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「実録」とんでもない不動産屋

私の大切なお客様からの泣きのお怒り!!

不動産の取り引きには多種多様。これを前置きして、普段みなさんが一番出くわす不動産取引。不動産賃貸借契約に関するお話です。
明治時代から約140年間、日本での成年年齢は20歳と民法で定められていました。この民法が改正され、2022年4月1日から、成年年齢が20歳から18歳に変わりました。これにより、2022年4月1日時点で18歳、19歳の方は2022年4月1日に成人となり民法が定めている成年年齢は、「一人で契約をすることができる年齢」という意味と、「父母の親権に服さなくなる年齢」という意味があります。成年に達すると、親の同意を得なくても、自分の意思で様々な契約ができるようになるということです。
例えば、スマホを契約する、一人暮らしの部屋を借りる、クレジットカードをつくる、高額な商品を購入したときにローンを組むなど、未成年の場合は親の同意が必要だった。しかし、成年に達すると、親の同意がなくても、こうした契約が自分一人でできるようになります。

ここからが、リアルなノンフィクションです。都内で不動産免許をおろす個人事業の不動産業者。この業者は社員を雇わず、自身とネット応募する業務委託者との間で委託契約を結び、業務内容をいくつか区分して、相互の手数料取り分を決めて不動産営業する業者です。私自身も当然ながら取引士の資格を有する身。ご多聞にもれず興味のある、ちまたで急成長する不動産業務委託営業に潜り込んで見た。
この業態の不動産事業者はいま流行りのネットを駆使して集客や、お客に代わってお部屋をリアルカメラで中継して案内。もちろんリアルにお客様と会って物件案内もありますが、私の見解では、業者がリアル店舗を開業して発生するランニングコストや従業員給与、案内に動き回って発生する無駄な経費やを削減でき、物件説明も契約前の重要事項説明も、ネットで可能になった宅建業法の改正により巧妙にあぶく銭を稼ぎだす仕組みが出来上がった。今後は不利益を受ける消費者(お客様)が必ず出るでしょう。

私のお客様はご紹介でご縁を頂き、物件リサーチから引っ越し先の生活圏のご案内等はSNS、グーグルマップ等を駆使して懇切にご案内。結果、ようやくお気に入りのお部屋が見つかり部屋の仮止め。この仮止めも今やネットで管理会社が提供するサイトに入り、客付け業者として登録して物件案内の手配を行います。関西方面から上京して約1年。苦労の末やっと見つけた就職先。全国的にも有名な製菓メーカーへこの7月から就業が決まった。引っ越しまでは江東区のシェアハウスから就業先の埼玉県の会社までは慣れない東京メトロや都営地下鉄、つくばエキスプレスを乗り継ぎ出社。新天地では就業に関わる研修、配属先の研修等々、連日連夜、云うまでもなく遅くまで仕事に明け暮れる激務のお客様でした。

7月9日にお客様の母上様同席のもと、江東区のシェアハウスに伺い、私が宅地建物取引士証を呈示して物件概要に合わせて、重要事項説明書を説明、その場で契約書を交付して記名押印で契約書類の手続きは完了。
その後、書類は両業者の仲介判を押印して
13日までにすべて入金できた物件なのに?
鍵の引き渡し案内が無い?
私はすぐさま管理会社へ連絡。「鍵は客付け業者く〇ひげ不動産へ郵送致します」
いやいや・・・そんな取引き??
通常はお客様の都合に合わせて、私がお客様と一緒に大家さん(おおむね管理会社)のところに伺い、鍵の引き渡し。そこで鍵番号等控え、預かり書の記名押印・・・これが鍵渡しの慣例でした。私の知る不動産の世界では。
決してお客様に渡す前に、客付け業者には間をかませません、
過去にも悪質な業者が鍵を複製して、借主様に迷惑行為が発生した事案が数多く、起きているからです。⇐この業界のだらしなさ
今回の業者くりひげ不動産もこのような態度
「すべて説明済みで且つ、ご印鑑も頂だいしており契約は十分に成立です。鍵の受け取りの件も受け取る側の問題。こちらとしては送ってる以上こちらの手離れました」の一点張りだ。
すなわち、すでに金品のやり取り。お客様から管理会社(大家様)へ、尚且つ自身への手数料もお客様から着金済みです。これ以上ほどこしようがありませんの逃げの態度
本物件の引っ越しは2023年7月22日(土曜日)だ。しかし、21日の午後9時になっても新居の鍵が手元に届かず。明日の午前9時には引っ越し業者も到着予定。
すでに埼玉で就業が始まり連日、研修等夜遅くまで新天地で頑張っておられたお客様。きっと不在が続き、受け取り不可能が続いたと鑑み、お客様には最後の手段を提案。
万事休す
「届いてるゆうパック郵便を局留めにしておいて下さい。」
「引っ越しの当日に私と一緒に郵便局に引き取りに行きましょう」



最後の最後までお客様のために!



これが私の理念です。

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