エスせん

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育と野外活動とライトノベルを中心に色々語りま…

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ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育と野外活動とライトノベルを中心に色々語ります。

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【改めて】note始めます。

まず自己紹介  初めまして「エスせん」と申します。  北海道の札幌市で小学校教師をしています。一の位を四捨五入すると六十歳になる年齢で、退職の日も射程圏に入ってきました。  「退職後、どうしよう…」と、ぼんやりセンカンド・キャリアの事を考えていましたが、何もしなければ、何も変わらないし、何も生まれません。そこで、令和5年5月29日からブログを再開しました。そして、令和5年12月4日からnoteも始める事にしました。  noteを始めようと思ったのは、令和5年12月3日放送の

    • 「うとてとこ」の授業②

       月・火曜は学校教育の話です。今回は、前回の「うとてとこ」の授業記録の続きです。2年生の子供たちに授業しました。  書画カメラでテレビに映し出しているノートに、「てとてとてとて」と書き、子供たちにも写させました。   「何の事だと思いますか」 …と問うと、「手の事じゃないかな」などの意見が出ました。「てがよんほん」と書くと、「やっぱり」と言う声が聞こえてきます。書き写させた後、   「どう言う事ですか」 …と問うと、「手が4本あるって意味です」と答えがありました。ここで直ぐ

      • 介護狂詩曲4~母のケガ

         金曜は、月~木曜のテーマ以外の内容です。間が空きましたが、今回も介護の話です。  私はブログもしています。記事はブログへ先にアップし、少し期間をおいてから、修正してnoteに記事をアップしています。  そうやって、介護の記事をブログに書いていた令和6年3月9日(土)…事件発生(正しくは事件発覚)!  母が外で転倒し、顔面をケガしてしまった(…と分かった)のです。  この日、母をリハビリに連れて行くため私は実家を訪れました。そして、母の顔を見ると…左の額に絆創膏が貼られ、左目

        • しっとり&ドキドキの『半妖のいもうと』

           木曜はラノベ愛語りです…が、今回はライトノベルと言って良いのか分からないのです。今回紹介する作品は、もしかするとライト文芸にふくまれるのかもしれません。まぁ、その辺りのジャンルの詳細は分かりませんし、作品が面白かったので紹介します。  今回紹介する作品は、蒼真まこ先生の『半妖のいもうと~あやかしの妹が家族になります~』です。  この作品、相互フォローしていただいている笹目いく子さんが、noteの記事で『半妖のいもうと2~あやかしの妹におともだちができました~』を紹介していた

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        【改めて】note始めます。

          手稲山沢歩きの目的3つ

           水曜は、八軒自然科学クラブの思い出話です。今回は、前回の手稲山沢歩き話の続きです。  まず、手稲山での沢歩きの目的の1つ目、水の中に入る事への抵抗感を減らしたい…です。  意外と言えば意外なのですが、かなりの数の子供たちが水の中に入る事を嫌がります。もう、ほんのちょっとでも濡れるのを嫌がります。だから、沢歩きなのに、ずっと川岸を歩いている子も少なくありません。  でも、せっかくの沢歩きなのです。水の中に入って、濡れながら歩く方が楽しいじゃないですか。  それに、サマーキャ

          手稲山沢歩きの目的3つ

          「うとてとこ」の授業①

           月・火曜は学校教育の話です。今回は、久しぶりの授業を記録がてら語ります。  私が尊敬する、千葉県の野口芳宏先生の実践に「うとてとこ」があります。谷川俊太郎さんの詩を使った授業で、私は何度も追試させていただきました。そして令和5年度の最終盤の国語の授業、久しぶりに「うとてとこ」の授業を行ったのです。  因みに、授業は2年生に行いました。  書画カメラでテレビにノートを映し出し、   「ノートを開いて日付を書きましょう」 …と指示しました。子供たちが書いているのを確認すると、

          「うとてとこ」の授業①

          それは貴方の理想でしょ

           月・火曜は学校教育の話です。今回は、妻から聞いた授業の話をします。  この記事を書いた令和5年度、妻は2年生の担任でした。札幌では、国語の授業で光村図書の教科書を使っており、2年生の最後の方の単元に「スーホの白い馬」という作品があります。  知らない方のために簡単に紹介しますと、モンゴルの草原で羊飼いをしている貧しい少年スーホが主人公です。ある日スーホは白馬と出逢い、様々な出来事を通し、スーホと白馬は家族の様な親友の様な関係を築きます。しかし、そんなスーホと白馬を悲劇が襲い

          それは貴方の理想でしょ

          アイコン&サムネイルの生物の件

          はじめに  金曜は、月~木曜のテーマに含まれない内容です。今回はnoteオリジナル記事、相互フォローしてくださっているnoterさんからの御質問に対し、マニアックに(?)答えさせていただきます。 (^o^;)  質問されたのは以下の記事です。  この記事へのコメントで、以下の4点について御質問がありました(私の方でみじかくまとめています)。   1.アイコンやサムネイルに登場するのはトカゲなのか?   2.学校の教室にいるのか?   3.一緒に写っている家や遊具は教え子

