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【献立日記】すき焼き

2024.5.14(火)
東京 晴れ 21℃

●すき焼き
●冷やしトマト

夕食の献立


2日ほど風邪でダウンしておりました。
なかなか厄介な風邪でした。いや、まだ完治しておらず、長引く気配すらしています。

ピークを超えた日曜日の夜のこと。
食欲は出てきたけれど、まだ料理はできず、夫と娘がお弁当を買いに行ってくれました。
帰ってくると、娘は何かを秘密にしている顔をして、明らかにソワソワしています。
しかし、元々そういうアンテナが鈍い私、体調不良にあってはそれを察する余力はありません。

娘が無事に隠し通せたのは母の日のケーキ。
夕食後に満を持して登場。お手紙と折り紙で作ったカーネーション付き。

な、何と!えー嬉しい!!

この胃腸でケーキが食べられるのかという不安を差し置いて、素直に嬉しくて最大限感動。
娘をぎゅっとして、声があまり出ない喉で何とか感謝を伝えると、娘もぴょんぴょん跳ねながら嬉しそうにしていました。
この時を噛みしめなければ。こんな景色はあと何年見られるのか。

そしてケーキは夫の配慮か偶然か、軽いムースのようなケーキだったので、ペロリといけました。

翌月曜日も不調。火曜日にようやく復活し、まだ本調子じゃないれど、そろそろご飯を作ります。


ふるさと納税の返礼品の佐賀牛切り落としがちょうど届いており、解凍してあったのでもう使わないといけません。すき焼きにする予定で材料は揃っています。

にしても。病み上がりでこんなヘビーなものを食べて良いのか。
けれど、もう後戻りはできない。
解凍するというのはそういうことなのです。

私が寝込んでいた間、てきとうな飯を食べていた夫と娘にたくさん食べてもらおう。うん、そうしよう。

そんなわけですき焼きです。

すき焼き

割下は、小鍋で一度煮立たせて、あくを取っておきます。

沸騰させる
アクを取っておく
野菜を切り終えました

白菜は1/4をざく切りにして、今日は半分使い、残りの半分は明日の夕食へ。

白滝はあく抜き不要のものを使いましたが、必要があれば軽く茹でてあく抜きし、食べやすい長さにカットします。

鍋に油をひいて、ネギを焼きます。
牛脂があれば牛脂で。

続いてお肉を1/3〜半量入れて軽く焼き、割下を注ぎます。

他の具材も入れていき、残りの割下を注ぎます。

蓋をして煮込み、煮えたものから生卵につけて頂きます。
この為にちょっといい卵を買ってありました。

材料(4人分)
牛肉…500g
白菜…1/8個
長ネギ…1本
人参…5センチ
えのき…1パック
しいたけ…5〜6枚
豆腐…1丁
白滝…1パック

(割下)
醤油、みりん…各150cc
砂糖…大さじ6
水…100cc

冷やしトマト

煮込み中の箸休めに、キンキンに冷やした冷やしトマトをスタンバイ。
美味しそうなミディトマトは、シンプルに塩と、マヨネーズで。

冷やしトマトには松田のマヨネーズを推したい。
ちょっと贅沢にトマトを味わえる濃厚マヨです。


いただきます。

煮えた煮えた。
この食べ物は贅沢のかたまり。
割下を自分で作るとよく分かる。砂糖の量がお菓子づくりの量。
栄養価も高いけど、脂質も糖質も高い。

でもそんなことは気にしないで食べるのがお約束。
思う存分、この贅沢を味わうのです。

数日ろくなものを食べていなかったので、体が一気に吸収している感じがします。

めでたい日に食べるすき焼きとはまた違う、病み上がりのすき焼き。
これはこれでありがたみがあります。


2ターン目を煮込む間、冷やしトマトで休憩。
歯にしみるくらい冷やしたトマトは、のどごしが最高。
こってりとした口の中がリセットされて、また気持ち新たにすき焼きに向き合えます。

しっかり煮えた牛肉もいいけど、さっと煮た牛肉も美味しい。
2ターン目はそんなぷりぷりの牛肉を味わい、ご飯を巻いて食べたり、自由にやるのが醍醐味です。

ちなみに、シメはうどんが美味しいですが、うちではみんな白飯を食べたいので、うどんまでたどり着けません。
今日も一応用意してありましたが、使わずに終わってしまいました。

もしお肉とうどんが余ったら、翌日に肉うどんにしても最高です。暑かったら、おろし肉ぶっかけも◎

みんなお腹いっぱいになって、また明日から頑張れそうです。

ごちそうさまでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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