hocchi*

日常の思ったこと、詩を書いています。 他に本、映画、音楽など。

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  • 花について

    花が好き。その想いを言葉や画像に残します。一緒に癒されましょう。 不定期更新です。

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    自由気ままな感想を。

  • 現代詩

    生きている今、感じたことを詩にしています。 不定期更新です。

  • 介護逆転について

    8050問題を含むひきこもりと認知症の家族の日常。 重めの内容です。

最近の記事

今日は母の日だった

昨日娘から色合いが赤とピンクの花束をもらった。一日早いけど。 今日は心温まるメッセージカードをくれた。 思わず泣いてしまう笑 義母には露店販売のダリアに似たオレンジのマムと赤いカーネーションをあげて、今年1月に亡くなった母の遺影の横には黄色の小菊とピンク、紫のカーネーションを飾る。 母の日はデパート、スーパー等お花いっぱいに溢れ家の中もお花でいっぱい。 やっぱり花っていいな。

    • ジョンが最後に愛した人は? 映画『ジョン・レノン 失われた週末』鑑賞

      アーティストのドキュメンタリーが好きです。 たとえ製作者側が主観的かつ観客にある一定の印象を与えようと意図したものであっても。 人間には誰にでも実像と虚像があります。 見方を変えれば実像と虚像はウラオモテ。 ジョン・レノンもそう。 1973年秋頃から1975年の年明け頃までレノンと行動を共にした個人秘書のメイ・パン。どうやらジョンと当時ギクシャクした関係だったオノ・ヨーコが「あなた、彼と付き合いな(そんな軽い感じではなかったかもだが)」とメイ・パンをあてがったそうな。 元々

      • 《現代詩》思いがけず雨、そして晴れ

        さっきまで雨は上がったと思ってた でもまた降りだしたなあ 窓を開けて外へ出た 雨が中に入って来てしまうだろう 天気予報では 蒸し暑いって聞いたはずなのに むしろ涼しい 不安定なんだなあ 人の心もおんなじ いい日になるだろうと期待したら そうでもなかったり こりゃ参ったなと思ったら 上手くいったり 予想がつかない それを受け入れるならば 少しは 楽しく生きられる 何が起こるかわからない それを楽しめたら 余裕もできる 電車を降りたら いつの間にか晴れていた そ

        • 《現代詩》アルペジオ、たまにはストローク

          真面目過ぎてしまう 楽しく、がモットーのつもりが 自分はまだまだだと 追い込み過ぎてしまうみたい たまには大胆に気晴らししなよ “いつでも完璧”を目指さなくていい 誰もそんなに気にしちゃいない 嫌われたくないのはわかるけど アルペジオ、 たまにはストローク 時折ミュートしたって 君は君のリズムで 考え込むのも 程々にしないと病気になる 人の目を気にしたら ぎこちない動きになっちゃうよ たまには息抜きをしてみたら? 小まめに休憩タイムを過ごしてよ 誰も怠けてるなんて思わ

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        記事

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          儚いもの

          儚いもの

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          《現代詩》生きるって大変だ

          生きるって大変だなあ こんなにくたびれてしまって 生きるって面倒だなあ 頭ペコペコしちゃって あらまあ また同じことの繰り返し? 頑張り屋さんなんだねぇ あらやだ もっと楽するつもりが また苦手なこと始めちゃって だって求人広告には お掃除だけ。って それだけって聞いたのに すべてのことに 頭フル回転 こんなはずじゃなかった、、、 占いでは “自分に甘く” できるものなら とっくにしてる 完璧な人間なんていない それはわかっているが 甘さ加減がわからない すぐ

          《現代詩》生きるって大変だ

          『東京』 Mr.Children

          2008年12月リリースされたミスチル15枚目のアルバム『SUPERMARKET FANTASY』の収録曲。 “ロボットみたいなビルの街” は『東京』を象徴している、と歌う。 そして 描いた夢にたどり着けるのは所詮 “ひとにぎりの人だけ”だと知っているが、 分かってはいる。 “この街に大切な人がいる”から 頑張っているのだと。 また『東京』は “老いてく者を置き去りにして” 後戻りしない、と歌う。 “思い出がいっぱい詰まった景色”は 出来るだけ執着しないようにしてい

          『東京』 Mr.Children

          《現代詩》はじめの一歩

          勇気が出なくて 本当に怖くて 一歩踏み出せば あとは勢い 近づきたくて 近づけなくて 涙を飲むのは もうやめよう 振り返るな もう少しだから はじめの一歩 これからは進むだけ はじめの一歩 それまでの時間の長さ 追いつけ 追い越せ 気力とともに 足がすくんでも はじめの一歩

