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星野道夫さんのクマ

「くま」
と、聞いて一番初めに思いつく
「くま」
は、
なんだろう。

例えば絵本の世界なら

くまのプーさん
はちみつが大好きな
可愛いプーさん

でも
現実の世界の
「くま」は

「熊」

昨今
人間との距離が
難しい問題になってしまっています。


そんな自然のクマを
昔こんな風に想像していた

星野道夫さん

〜大都会の電車に揺られている時、雑踏の中で人込みにもまれている時、
 ふっと北海道のヒグマが頭の中をかすめるのである。
 私が東京で暮らしている同じ瞬間に、同じ日本でヒグマが生き、呼吸を
 している‥確実にこの今、どこかの山で、一頭のヒグマが倒木を乗り越え
 ながら力強く進んでいる‥。そのことがどうにも不思議でならなかった。

10代の頃に思ったその不思議さは自然への憧れになり
アラスカへ移り住んだお話しが綴られています

「長い旅の途上」
        星野道夫
           文集文庫

写真家で
探検家で
詩人

オーロラのダンスの夜を写し
10万頭のカリブーの群れの海を追い
流氷の音を聞き
ザトウクジラが海から宙に舞うのを待つ
冬眠から覚める熊を巣穴の近くで待つ間‥
いつの間にか昼寝をしてしまった
なんて凄いエピソードも!

原野森林
氷河‥

文庫ですが
少しだけ紹介されている
その写真からは
温度が伝わってきそうな
深い深い自然の姿です。


星野道夫さんは
最後はカムチャッカで熊に襲われて亡くなってしまわれました。

でも、
星野道夫さんはかつて、人の住む場所から数百キロも
離れた北極圏の原野を訪れたとき
もし熊が存在しないのなら、僕はこの土地に来ないだろう
たとえそれが点のように離れていても
一頭の熊はその広大な原野をひきしめる。
そしてこの土地が自分ではなく、
このクマに属していることを知る。
と。書いておられました。

余談ですが
星野道夫氏の書籍に出会った頃、友達が素敵なコーヒー屋さんを見つけたの
と連れていってくれたカフェ。
店主の方が、「見て!みちお!凄いでしょ!」と友達を紹介する様に
大きな星野道夫氏の写真集を広げて見せてくれて、不思議な偶然だった事を思い出しました。
(そして、その方の名前が漢字こそ違ったものの私と同じ名前だったのです。)

おや?
記事を書いていて
図書館にいって久しぶりに
星野道夫さんの大きい写真集を見たくなっちゃいました。

最後まで読んで頂きありがとうございます。☺️

これまでも
記事を読んでいただいて
スキをして頂いたり
フォローを頂いたり
ありがとうございます。

色々な形で
自分の記事を紹介して頂きまして
ありがとうございます。
本当に感謝です‼︎

嬉しくて
嬉しくて
ワクワクです。☺️
ありがとうございます。

こうして今好きな事が出来ている事に感謝です。


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