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20代の頃、転職活動をした話

こんんちは、ひろです。

20代の頃、転職活動をした話です。
結論から言うと転職しませんでした。

20代の頃(まだ独身、30歳手前)、転職活動をしたことがあります。
その頃金融業務の内勤から営業に異動して半年くらい経っていたと思います。
とにかく仕事がつらくてつらくて仕方がなかった。全然数字が取れなくて、営業もやらなきゃいけないけど、内部での事務作業も多い。
数字は取れなくて営業畑の後輩には全く太刀打ちできなくて、部署のお荷物状態でした。
そこで試しに転職活動してみました。

まずリクルートエージェントに登録しましたが
エージェントさんに「とにかく2か月以内の転職です!」と発破をかけられました。
まだハッキリ転職の意思が固まっていないのもあって、エージェントさんに頼るのはやめようとその場で決意。
リクナビネクストやマイナビネクストに登録して、自分でのんびり求人を探しました。

当時「絶対にこれがやりたい!」という希望がなく
今までキャリアを振り返って自分にできそうなものの(受かりそうなもの、イメージ的に楽そうなもの)中から探しました。
かなりぼんやりとしています。

リクナビでみつけたある団体の事務を受けることにしました。
福利厚生がしっかりしていたのと、勤務地が自分が住んでみたい街になる可能性があったという理由です。
仕事内容も当時のキャリア的にも近しいから「ひょっとしてら受かるんじゃない?」と試しに受けてみました。

とんとん拍子に試験や面接をパスしていき、最終面接までいきました。
しかし母が急に手術をすることになり、手術日が面接日と重なってしまったのです。
母は「面接を受けておいで」と言ってくれましたが、命に係わる大手術です。
人事さんに面接日の変更を求めましたが、受け入れてもらえず。
「その日に面接を受けられないということは、ご縁がないとお互い思いましょう」と言われました。

確かにそうだ。
すごーくやりたい希望の仕事でもないし、家族の命がかかった手術ならそちらの立ち会いの方が大切だとすごく腑に落ちました。

その団体の選考は辞退しました。

結果的にそこで転職熱がスンと冷めたので、今の会社で働き続けることになり、結婚・出産・育休(今ここ)に至ります。

転職活動してみて、結局その時は転職はしませんでしたが、学びはあったと思います。

まず、転職活動は転職する事がゴールではないと言う事。
今の会社の良いところを再発見できますし、久しぶりに自己分析したり自分を見つめ直したりします。
忙しい毎日では意識しにくい事を意識できました。

また、転職活動をする際にネガティブな意味で自分にできそうなこと(これなら特殊なスキルも必要なさそうだし私でも出来そうだ!という考え。こう書くと大変失礼ですね)だけを軸にすると失敗すると教訓になりました。

やりたい事が必ずしも全ての人にあるわけではないし、なくても良いと思います。

でも転職を真剣に考えている今、20代の転職活動で学んだことを生かして、ちゃんとやりたいことや、何を軸にして転職活動をするのかを見極めてから探してみようと思えました。

やりたいことの見極めってすごく大変です。
でも働くうえで何が大切か自分の中でしっかり見つめてみようと思います。


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