出産レポ①

【10月30日(出産予定日当日)】

お昼頃から軽い生理痛のような痛みが
10分間隔で2時間続いたため産院に電話
痛みは我慢できる程度

📞「とりあえず診てみようかね
入院バックを持ってからおいで」

NSTの結果お腹の張りは微弱
子宮口は2cm開大

「このまま入院してもいいけど、
お家の方がリラックス出来るだろうし
家から病院まで近いから何かあっても
すぐ来れる距離だから、痛みが5分間隔に
なってから来た方が確実かもね」

入院した途端陣痛が遠のいたり、
反対にリラックスできる自宅の方が陣痛を
促進させる効果があったりするらしい
副院長の提案により一時帰宅🏠


帰宅後、トイレに行くとおしるしが。


そこから生理痛のような痛みが強くなり
ご飯は喉を通らず、お風呂も入るか迷うほど
何とか頑張って入った🛁

19時頃、寝室へ
そこから唸るほどの痛みが
5分間隔で続いたので再び産院に連絡
痛みが来る度横になっていられず
何故か四つん這いになって耐えてた
お昼とは打って変わったような痛み

📞「あなたお昼も来たらしいわね
(お腹の張りは)微弱だったって聞いたけど
とりあえず診てみようかね
入院バック持って来て」

↑お昼に受診していたのが夜間担当者にも
連絡が行っていたようだけど
ちょっとこの言われ方嫌だったな


22時前に産院到着

NSTの結果お腹の張りは微弱

副院長に言われた通り5分間隔で痛みが来たから
心配になって来たのに、私が痛がってるのは
さておき、お腹の張りが微弱なのを見て
大袈裟と言わんばかりの表情をする助産師さん
「出産予定日だからって敏感になりすぎ」って言われた🙃

内診
下着を脱ぐと「あれ?濡れてる?」と
険しい表情をする助産師さん
ちなみに年配の方

粘液栓とおりものがここ最近よく出るから
そのせいかもと伝えるも難しい表情は変わらず
とりあえず内診→子宮口2.5cm開大

濡れてる原因で破水の可能性を疑われ
検査→結果まさかの高位破水

「気づかなかった?」
「これが出たのはいつ頃?」

質問攻めされ、テンパる
ずっとおりものが出ていると思っていたので
濡れ始めたのがいつかハッキリは
分からず夜の9時頃だと伝える

破水している時点で即入院対象である為
抗生剤の点滴と
モニターをつけたまま陣痛室のベッドへ


「明日の朝、先生が来てから指示を仰ぐけど
破水してるから明日中に出産になると思う。
体力温存の為、とにかく今日はぐっすり寝て」


そう言われるも、陣痛の痛みは家を出た時より
強くなっていたので全然眠れず

ちょくちょく様子を見に来る助産師さんに
毎回「寝てないの?」と聞かれ
「痛くて眠れません」と答えるが

モニターを見て
「波は激しくないからそこまでの
痛みではないと思うけどね」
と言われてショックゲッソリ
この後出産が終わるまでモニターは付けたままだが、
機械の不具合か最後まで正しく測れていなかったみたい


そのまま痛みは強くなる一方

仰向けに出来ないほど腰が痛いのと
恥骨が一番痛んで脚をジッとしていられず
ずっとジタバタしていた

これがあと何時間?
これから先もっと痛くなる?
産むまで家に帰れない
夫に会いたい、ルイ(犬)に会いたい

恐怖と不安で涙が出てきて
早くもメンタル崩壊・ホームシック爆裂


そして眠れないまま夜は深まり深夜1時

痛みで眠れないし、誰かにそばにいて欲しくて
呼んでいいか不安だったけどナースコール

様子を見に来た助産師さん
「痛くて眠れません」とべそかく私に

「でもね、今体力温存しておかないと
明日の出産まで持たないよ。
睡眠不足だと陣痛もどんどん微弱になって
お産が進まなくてつらいよ」

とド正論ぶちかまされる。


分かってる…分かってる…
そうですよね、私が弱いんだよね


って、頷きながら話を聞くうちに
また涙がポロポロ


すると優しく手を握ってくれて


「ここにいるからね、腰さすってあげるね」


と私の壊れたメンタルを察してくれて
優しく腰を撫でてくれた
ここから人が変わったように優しくなった助産師さん

痛みが来たら

「息を吐いて、そうそう上手上手」

と褒めてくれて、その優しさでまた涙がポロポロ


「お母さんになろうね。
こうやって頑張れるから女は強いんだよね」


心地の良い声でそう囁いてくれて
素直に頼って良かったと思ったし、
それだけで心が救われるようだった


かれこれ1時間ほど付きっきりで
腰をさすってくれたが、
他の助産師さんに呼ばれて席を外される


寂しくなるけれど、頑張って一人で
痛みに耐え、呼吸に集中


その後、夫から心配の電話


ホームシック爆裂中の私には
声聞くだけで泣けてきた


朝4時
どうやらさっきの助産師さんが呼ばれたのは
急遽お産が始まったかららしい(後から聞いた話)

私がいる陣痛室から、分娩室は近く
厚い壁越しでも聞こえる叫び声

およそ一時間続いたその叫び声に震える


とうとうその日は一睡も出来ず
明け方様子を見に来てくれた助産師さんは
急激なお産対応でお疲れ気味


「1人にしてごめんね、
急にお産が入っちゃって💦
経産婦さんでね、3人目の出産だったんだよ〜」


そう明るく話してくれたけれど、
3人目の出産でも一時間響き渡った叫び声に
初産婦の私はどうなるんだと、
更に恐怖を煽られたのであった



次回に続く

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