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【難関大志望者向け】勉強習慣を着実に身につける7ステップ

素晴らしい勉強法をいくら知っていたとしても、実際に勉強しない限り成績は上がりません。

また、1日15時間勉強を1週間だけ続けたとしても、その後全く勉強しなければ半年後にはほとんど忘れてしまっているでしょう。

はっきり言って、勉強は継続できるかどうか?にかかっています。

安定した勉強習慣を身につけること。これこそが難関大合格への最短ルートと言っても過言ではありません。

では、どうすれば勉強習慣が身につくのか?今回は7つのステップをご紹介します。

ちなみに、おにい🐥が高1高2で勉強した時間(年間トータル)は以下の通りです。

高1:1125時間
高2:1380時間

詳しくはこちら↓

もし、おにいよりも勉強時間が少ないようでしたら、きっとこの記事は読む価値ありです(多い方は素晴らしいです。本記事はスルーしてその調子で頑張って下さい!)。

それでは、いきましょう。

1.なぜ難関大へ行きたいのか?整理する

動機は内なるエネルギー源。内側からのエネルギーが高い人ほど、継続的に勉強を続けることができます。

受験はマラソンのような長期戦です。しょっちゅうエネルギー枯渇を起こしているようでは、長時間の勉強が必要不可欠な難関大への切符は手に入りません。

安定して机に向かい続けるために、難関大を目指す強い動機を手に入れましょう。

例えば、以下のようなアプローチが有効です。

・実際に現地に行ってみる
・難関大に入ることで得られるものを整理してみる
・モデルケースとなる難関大出身者をYouTubeなどで探してみる

実はこれ、全ておにいで効果実証済。強い動機に結びつく結果となったものばかりなのでオススメです。

2.青春を勉強に捧げる覚悟を確認する

難関大に合格するには、高校3年間で4~5000時間は勉強しなければなりません。

要領が良く、才能がある一部の天才はもっと少ない時間で合格してしまうかもしれませんが、一般的な秀才が目指すのであればしっかり時間を確保することが重要です。

これは高校3年間の余暇(青春時間)の大部分を占めることになります。

受験勉強=青春と捉え、部活や恋愛、学校活動、課外活動、スマホやゲームなどはそこそこに「自制」して過ごす覚悟を持てるか?天秤にかけて一度考えてみて下さい。

しっかりと向き合い、一度でもきちんと覚悟を決めるのはとても重要です。

そうは言っても、好奇心旺盛で多感な時期ですから、3年間安定して勉強し続けるのはなかなか難しいところ。

おにいの場合は、部活や恋愛、学校行事にのめり込んだり、スマホに大量の時間を溶かしたり、普通に何度も失敗しています。。

ですが、色々と苦戦しながらも、自ら振り返り、諦めることなく試行錯誤を繰り返しています(高2の正月に、とうとう友達に脱スマホ宣言しました)。

時には流されたり、うっかりのめり込んだりすることもあるでしょう。

それでも、何度も立ち上がり、自分を律し、勉強と向き合い続けるには、前述の強い動機と一度決めた覚悟が必要です。

3.仮でもいいので志望大学を決める

志望大学は仮でも全然いいので、1日でも早く決めてしまいましょう。

志望大学を決めるメリットは、何と言っても勉強計画の立てやすさ。

数学や英語の先取りスピードや、合格までに必要な勉強時間、応用問題対策に要する時間や必要な参考書レベルなど色んなことが決まっていきます。

例えば東大理一なら、

・高校3年間で4500時間以上は勉強する
・高2までに英語と数学は全範囲入試標準レベルまで完成
・理科は高2までに1科目だけでも先取り学習修了
・高3は理科2科目完成を急ぎ、その後過去問演習
・高1高2の間は、河合全統模試で国英数各教科で偏差値70を目指す

こんなイメージで決まっていきます(個人差があるのであくまで一つの目安としてご覧下さい)。

この辺りの見通しが立てられる人と漠然と勉強する人とでは、日々の勉強の目的意識が全然違います。

この目的意識が勉強効率を跳ね上げる重要な要素となり、日々の勉強を豊かなものにしてくれます。

漠然としたままで長時間勉強を続けられる人はそう多くはありません。目的意識を持ち、毎日着実に志望校との距離を埋めるような、メリハリある勉強を心がけたいですね。

そのために、途中で変わっても全く問題ないので、一旦志望校を決めうちしちゃいましょう。

4.志望大学を本気で目指せる環境を揃える

志望校が決まったら、すぐに環境づくりに動き出しましょう。地域の格差はありますが、それでも今の時代は色んな工夫ができるはずです。

・実際に合格した人の話を聞く(リアルでもネットでも)
・入試日に合格最低点を取るから順番に逆算しながら学習計画を立てる
・学習計画を実現するための参考書や塾の活用を検討する

まずは志望校に合格するための情報を集めるのが先決。できれば何とか一人、直接会って話を聞けると一気に現実味が増してきます。もし難しいようなら、オンライン塾などの無料相談を活用してみるのも手です。

とにかく志望校の入試をよく知る人と直接会話して、目指すべきゴールとその途中の中間目標を決め、あなただけの合格ルートを作りましょう。

ゴールと中間目標が見つかれば、あとはそのルートを必死に進んでいくだけです。毎日着実に進められるよう、コーチングしてもらうサービスだったり、理解が深まる授業を提供してくれる塾などの活用も検討して下さい。


ここまでお疲れ様でした。

一見、勉強習慣を身につけることとはあまり関係なさそうな話題が続きましたが、私はメンタル面の下準備こそが強固な勉強習慣を後押ししてくれる土台となると考えています。

難関大を目指す強い動機と覚悟、そしてワクワクする志望大学の決定、実際に合格を目指せる環境づくり、ここまで揃えば日々の生活の中に勉強時間を取り入れるだけです。

この次からは、日々の生活に安定した勉強時間を組み込んでいく方法についてお話していきます。


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