなると「まだ子供が3人いるから寂しくない」と思うよりも「1人いなくなると大分寂しくなることになるのだ」とその時分かった。

私はもともと明るい性格なので暗くなることはないのだが、この時ばかりは家の雰囲気を暗くしてはいかんと思い、特に明るく努めていた。
普段ほとんどテレビは見ない子供たちは(You Tubeなどはガッツリ見ています!)毎年なぜか紅白歌合戦は見たがるのでその年も恒例でご飯を食べながら観賞会をしていた。
紅白歌合戦が終わるといきなり「行く年来る年」が始まり急に静かな雰囲気になる。
私はこの静けさも避けたいと考えてカウントダウンで年越しの瞬間にジャンプをしようと子供たちに提案した。
子供たちは私の提案を受け入れてくれて楽しく年越しを待っていた。
「3…2…1…0」の瞬間にみんなでジャンプをした。

寂しい2022年を飛び越えて新しい2023年へ飛び込んだのだった。
ちなみに私はその瞬間をスマホで写真に撮ったのだが私も一緒にジャンプしたのでブレブレだった…。


この話、全部実話です。
私の「父子家庭子供4人」最初の1年の物語を毎日更新中です。
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📖「私より波乱万丈な人はいると思いますが、私もなかなかですよ」

①とにかく明るくしようと考えた
②意外と出来た食事作り
③ハンドクリーム
④イライラ
⑤「出てけ!怒」と言ったら本当に出て行ってしまった雪の日(前半)
⑥「出てけ!怒」と言ったら本当に出て行ってしまった雪の日(後半)
⑦外食がいかに高いか有難いか
⑧余裕がないと人に優しく出来ない
⑨返済毎月1,000円
⑩3人に断られた
⑪国はお金を貸してくれなかったがくれた
⑫三男の卒業式
⑬ダイエットには父子家庭?
⑭業務委託開始
・・・

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「私より波乱万丈な人はいると思いますが、私もなかなかですよ」

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