多摩川の見守り人 レオ

植物や公害の現地などを見たくて全国各地へ自転車で出かけた。フエリーや輪行袋などに入れ出…

多摩川の見守り人 レオ

植物や公害の現地などを見たくて全国各地へ自転車で出かけた。フエリーや輪行袋などに入れ出かけた。気が付くと、日本全国の県などを回っていた。さあ~これからは海外を走るぞと思っていた。今は第3の青春!!

最近の記事

多摩川の生き物とヒト その218 番外 埼玉県立自然の博物館へ  ‘24/4/20

埼玉県長瀞近くを流れている荒川沿いに埼玉県立自然の博物館がある。ここで「入間川流域の自然遺産調査から見えたこと」と言う企画展が行われているという事で、見学に行った。 寄居経由で眼下に秩父鉄道の線路を見ながら長瀞へ。途中で石灰石を満載した貨物列車とすれ違う。貨車が10両と多く、しかも、荷物が満載で嬉しいが、荷物が武甲山を壊した石灰石という事でやや複雑。 長瀞駅の駅前の蕎麦屋さんで昼食。ハードなソバで天ぷらもおいしかった。 線路沿いを進んだら自然の博物館に出会った。入り口付近には

    • 多摩川の生き物とヒト その217 水系 昭和用水堰付近の調査   ‘24/04/20

      多摩川では羽村堰改修工事や多摩橋左岸護岸工事が終了し、やっと、静かに落ち着き始めた。睦橋から五日市線鉄橋までの左岸のサクラ並木は葉桜となり、人ごみも無くなった。そういえば、羽村のチューリップ祭りでは祭り終了後、花は全て刈り取られていた。もう、球根を大きくするよりも、花を見に来させないようにしているのだろう。 逆に、根がらみ田んぼ前のオドリコソウ公園では文字通り、オドリコソウが咲き誇り、外来種のキバナオドリコソウもあった。入れ替わるように、ヒガンバナが黄色くなり、眠りにつこうと

      • 多摩川の生き物とヒト その216 水系 新緑の海沢へ        24/4/16

        東京都奥多摩町にある海沢(うなざわ)へ。ソメイヨシノは散ったが、所々でヤマザクラが咲き、新緑が眩しい。素掘りのトンネルを抜け、ゲートを越え、海沢へ。ゲート付近にはいつもカモシカがいるが、今日は出会えなかった。どこかへ行っているのか。林道は冬季などの影響もあり、いくつもの穴が開き、落石も多く、一般道ではなく、作業用としての林道という事を改めて実感する。 海沢園地に着く。この先の大楢峠方面へは崩落のため、通行禁止になっていた。イヌナズナやアメリカスミレサイシンが出迎え、サワグルミ

        • 多摩川の生き物とヒト その215 ヒト トカゲ釣り         24/4/14

          職場の元同僚たちと青梅へ。同僚の祖母の方が青梅の旧家に住んでいて、その方の家にはトカゲが多い事を聞いていたためだった。 10時前に青梅駅に集合。久しぶりのk氏の元気な顔、続いて、M氏の顔も。元気そうで何より。駅前から近くの青梅街道に面しているA氏宅へ。このお宅はA氏屋と言い、いつも、自転車で目の前を通っていて、知っている店だった。 「こんにちは」と言って、店の横にある細長いホーチミンルートのような道を入って行くと、津雲邸と同じように段丘崖に住宅がある。隣家も密集して接している

        多摩川の生き物とヒト その218 番外 埼玉県立自然の博物館へ  ‘24/4/20

          多摩川の生き物とヒト その214 水系 レンリソウを捜しに         秋川合流点付近へ     ‘24/4/13

          妻の気分転換を兼ねて八王子市高月付近の秋川合流点に向かう。このあたりはNHK番組「ダーウィンが来た!」で、多摩川トライアングルとして紹介されている自然が豊かな所でもある。 高月集会所前を通り、田んぼの中の農道へ。高月浄水場横を通る。途中の池にはカモ達がいない。もう、シベリアなどへ帰ったのか。 ミツバチの巣箱の周りをハチたちが飛び交っている。巣箱を過ぎてから車を停める。多摩川の堤防に出る。 近年、護岸工事をした所は時の経過とともに土に埋まってきているが、まだ、白いブロックが顔

