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ゲロチューの思い出

僕は酒クズである。
ある一定のストレス許容量を超えるとどうにも歯止めが効かなる傾向にある。つまりは飲み過ぎる。
このブログを書くにあたって今も片手にスト缶である。
今回は、そんな酒にまつわる忘れられないエピソードを紹介できればと思う。
路上でゲロチューをされた話。あれは、たしか二年以上前になるだろうか。僕は当時、大きめなプロジェクトに従事しており
終電ギリギリまで会社に残るということもザラだった。
ある日、そんな残業だらけの日々に嫌気が指し、同期と半ば仕事を放棄するような形で飲みに行ったことがある。その日はストレスのはけ口としてか、はたまたただ飲みたいだけなのか、とにかく浴びるように酒を飲んだ。
終電も近くなり、さすがにもう帰るかと店を出たところで事件は起きた。
店を出てしばらく歩いた交差点で突然同期がうずくまってゲロを吐き始めたのだ。
なぜそうなったのかよく覚えていない。まあ、吐いたってことはそういうことだろう。
正直びっくりしたが、そんなことに構っていられないほど酔っていた僕らはそのまま近くの公園のベンチで休憩することにした。
ベンチに座ってしばらくした後、同期は吐き気も収まったのか、おもむろに立ち上がり こう言った。
じゃあもう帰るか!と。
僕もそれにならってベンチを立つ。そのとき同期は何を思ってか口に指を突っ込む。そして吐瀉物に溢れた口でチューをしてきたのだ。正直、ゲロチューだった。
ゲロとゲロのぶつかり合いだ。
もうこれ以上の地獄を僕は知らないし知りたくもない。
口内に広がるこの不快感は筆舌に尽くし難いもので、忘れもしない。
僕のファーストキスの記憶を奪い去るほどの強烈な体験である。
そして、僕ら二人はそのまま終電も逃してしまい歩いて帰るか!と千鳥足で家路についたのだった。
本当にあれはひどい体験だった。今でも思い出すだけでゲロが口に戻ってくるような感覚に襲われる。
二度と思い出したくない経験の筆頭である。
あー、なんかこの話はあんまり人に話したくないな。だってこれ以上に気持ち悪い話を僕は知らないから……。
酔っ払った状態で書いた文章だからか、支離滅裂な表現が多いのは許してくれ……。

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