記事一覧
時間(知的障害のある息子とのこと)
この文は、2017年9月に書いている。
朝だ。
リビングから、長男と妻のやりとりが聞こえてくる。
「青くん、何食べる?」
「タベナイ」
「食べないと学校間に合わないよ」
「ガッコウイカナイ」
長男の青はもうすぐ七歳、知的な障害のある自閉症、
特別支援学校小等部の一年である。
リビングへ行ってみると、腹を出してフローリングに寝転がっていた。
「青くん、学校行かないの?」
「ガッコウイカナイ」
無知(そして突然、育児を知る)
2014年1月
2013年、春に長男が
「知的な遅れのある自閉症」と診断されショックを受けていたら、
二人目の妊娠発覚。
夏、障害抱えた息子との向き合いに苦慮するうち、
二人目も男の子とわかる。
12月27日夜、妻の股間に出血あり、
病院へ行ったら切迫早産の危険でそのまま入院。
子宮の張りを抑える薬を常時点滴投与、終わるメドなし。
そんなわけで母と息子は離れ離れ、
父と息子はクレイマークレイマ