          多摩川の生き物とヒト その214 水系 レンリソウを捜しに         秋川合流点付近へ     ‘24/4/13

          多摩川の生き物とヒト その213 水系 レンリソウを捜しに 福生      五日市線鉄橋へ       ‘24/4/12

          以前、レンリソウがあった福生市五日市線橋梁付近についてまだ、生えているどうかを見に行った。 羽村堰下橋下流の羽村堰改修工事は終了したが、残ったワンドはこれからどうなっていくのか、見守っていきたい。また、いつも堤防から見下ろしていたが、いつか川辺に出て、アケボノゾウなどの化石はないか、ワンドや付近の植生の回復具合と合わせて、見ていきたい。これらの回復具合や化石を写真などで記録していきたいと思う。 春風にそそられて、待望のサクラもまだ、咲いている。今年(2024年)は開花が早い

          多摩川の生き物とヒト その213 水系 レンリソウを捜しに 福生      五日市線鉄橋へ       ‘24/4/12

          多摩川の生き物とヒト その212 水系 所沢市 金仙寺へ      ‘24/4/11

          シダレザラで有名な所沢市郊外にある金仙寺(こんせんじ)へ。妻がコロナ明けでリハビリも兼ねている。 金仙寺脇の急坂をグ~ィと上り、金仙寺へ。階段を避け、脇から入る。途中には花壇があり、コボレ種から大きくなったビオラやムスカリなどがきれいに咲いている。隣にある墓も花に囲まれている。花に囲まれた所に眠りたいと一致する。 少し、歩くと金仙寺の境内へ。シダレザクラはすでに満開が過ぎ、花がチラホラだけしかなく、すでに葉桜の状態。それにしても、シダレザクラは平屋のお寺よりも、はるかに大きく

          多摩川の生き物とヒト その212 水系 所沢市 金仙寺へ      ‘24/4/11

          多摩川の生き物とヒト その211 水系自然観察会の下見 昭島から右岸へ。 日野用水を通り、谷地川へ  `24/4/7

          妻がコロナ禍になり、外に出られなかった。発症した3月21日から2週間経って、やっと食べられるまで、回復した。しかし、歩くのはよろけている。コロナだけではないと思うが。 水道道路から拝島駅を経て、駅近くのマンションにある池や桜並木を見つつ、昭島駅へ。途中の玉川上水にかかるサクラは今が盛りで、美しい。 昭島駅南口から川へと下っていく。途中の日枝神社に寄る。何か、面白い草はないかと捜す。ウラジロチチコグサ、チチコグサ、スズメノヤリなどはあったが、特に面白い野草はない。神社の横から出

          多摩川の生き物とヒト その211 水系自然観察会の下見 昭島から右岸へ。 日野用水を通り、谷地川へ  `24/4/7

          多摩川の生き物とヒト その210 水系 多摩川自然観察会 昭島から     日野まで 右岸       ‘24/4/21

          今年度(2024年度)最初の観察会。 昭島から拝島橋を渡り、右岸へ。秘境を通り、ナイアガラと勝手に呼ばれた日野用水堰を見て谷地川へ。昨年、歩いたコースの逆となる。参加者4名。 昭島駅に集合後、街中を歩き、日枝神社へ。坂を下り、境内へ。ヨツバムグラ、チチコグサ、ウラジロチチコグサ、などが咲いている。ブタナがヒトデみたいな面白いロゼットを広げ、花を着けている。「赤坂にある日枝神社との関係は?」鳥居の目の前に水路みたいのがあるが、吸い込み口がある。しかも、内部に管がある。「用水を埋

          多摩川の生き物とヒト その210 水系 多摩川自然観察会 昭島から     日野まで 右岸       ‘24/4/21

          多摩川の生き物とヒト その209 番外 「有毒植物の見分け方」の        講座           ‘24/3/15

          東京都東大和市にある西武拝島線東大和駅すぐそばの東京都薬用植物園で「有毒植物の見分け方講座」があった。植物分類学などの勉強のためにも参加した。 まず、講義ではトリカブト、ドクウツギ、ドクゼリの三大毒草の説明があった。また、良く起きるスイセンや珍しいアジサイ等の中毒にも触れた。スイセンとニラは確かに似ているが、慣れれば区別できるだろう。私は舐めたり、食べたりして、区別をしているが、事故防止などから改めなければならないと思った。 後半の園内見学では野外で植えられているトリカブト

          多摩川の生き物とヒト その209 番外 「有毒植物の見分け方」の        講座           ‘24/3/15

          多摩川の生き物とヒト その208 水系 日野橋工事に伴う環境への影響について業者からの説明       ‘24/3/11

          日野橋工事に伴い、工事業者から工事に伴う環境への影響や配慮などを説明していただく機会があった。日野橋の工事完成予定は2034年(生きているかな)と長期に渡る。橋だけではなく、周囲も川の流れを閉め切ったり、また、貴重種などの特定の生物がいるので、影響が多い。 説明では、まず、どんな生き物がいるのか、植物や哺乳類などの生き物に対して、文献調査や調査結果により、説明していただいた。かなり、詳しく調査してある。 これらの調査に基づき、特にカワラニガナなどの貴重種をどう守っていくのかの

