格闘技の夢と幸せ
プロ格闘技選手として成功するという夢を追いかけるのは、幸せなこと。
僕は、20才から24才まで地方のフルコンタクト空手道場に通っていた。
そして、24才から29才まで都会のキックボクシングジムに通っていた。
僕は、フルコンタクト空手を始めたときからプロ格闘技で世界王者を目指していた。
プロ格闘技選手になって世界王者になることが僕の夢だった僕は、夢に夢中(むちゅう)になっていた。
僕が思うのは、夢を見て、夢を追いかけるのは、幸せなことだということだ。
夢があると毎日がドラマティックだ。日常(にちじょう)の1コマ、1コマが夢が叶(かな)うことを増幅(ぞうふく)させる気がする。
まるで、おとぎ話(ばなし)だ。
格闘技の厳(きび)しいトレーニング、我慢(がまん)の食事管理(しょくじかんり)、強敵(きょうてき)との試合やスパーリング、楽しさと苦しさが共存(きょうぞん)するウェイトトレーニング。
全てがおとぎ話だ。
おとぎ話は、格闘技選手を引退(いんたい)するまで続く。
格闘技の影響力(えいきょうりょく)は、圧倒的(あっとうてき)だ。
僕は、格闘技選手として世界王者を目指しているときは、毎日が刺激的(しげきてき)で幸せだった。
だからこそ言えるのは、プロ格闘技選手になってトレーニングを重(かさ)ねてプロ格闘技の世界王者になることも確(たし)かに幸せなことだ。
けれど、格闘技選手になって夢を見て夢を追いかけられることが幸せなことだと言える。
なぜなら、全ての人が夢を見て夢を追いかけることができるわけではないからだ。
それは、夢がない人もいれば、時間がなくて夢を追いかけられない人、家族に夢を追いかけるのを止められている人もいる。
格闘技選手として結果が出なくても、格闘技選手としての夢があるなら、格闘技のトレーニングが上手(うま)くいかなくても夢があるということは、良いことだ。
幸せなことだ。
多くのプロ格闘技選手が年をとってもプロ格闘技選手が格闘技をやめないのは、おとぎ話を終わらせたくないからだ。
以上のことから格闘技選手として夢を見て夢を追いかけるのは、幸せなことだと言える。成功と幸せは、違うということだ。
最後に。
僕の記事がプロ格闘技選手の夢と幸せについて興味がある人、格闘技に興味がある人、何かに挑戦したい人の参考になれば嬉しいです。最後まで読んでくれてありがとうございました。
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