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202400501『響け!ユーフォニアム シリーズ』【2015~2024年アニメ/映画/小説】

【コメント】

2024年5月1日投稿

第3期4話までNetflixで視聴しました。3年生部長となった黄前久美子。部長大変だなと思いながら観ています。1期2期同様、様々な人間関係が描かれています。

第1話から入部の1年生部員かなり個性的なメンバー、さらにユーフォ希望の3年生転校生 黒江真由、演奏はうまい。

第2話、さっそく1年生すずめ、思い込みで部長に抗議する。自分が正しいと思い込む人は面倒くさい。

第3話ドラムメジャーの高坂麗奈が初心者にも厳しく、さらに出来ない子が早く帰る、そのことで意見が分かれて1年生が集団退部問題発生。そのことを聞いた黒江真由の冷たい本心。そして、初心者を励ます1年生サリーの気持ち「初心者の子に頑張ろうと励ましてるけど泣くばかりで、それ見てると私悪いことしたのかなって」この気持ち男性にないです。
久美子部長「さりーちゃん、ありがとう。おかげでまだ1人も辞めてないよ。正直ゆうと私も思った、初心者に合った練習するべきではないかって、でも上手くなりたい、後悔したくない、やってよかったって思って欲しい。部長って色々な思いを纏めるためにいるんだよね、だから全部私に持ってきて。だって、目指してる場所は同じだから」すごい!包容力。頼もしい。ついていきたいって思います。

第4話1年男子苗字で呼ばれると怒る求。
家庭の問題があり、みどりとしか話をしない。本人が部長に本心を話し部長より「気持ちは演奏に出る。心配しているおじいちゃん、友達にも話して。私は求くんにも北宇治のためにいい演奏をして欲しいって思ってるだけ」
またしても、名言になる久美子の一言でした。回を重ねるごとに内容が濃くなってます。

部長の軸は「皆で全国にいこう」だと思います。大きい会社の場合は難しいですね、売り上げを伸ばしたいのはCEOだけだから、売上伸ばすのは、CEOも株主のためで、本心では思ってないかもしれません。管理職、社員は完全に思ってない。家のローン返済して、家族が生活出来ることしか願っておらず、毎日我慢して会社に行っている。成長することもあるけど、次の日はリセット、早く定年退職したい、が本音でしょう。それが公務員、会社員。
中学生になったら自分が好きなことは何かくらいは言えないと、将来会社員、公務員では後悔するかもしれないですね。では、また。


2024年4月23日投稿

第2期全13話、特別劇場版『リズと青い鳥』および「久美子2年生編」劇場版2作品をNetflixで一気に視聴しました。今放送中の第3期は、「久美子2年生編」劇場版2作品を観たほうが感情移入し易いです。

女性の人間関係は、男性にはとても入り込めない特殊な結界があることを思い出しました。簡単に言ってしまえば、相手の気持ちを考えることが良い場合もあるが、思い込みや考え過ぎ、好き嫌いが、笑顔や無難な会話で隠されて、うまく行っているように見える。

この作品は、職場のチームワークにも参考になります。私の50代の職場は、契約社員の女性が20人男性5人でした。今では、あまり思い出したくない記憶もありますが、よかったと思える思い出もあります。
20人の女性全員が気持ちよく働ける職場環境にするのは、はっきり言って至難の業でした。

経験から言えることは「相手の話をよく聞いて、希望を探し当てること」を大事にして、「自分を相手に合わせることはしない」女性には嘘は通用しません。色々な経験させて頂きながら無事定年を迎えることができました。

仕事も、吹奏楽と同じ部分があると思います。色々な楽器が一つの音楽を奏でる、しかも毎年3年生がいなくなり、1年生が入ってくる。全員が技術を持ってるわけではない。先輩が後輩にやる気を出させて、一致団結して優勝を目指す。結果がいい時もあれば、よくない場合もある。
それも、経験として自分を磨いて、いつか楽しく仕事が出来ることを信じて、頑張ってきたことを思い出した、そんな作品です。リーダーとか主任にお勧めです。では、また。

【作品情報】

『響け!ユーフォニアム』、武田綾乃氏同名小説原作のアニメシリーズ。

第1期『響け!ユーフォニアム』2015年4月~7月、第2期『響け!ユーフォニアム2』2016年10月~12月。また、2016年、第1期の総集編映画『劇場版 響け!ユーフォニアム〜北宇治高校吹奏楽部へようこそ〜』が、2017年、第2期の総集編映画『劇場版 響け!ユーフォニアム〜届けたいメロディ〜』公開。

2018年、スピンオフ映画『リズと青い鳥』、2019年、新作長編映画『劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜』、2023年には新作中編映画『特別編 響け!ユーフォニアム〜アンサンブルコンテスト〜』公開。『誓いのフィナーレ』と『アンサンブルコンテスト』はまとめて「久美子2年生編」と呼称されている。

2024年4月からは第3期『響け!ユーフォニアム3』がNHK Eテレにて放送中。「久美子3年生編」が描かれる。

【概要】

著者の武田氏の出身地である京都府宇治市を舞台に、吹奏楽へ青春を傾ける高校生たちの人間模様が描かれる。練習熱心でなく成績も芳しくなかった架空の公立高校の吹奏楽部員たちが、受験や恋、仲間同士の衝突、親との確執など思春期特有の悩みを抱えつつ、若い新任顧問のもとで吹奏楽コンクールの全国大会出場を目指して奮闘するドラマが軽妙な筆致で展開される。小中学生時代に吹奏楽部へ在籍していた武田は、部活動時代の友人たちや母校である嵯峨野高校の吹奏楽部を取材し、自身の実体験も織り混ぜながら本作の構成を練り上げた。京阪宇治駅やあがた祭り、「大吉山」の通称で知られる仏徳山など、宇治市の名所や行事が作品の随所に登場する。

第1巻発売後にアニメ化が決定。武田はアニメ1期制作中に2巻と3巻のプロットを作って制作側に送っていたため、これが1期アニメの脇役キャラクターに反映されている。逆に、短編集の男子部員やスピンオフ作『立華高校マーチングバンドへようこそ』の主人公はアニメの影響を強く受けて書いたという。

【主人公】
黄前 久美子


声 - 黒沢ともよ

主人公。北宇治高校1年生で、担当楽器はユーフォニアム。姉の影響で小学4年生からユーフォニアムを始めている。出身中学校は「北中」で、中学でも吹奏楽部に所属していた。高校2年生となり新入生指導係を務め、3年生の代では部長となる。

加藤 葉月 声 - 朝井彩加

1年生。担当楽器はチューバ。久美子と同じクラスで後ろの席。中学ではテニス部に所属し、高校から吹奏楽を始めた。久美子が3年生の代では新入生指導係となる。


川島 緑輝(さふぁいあ)

声 - 豊田萌絵

1年生で久美子や葉月と同じクラス。担当楽器はコントラバス。前向きな性格。自分の名前を気に入っておらず、「みどり」と自称しており、久美子や葉月にもそう呼んでもらっている。吹奏楽の名門「聖女中等学院」の吹奏楽部でコントラバス担当だった。久美子が3年生の代では低音パートリーダーとなる。

高坂 麗奈

声 - 安済知佳

1年生。担当楽器はトランペット。久美子と同じく「北中」の吹奏楽部に所属していた。部活の他に専門の教室でレッスンを受けている。父親はプロのトランペット奏者。父親同士が音楽家であり入学前から面識のあった吹奏楽部顧問の滝昇に「LIKE」ではなく「LOVE」の感情を抱いている。久美子が3年生の代ではドラムメジャーとなる。


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