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【エッセイ】館山は早春の気配! 小さな幸せをたくさん見つけたい

館山ではスイセンが咲きはじめている。雪国ではスイセンが咲くのは3月のお彼岸ごろと聞くが、新年を迎えたばかりなのに早春の気配だ。
館山のある南房総は、冬でも陽があたると暖かく20℃近くまであがる。寒さ厳しい地域からみると恵まれている。

わが家の庭にも白いスイセンが咲いた。
スイセンは毎年同じところに生えてくる。
球根の草花は、芽吹いては枯れてを何度も繰り返し生命力が強い。

今年も庭に咲いたスイセン

昨年までは木の影になって、葉だけのびて花はチラホラだった。木を切って陽があたるようにすると、蕾がたくさんできた。
おひさまの光がどれだけ草花に影響を与えているかがよくわかる。


南房総は、1月〜3月は花のシーズンで花畑にはストック、キンセンカ、金魚草などが咲いて花摘みで賑わいをみせる。

おすすめは、館山の隣 南房総市白間津の花畑。
パーキングで車から降りるとストックのさわやかな香りに包まれる。花畑の南側はすぐ海で太平洋の濃いブルーに花々がよく映える。南房総の好きな風景の1つだ。

白間津のお花畑
花畑の中にある小屋で花を販売している


花畑の中には小屋が点々とあって、花農家のおばあさんが丹精込めて育てた花を売っている。以前、キンセンカとストックを買ったらオマケをくれた。
花農家のおばあさんたちは、本当によく働いている。夏に海女さんになって海に潜る人もいるらしい。会話をすると房州弁でエネルギーがあり、こちらが元気をもらう。

白間津お花畑の情報はこちらで見れます。
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お正月は自宅でゆっくりだった。
元旦と3日は透析日なので行ってきたが、元旦に透析というのはまだなじめない。
いつか透析も1日3食の食事を摂るように、あたりまえの習慣として考えられるようになりたい。

今年の「おせち」は、蒲鉾と伊達巻以外はほぼ手づくりで、私は雑煮を担当。
甘辛いものが多くて塩分が気になるが、縁起物なのでひと口ずついただいた。
栗きんとんは金運、エビは長寿、黒豆は健康・・すべて意味があるそうだ。

わが家のシンプルなおせち

庭に咲いたスイセン、花畑のストックの香り、シンプルなおせち、どれもささやかなものだけれど、そんなものに小さな幸せを感じるとちょっぴり心が豊かになる。
今年はスローな暮らしの中で小さな幸せをたくさん見つけていきたい。


【追伸】
今年はお正月から大きな地震と飛行機事故があって驚きました。
被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

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