朝から、ちょっと怖くなった夫との会話。エッセイ~鳥と私~
今朝、「最近、向かいの田んぼの鳥(ケリ)鳴かなくなったね。」と夫に言った。
前回の記事はこちら↓
それはそれは、朝晩問わず、けたたましく鳴いていたので、やっと私にも安眠が訪れたというものだ。
すると、あることに気づいた夫は「もしや、おめえ、、、やっちまったのか?」
それは、前回の記事にも書いたのだが、安眠を妨害された私の脳が暴走し、鳥を追いかけまわすというシミュレーションをしていたからだ。
そういわれると、私も期待を裏切らないように、ニヤリとするしかない。
そんな私の不敵な笑みを見た夫が、「そういや~、おめえの顔、ケリに似てきたな。」などと変なことを言い出すので、なんだか私も怖くなってきて、慌てて「そんな訳ねーだろ!!」と言ったのであった。
先日から、田んぼの耕しが始まり、鳥たちも棲みかが侵略され、居られなくなったようだ。私が、追いかけまわしたりしなくても、時期が来れば、誰かが侵略してくれたのであった。
ー完ー
最後までお読みいただきありがとうございました。
ケリたちの声は遠くの方で聞こえているので、無事に棲みかを変えられたのだと思います。ご安心を。
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