スペース(X)あるある①
初めまして義座衛門(ぎざえもん)も申します。
X(旧ツイッター)にはスペースという匿名相互でお話が出来るプラットフォーム(空間)が存在します。
現在かなりのXユーザーが参加して日々自身の活動や日常について、呟き(文章)では語りつくせない感情や思想を発信しあっています。
日本人は基本人見知りで対面では思いの丈を素直に言えませんがこのスペースで人が変わったように饒舌に話す人の数は枚挙にいとまがありません。
私自身もヘビーユーザーで週50時間はスペースにいます。
そんな声だけで繋がった世界の人間関係をご紹介させていただきます。
炎上商法のやり方とは?
スペースで多いのがこの「炎上商法」です。爆発的にインプレッション(閲覧回数)が稼げて注目が集まる方法です。
ここでは炎上のスキーム(方法)の一例を紹介します。
ある仕掛け人(30代男性)がスペースのホスト(女性)と会話していた時のことでした。
登場人物は3名とリスナー80人
(炎上の)仕掛け人、人情味のあるホスト、意見を言いたいスピーカー
仕掛け人「女はすぐ感情的になる。特にオバサンはすぐ若い子に嫉妬する」
ホスト「そういう人もいますよね」
仕掛け人「やっぱりオバサンのやきもちですかね!いやだねオバサンは」
スピーカー「ちょっと!ホストも女性なんだからもっと言葉遣いに気を付けなさいよ!」「最近の若い人は目上の人間に対して敬意が足りないのよ!」
仕掛け人「会話の最中に勝手に割り込んでくるあなたの方が失礼ですよ」「全くオバサンは常識を知らないから厄介極まりない」
ホスト「私の仲間に向かって何てこと言うの!!」「謝りなさい!謝罪が無ければスピーカーから落とすわよ!!」
リスナー「そうだ、そうだ!!」「生意気だぞ」「出てけー」
その場所は仕掛け人を中心に地獄絵図に変わりました。
仕掛け人の心の声「気持ちいい…。馬鹿だな~。全員俺の手の平で転がされていることに気付かない」
「他人の物差しと自分の物差しは寸法が違う」
人は判断される(批判される)ことを極端に恐れます。
誰もが「怒り」の感情を自分には向けて欲しくないものです。
しかし炎上商法の方は自分に向けられた怒りの気持ちが何よりも得難いエナジーになるのです。
人は褒めることは嘘でも出来ますが本気で怒ることに嘘はつけないのです。
そして「陰と陽」では陰気の方が簡単に人から人へ伝達します。
つまり炎上商法の方「自己肯定感が高い人」です。他人から自己肯定感を奪って自分のモノに出来る「エナジーバンパイア」だからです。
愛の反対は憎悪ではなく無関心です。憎悪は愛情の一種です。
無関心という無視ではなく憎悪という歪んだ愛情をこの上なく好むことが出来る炎上商法の方は「愛の達人」と言えます。
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