          《現代詩》はじめの一歩

          抗えぬ境遇の果て。映画『市子』鑑賞

          やっと鑑賞できた。スクリーンで。 『市子』である。 昨年暮れから気になる映画ではあった。 かなり重い内容だろうと覚悟し、鑑賞。 この映画を簡単に要約すると、訳あって戸籍を持たない市子が不条理な生活に限界を感じ、人を何人も殺めてしまう、といえば連続殺人を犯す女性の話、なのかもしれない。 しかしそれがこの映画の肝ではない。 主人公の市子が抱えている問題は現実社会で既に起こっているであろう、全く私達とは切り離された別の社会ではない、ノンフィクションに近い物語なのである。 人を殺

          抗えぬ境遇の果て。映画『市子』鑑賞

          《現代詩》憂鬱の波を慈しむ

          随分我慢してしまった 不器用すぎる我に慣れて 壊れるまで放っておいた 絶望という深淵に 吸い込まれるように意識を失い ふと気がつくと 多くの野次馬達が 驚いた顔を覗かせる 意外だなあ そんなに 考え過ぎるなんて そんな風に 見えていたのか 軽々しい群衆から逃れるように ただひたすら 走った やがて 永遠に広がる 海に辿り着き 深く息を吸い込み おもいっきり 吐き出した “この世はいつだって あっという間” 一瞬で消えてゆくなら いっそのこと 解放してあげるか

          《現代詩》憂鬱の波を慈しむ

          《現代詩》花が咲く季節

          花が咲く季節 まだ風は冷たいのに 誰彼ともなく そわそわし出して 別れもあれば 出会いもあり 未開の地を探ったり 現在(いま)という刹那に滞ったり 変わるもの 変わらないもの 過ぎゆくもの 留まるもの 行く果ては ひとり 群衆のなかで より深く感じ 静寂の脆さよ 雑音の儚さよ この世に 今確信できるのは いったい 何だろう 気づかなくていい 気づかない方がいい 不安と畏れが渦巻く それが 春なのだから

          《現代詩》花が咲く季節

          《現代詩》ゆらぎ

          容赦ない気圧のせいか 迫り来る花粉のせいか 哀しみに打ちひしがれたせいか 朝、目覚めるのが億劫過ぎて この先やっていけんのかな ニュートラルでいたいのにな せめてひとりの時だけでも やることがないわけではない やるべきことはたくさんある 放っておいてもいいけれど そのまま忘れてしまうのはまずい 本当に頼りたい人ほど遠くにいて やたら頼ってくる人はあまりに近い 距離感バグりすぎだろ 自由過ぎる身は かえって身の危険を感じてしまう すべてに解き放たれる日は 人生

          《現代詩》ゆらぎ

          傷つきやすい私は、立派な言葉を言う人より余計なことを言わない人の方が信用できるんだよなあ~

          傷つきやすい私は、立派な言葉を言う人より余計なことを言わない人の方が信用できるんだよなあ~

          桃の花

          来月はひな祭り。 昨年、ひな人形を出し忘れたので今年こそは!と重たいダンボール箱からお雛様を取り出す。 せっかく部屋に飾ろうとあくせくしている私に対し手伝って!と声を掛けても手伝うどころかスマホに夢中で全く関心のない二十歳超えた娘。 こりゃ縁も遠くなるだろな(余計なお世話)と思いつつお内裏様とお雛様と細々した小物を飾り付けてからはたと気づく。 お雛様の冠が、ない。 たぶん箱から出し忘れた! 貧乏性の私はひな人形を取り出したダンボール箱に赤い布で覆い隠してその上に人形を乗せて

          絶望のなかでも人は救える。映画『夜明けのすべて』鑑賞

          瀬尾まいこさん原作の小説の映画化。大好きな小説なのであまり期待しないようにしつつきっと泣いてしまうだろうと覚悟して鑑賞。 やっぱり泣いた笑 PMS(月経前症候群)を持つ藤沢さんとパニック障害を持つ山添くんの話。 二人とも病気の影響で周りの環境が変わってしまった。そして発作が起きる度に絶望を感じてしまう。 しかしそんな二人が出会うことによって互いの病気を理解し、自身の内面をも肯定できるようになる。 身体的でも精神的でも同じ病名だとしても人それぞれ症状が違う。そして自分が経験

          絶望のなかでも人は救える。映画『夜明けのすべて』鑑賞

          《現代詩》春は来る

          誰にだって 立ち直れない時はある 誰にだって 無理をしてしまう時もある それでも 誰にだって 春はやってくる 春と聞いて 嬉しくなる人も 悲しくなる人も 切なくなる人も 落ち着かなくなる人も 季節の 速度や長さが違っていても この地にいる限り 春はやってくる

          《現代詩》春は来る