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実在するブラック企業の実態

今回の記事の目的


今回は、実際に存在するブラック企業の体制をお話ししますね。
これは、以前書かせていただいた『孫子の兵法書とビジネス』という記事の中でいう『敵を知り』の部分に当たります。

この記事を参考にし、世の中にこんな変な企業があるのかと笑っていただいたり、今後の人生でブラック企業の求人に騙されないよう対策していただきたいと思います。

ブラック企業の定義

実は、ブラック企業と言っても、しっかりとした定義は無いんです。
それはもちろん、人によってブラックの基準が違うからなんです。
ここでは、次の定義によりブラック企業を定義したいと思います。
・求人情報の記載事項と乖離がある
・社員の離職率が高い企業
・メンタル崩壊した社員が多い
・年間休日が90日以下
・パワハラの常態化があり、改善がされていない

本当にあった求人の注意点

土日祝休み
・会社としては休みだが、実は休日出勤が常態化している。
・振替日を上司に決められ、平日で取る事で割増賃金を相殺している。
※完全週休2日制(土日)と描いてあっても入社後に実態が違う場合もあります。

残業ほぼ無し
・タイムカード上はほぼ無いが、サービス残業が常態化している。
・事務処理に関しては、タイムカードを切ってから行う。
・残業が1時間単位でないと反映されない。
※本来は分単位の支払いが推奨されています。(今だにそうで無い企業って…と考えた方がいいでしょう)

フレックスタイム制
・フレックスタイムのはずだが、必ず上司よりも早く来るよう強要される。
・早出は認めるが、早退できない。
・システムはあるが使えない空気感がある。
※新人は必ず1時間早く出社し掃除し自主勉強しろ!などのパワハラがある場合も

離職率5%以下
・どの期間での話か不明確であり、実は直近1か月以内かも…

会社経費で資格取得可能
・取得を強要され、取れないと減給となる。 
・取得しても給料に反映されないのに資格を使い倒される。(長い目で見れば、資格費用   が払えるぐらいの価値がある場合は損です)

アットホームでなんでも話し合える。
・休日も呼び出され、上司に使われる。
・プライベートな内容を言わせる。

始業時間
・9時からとなっているが、8時から謎な仕事準備時間や朝礼や清掃がある。
・そもそも始業も就業も違っている。

転勤
・転勤無しのはずが転勤を強制される。
・転勤しても手当てが付かない。
・転勤先の住居費がほぼ実費か、住居が共同生活になっている。

交通費支給
・営業等で外周りに関する交通費が実費になっている。
・交通費が自宅から直線距離で計算されている。

20代が活躍中
・会社がベンチャー企業である場合は問題ありませんが、操業20年程の企業でこの文面の場合は殆どの場合、離職率が高いので要注意です。
そもそも、人が育てれないか、生活が成り立たない場合もある

.....か..書ききれない...

ブラック企業

離職率が高い

離職率とは、ある期間内での
離職者数÷従業員数×100
で表されます。
実際にある企業では1年で10人入社し13人退職したなんて企業もあります。
離職という事は、この企業にいては将来性が危ういと感じたり、メンタル的に耐えれないといった状態であったり、生活が成り立たないといった状態の場合がありますが、これらを感じた場合はいち早く離職または転職する事をお勧めします。
早期であれば、精神的にも経歴的にもダメージが少なく立て直しが利きます。

上司・部下からのパワハラ

一般的にパワハラと言えば、上司や先輩からのイメージがありますが、部下からの場合や集団での場合もあります。
社長編
社長がワンマンであり自分に意見してくるものは全て悪と考え、理解が出来ない提案や技術に関しては、謎の常識案を出し、こんなことも解らないのかと他者がいる前で罵倒しごまかす。
『俺がルールだ!』の一言で全てを片付ける。
上司編
『おい』『お前』で部下を呼び『バカ』『あほ』『※ね』などを日常的に発する。
いざという時は、誰よりも早く逃げ、『原因はあいつが悪い』と押し付ける。
抽象的な指示を出し、間違うと罵倒する。
部下編
間違った事を上司の指示が悪いとし、他者にありもしない事を言いまわる。
業務内容以外は集団で無視をする。

これらはほんのほんの一部ですが、ここからは、上記の対策を書きたいと思います。

対策として

防具は必要です

まずお伝えする事は、
全ての人に対して100%完璧な企業はありません。
悲しい事ではありますが事実です。
だからこそまずは、
じぶんの中で絶対に譲れない条件を3つ決めてください。
その上で、対策や情報をしっかり見つけてください。

土日祝休み・残業ほぼ無し・フレックスタイム制離職率5%以下・勤務時間・転勤・交通費等
・これらの対策としては、ネット内の書き込みを探してください。
ただし、書き込みを行っている方は、基本的には既に離職して情報収集を行っている方か、在職中か求人募集中の企業の人事担当者の場合が多いので、情報にバイアスがかかっている場合が多くあります。
完全には信じず、ある程度で捉えてください。

アットホームでなんでも話し合える😜
・この言葉には絶対に近づかないのが1番の対策です。
基本的にこの言葉を使う企業はブラック企業である可能性が高いのは有名な話ですが、今でも使っている企業は、改善もしないし情報を入れない社風であったり、社長が決めていて変えれない可能性が高い企業です。
私が以前受けた面接でも、文面は社長が考えたと言っていた企業はいくつかありました。

👑経験上最も避けるべき企業とは🔥

これは、私の経験で最重要項目として、絶対に避けるべき内容です。
それは...
💀家族経営企業💀
この業態の場合は、私の経験上ほぼブラックと考えて問題無いです。
家族経営の場合、どうしてもなれ合いや忖度が定常化してしまい、家族以外の社員から見るとどうしても納得が出来ない忖度や一族による甘えが多く出てきます。
また、ひどい場合は会社の経費で個人の私財を買っていたりする場合や社用車として登録し、自家用車として通勤のみで使用している事が多くあります。
これが税金対策ならまだしも、利益が出てないからという事で昇給しない事が多いです。
また、線引きが曖昧な為、家庭の問題を社員を使って解決している会社も多くあり、社長が独裁国の王様になっている場合が本当に多くあります。

家族経営だけは絶対に避ける事をお勧めします。

まとめ

本当にあなたの求める条件に合った企業というものは、ほぼありません。
ただ、少なくとも今回の条件に当てはまる企業さえ避けて探せば、ブラック企業に当たる確率は減らせると思います。
今回ご紹介した内容以外にも対策はあくまでも一部にすぎません。
更に詳細を知りたい方は、ご相談ください。
貴方の気質に合った企業探しをお手伝いいたします。


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