見出し画像

X-T5

今まで歴代のX-T二桁を使ってきた
X-T10
X-T20
X-T30
X-T30II
それはコストパフォーマンスが高いことと、自分の手が小さく、X-T一桁は大きく、重く感じたこと。
当初はXC16-50、XC50-230と軽量のズームに、XF35mmF1.4という
これまた軽くてよく撮れるレンズがメインだったことから、カメラも小さめがよかった。
すべて基本のボディデザインは変わらず、ボタン配置のみ変更されただけで操作系はほぼ迷わない。
X-S10も購入したけど、MF-AF切り替えSWはX-Tシリーズのみに装備されていて、オールドレンズも含めて使いやすいボディなので気に入っていた。

X-T30II XF35mmF1.4

転機はズームレンズの大型化
X-T30の時に、Xf70-300を追加。
X-S10と比べると、T30のグリップは心もとなく、親指のところにQボタンが来ていることもあり、
純正のグリップを購入。
2022年に入り、タムロン17-70mmも追加して、ホールド感を確保しつつ使っていた。

後付けグリップはかさばる
やはり底面にある程度の厚さのプレートが付くので、ホールド感は確保できても、重さと、かさばる感は、
X-S10と比べてもカバンの出し入れで感じてしまっていた。
これには、ファインダーアイピースが小さすぎて、後付け品を付けていたことも影響している。

X-T30 XF56mmF1.2R

第5世代の誘惑
X-E4がやってきたことにより、第4世代機が3台となって、それでも、ズームはT30II、単焦点はS10、持ち歩き用にE4と住み分けを確立しつつあった。

X-E4 XF56mmF1.2WR
非常に良い写りと使いやすさ

XF56mmF1.2WR(これも良いレンズ)を見に、六本木にタッチ&トライに行ったとき、
X-H2、X-H2Sを手に取ったが、分厚く、重く感じた。
なので、今の機材で良いかと思っていたところに、X-T5発表である。

当初は”思ったより早いね”くらいのイメージだったけど、小さく軽くなったと聞いて、展示機を見にいく。。。
ファインダーの良さと、思ったよりも小さく軽く感じたので、結局どれと入れ替えるか悩んだ末。。。。。

X-T5がきた

X-T30IIとお別れをし、ほかにも防湿庫の大掃除をして、少し遅めの予約をした。
丁度、納期の案内が出たあとなのだけれども無事に発売日に入手することができたのであった。

X-T5の印象
やはり、ボディの分厚さは感じていて、重さも重くはなっているが、グリップは使いやすい。
意外にシルバーの質感が気に入っている。
そしてファインダーはT-二桁機とは比べ物にならないほど良い。

X-T5 MACRO-APO-ULTRON

高画素の恩恵
写真としては、一番わかりやすかったのは月かもしれない。
XF70-300だと、月の大きさはこのくらい。それでもファインダーから解像の良さを感じられる。

X-T5 Xf70-300
トリミング後

そしてトリミングすると、クレーターがくっきりと浮かび上がる。これはX-T30やS10では得られなかった。
テレコンいらないかもと思った。

深い青

X-T30II Tamron17-70F2.8 FS:ベルビア

今までのフジ機で一番お気に入りの色がきれいな深い青。
第5世代ではまだしっくり来ていない。季節柄、夕陽が多いのもあるかもしれないので、もう少し撮りためてみたい。

X-T5 XF23mmF1.4LM FS:ベルビア
濃いのだけど、、、、暗い

グラデーション
オレンジから青のグラデーションが粗く感じた。シルキーピクスでノイズ除去するときれいになるが、第4世代では気にならなかった。これは画素が細かい跳ね返り(拡大できるから?)かもしれないがもう少し設定を変えつつ撮ってみたい。オレンジの部分は非常にきれい。

FS:ベルビア、CCR:Strong、CCB:Weak、ISO:1250

最後に
第5世代はAFや被写体認識は本当に良くなっているし、高画素の恩恵は感じている。
ただ、何となく、色の出し方は変わっていて、特にベルビアが赤方向に振られているように感じている。
空を広く映す場合や、スナップは第4世代のほうが自分の好みの写真が撮れて、
AFの合焦速度や、望遠、トリミングを使用するような時は第5世代なのかな。
これからたくさん撮って印象が変われば追記なりしたい。

2023.1 追記

X-T5のベルビア、良い感じに撮れますね
しかしXF56mmF1.2の新型も素晴らしい

X-T5 XF56mmF1.2wr

読んでいただきありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?