          多摩川の生き物とヒト その208 水系 日野橋工事に伴う環境への影響について業者からの説明       ‘24/3/11

          多摩川の生き物とヒト その207 水系 春を探しに 日野石田    ‘24/3/3

          レンリソウ等があるのか、気になったので日野市石田へ向かった。向かい風で後ろに追いやられる。 羽村大橋下流の工事は日曜日という事もあり、重機が河川敷に置いてあり、休んでいる。羽村堰はブルーシートで覆われ、養生中の様子。向かい風にあおられながら進む。 日野橋から転線し、右岸へ。日野橋のたもとから堤防を進む。堤防が赤くなっていてギョッとした。ここを抜けたら、おとなしい色となった。歩行者の部分が赤なので、塗り替えた物だった。塗り替えたばかりなので道が赤くなっていた。 中央高速を過ぎ

          多摩川の生き物とヒト その207 水系 春を探しに 日野石田    ‘24/3/3

          多摩川の生き物とヒト その206 水系 狭山湖へ          ‘24/2/1

          寒いが、狭山湖へ。 狭山湖は埼玉県所沢市にある巨大な水道水用人工湖。正式名称は山口貯水池。先輩には東大和市に多摩湖がある。共に水道水利用のため、周囲は開発されず、ヒトの立ち入りもできない。また、建設に伴い、羽村市玉川上水付近から760㎜の軽便鉄道を通したことでも知られている。 周囲は自然のまま保たれたので、野鳥や動物はヒトから迫害を受けず、安心できる聖域となっている。そのため、カンムリカイツブリなどの水鳥が多く来ることでも知られている。 この湖の近くや雑木林などに入り、水鳥

          多摩川の生き物とヒト その206 水系 狭山湖へ          ‘24/2/1

          多摩川の生き物とヒト その205 水系 秋川合流点へ       ‘24/2/28

          春の風、陽射しを受け、気になっていた右岸の秋川合流点へ。 永田橋を過ぎ、工事のため、直接、多摩橋へ行けず、迂回路を進む。多摩橋に出て、右岸へ転線。橋の上から左岸の護岸工事の様子を見る。川底まで届きそうになるぐらい深く掘り、白く輝く、新しい護岸ができている。完成したら、埋め戻すのだろう。近くには大きな山となっている残土置き場がある。 平井川沿いの自転車やヒトしか通れない細い道を進む。川べりのアシ原などにメジロが飛んでくる。ウグイス色が美しく、目の周りのシロが彩を添えている。

          多摩川の生き物とヒト その205 水系 秋川合流点へ       ‘24/2/28

          多摩川の生き物とヒト その204 番外 積水ハウスのイベント参加と     渡良瀬遊水地へ      ‘24/2/17

          我が家のハウスメーカーの「家に帰れば積水ハウス~」が一応、先進的に作ったと言う古河の住宅展示場において、イベントが行われるという事でノコノコと出かけた。美味しい弁当とタンブラーに目がくらんだ。 16号線を北上し、栃木県の古河市にある展示場に向かった。古河市では道の両側が巨大な積水ハウスの工場になっていて、その傍らにいろいろな仕様がある住宅展示場があった。その一つを案内していただき、勧められたのは甲斐駒ケ岳の麓に建てると良いと思う、広い、平屋風の別荘みたいな住宅。ストーブがあり

          多摩川の生き物とヒト その204 番外 積水ハウスのイベント参加と     渡良瀬遊水地へ      ‘24/2/17

          多摩川の生き物とヒト その203 水系 立川市左岸 勝手にゴルフ場       上の水辺へ         ‘24/2/11

          立川市左岸、勝手にゴルフ場上の川辺へ。ここも、二子などへ行く時、通過するたび、気になっていた場所。 もう、午後になろうかの時、出発し、立川を目指す。日野用水堰や堰の対岸までも見渡せる。冬枯れの今の時期ではないと見えない光景。立川の牛群の地形を見ながら、立川市の緑地広場へと下る。 この広場から川へ出る。小道を見つけ、進むと、粘土質で出来た川原に出た。上流に向かったが、ネダケが茂り、流れが迫ってきて、これ以上進めない。 引き返し、下流へ。新第3紀層を構成している粘土質の所を歩い

          多摩川の生き物とヒト その203 水系 立川市左岸 勝手にゴルフ場       上の水辺へ         ‘24/2/11