          アイコン&サムネイルの生物の件

          暗いけどジーンとくる『ゴブリンスレイヤー』

           木曜はライトノベル愛語り。今回は大作『ゴブリンスレイヤー』です。  現在、本編は16巻まで発売されている『ゴブリンスレイヤー』。残念ながら、まだ私は1巻目しか読んでません。だから、今回の記事は1巻目だけの感想として読んでください。途中から雰囲気が、がらっと変わってる可能性もあり得ますので…。  『ゴブリンスレイヤー』は、討伐しても貰える金が少ないため、冒険者から相手にされにくいゴブリンを専門に狩る男、通称「ゴブリンスレイヤー(小鬼殺し)」を主人公とした物語です。1巻目の物語

          暗いけどジーンとくる『ゴブリンスレイヤー』

          手稲山での沢歩き

           水曜は、八軒自然科学クラブの思い出話です。今回は、まだ書いてなかったと思われる手稲山での沢歩きの話です。  7月の活動では、手稲山で沢歩きをしていました。この沢歩き、我々指導員的には大きな目的があります。それは… ★★夏休みのサマーキャンプに向け、沢歩きの経験を積ませる。★★  以前、ブログで書きましたが、サマーキャンプの3日目には最大の山場である沢歩きがあります。  大人でも大変な沢歩き…全く未経験の子供たちばかりだと、引率する上で非常に心配です。そこで、直前の7月

          手稲山での沢歩き

          校長先生から紙版画への意見

           月・火曜は学校教育の話です。今回は、前回に続いて紙版画について書きます。  子供たちが頑張って作った作品ですから、少しでも長く飾っておきたいと私は思います。それで、空き時間が少しでもあると掲示を行い、掲示を行い、掲示を行い…何とか、全作品を2日間で掲示し終える事が出来ました(因みに、放課後に会議が連発していて、放課後にまとめて作業時間を取る事が出来なかったための措置です)。  掲示し終えた後のある日、校長先生が廊下を歩いていました。その姿を見て、私にはピーンと来るものがあり

          校長先生から紙版画への意見

          苦手な紙版画で

           月・火曜は学校教育の話です。今回は紙版画について書きます。  私は紙版画が苦手です。  まず、版下を作る際に接着が甘いと、ローラーでインクを付けた時に壊れてしまうのが困ります。「しっかり糊をつけるんだよ」と指導したくらいでは、接着の甘い子が皆無になる事はありません。  次に、画用紙を版下に使うため、最初に付けたインクの大半が版下に吸われてしまい、1枚目が薄くなりがちなのも困ります。「2枚目を刷りゃイイじゃん」と思われるでしょうが、先程も書いた通り、既に版下が壊れている事も少

          苦手な紙版画で

          介護狂詩曲3~情報共有は大切

           金曜は、月~木曜のテーマ以外の内容です。今回は、介護話の第3弾。  今回は関係者間での情報共有の話です。  ここまで、母の病院について書いてきました。結局、母が通わなくてはならない病院は、外科、脳神経外科、内科、泌尿器科、耳鼻科の5つです。これら全てを私が一人で担当するのは難しいので、兄弟にも頼み、分担して付き添う事にしました。  以前書いた通り、病院に行く日時が分からなかったり、診察の結果が分からなかったりすると、後で確認や調整が大変です。そこで、母の病院に付き添った後

          介護狂詩曲3~情報共有は大切

          バイク愛が炸裂する『スーパーカブ』

           木曜はラノベ愛語りです。今回は、私としては珍しい、異世界転生物ではないライトノベルを紹介します。  今回紹介する作品は『スーパーカブ』。天涯孤独な女子高生の小熊(コグマ)ちゃん(そう言う名前なんです、本当に!)が、題名の通り、ホンダのスーパーカブと出逢い、どんどん世界が広がっていくと言う青春小説的なライトノベルです。  現在、私は2巻まで読了していますが、物語は割と淡々と進んでいきます。  現代の女子高生が主人公なので、暗黒竜を倒す等の冒険イベントは発生しません。いつもと

          バイク愛が炸裂する『スーパーカブ』

          キノコ狩りで「ひたる」

           水曜は、もう解散してしまった八軒自然科学クラブについて書いています。今回は、3月20日に書いた奥手稲ハイキングの記事で、書ききれなかったと言うか、もう少し書き足したかった事を書きます。  10月は奥手稲エリアで長距離ハイキング…は主目的ですが、実際にはキノコ狩りを楽しんでいました。以前の記事にも書いた通り、「ひたる」活動として「キノコ狩り」を行っていた訳です。  ここで重要なのが、キノコ狩り「に」ひたる活動だけでなく、キノコ狩り「で」ひたる活動も行われていたという事です。

          キノコ狩りで「ひたる」

          成長を実感

           月・火曜は学校教育の話です。今回は、嬉しかった話を。  令和5年度の修了式は3月25日でした。私は転勤して別な勤務校へ移るので、修了式の後の離任式にも参加します。情報統制が上手くいっていたようで、驚いた表情の子が沢山居ました。  教室に戻ってプリントを渡し、通知表を渡しました。  そして、さて教師からの最後のメッセージを伝えようか…と思った時でした。何人かの子が出てきて、「先生、私たちにも少し時間をください」と言うのです。  「いいよ」と答えると、「じゃ、黒板の方は見ないで

          成長を実感