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旦那が長期休暇の時は、決まって「おでん」

 旦那が長期休暇の時は、決まって「おでん」を作る。おでんを大量に作っておけば、2人暮らしならば何食分にもなる。
 私が仕事で家をあけている時でも、おでんなら、温めて食べてくれる。ほっておけば、旦那は、カップ麺ばかり食べている。栄養面でも気になるので、おでんは良い。

 ポイントは、旦那が好物の牛すじを、多めに買って、別鍋で仕込むこと。
 以前、大量の牛すじを大根や練り物と同じ大鍋で作り、牛すじの油のギトギトで、作った後、食べる度に汁を入れ変えた。例え脂抜きをした牛すじでも、ギトギトになる。他の食材まで、ギトギトにならないように分ける。よく考えてみれば、コンビニのおでんだって、牛すじは小さなポットに入り、油が混ざらないようになっている。

 私が、おでんを作ったきっかけは、旦那の実家に行った時、お正月に旦那がリクエストした、義母の手作りおでんを食べたことだ。
 私は、おでんと言えば、コンビニのおでんばかり食べていたが、義母の手作りおでんが、すごく美味しくて感動したのだ。あの美味しいおでんを、また食べたい。そんな思いで作り始めた。

 旦那が長期休暇に入り、私も休みの日、朝から、おでんを仕込む。この日は、午後から料理はしない。午後からは、読書をしたり、旦那とゲームをしたりして、ゆっくりと過ごす。
 私の休み時間を確保するためにも、おでんは最高だった。最初だけ、手間暇かけて作っておけば、後が楽なのである。お昼に浅めのおでんを食べたとしても、次、食べる時には、減った具材を足すだけだ。
 翌日、私が仕事の日でも、帰って、おでんが出来上がっているという安心感。これこそ、長期休暇に打って付けの料理だと、私は思う。


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