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Fujifilm X:X-M1について

コンデジ時代から肌色がきれいに撮れるという宣伝文句につられて、富士フィルムを使用していました。(このころは、写真に興味なかった。)
子供ができてから、もう少し、カメラをグレードアップしようと考えて買ったのが、X-M1のレンズキット。

http://photo.yodobashi.com/fujifilm/camera/xm1/

これが良く撮れて感動。
今も、自分のベストショットはXC16-50との組み合わせで、子供を撮ったもの。

カメラって。。。

ただ、いまだに、その写真を上回るものが撮れていない。
ということに気が付きだしたのは、
EVFが欲しくて、X-T10を購入し、
AF性能を求めて、X-T10,X-M1を下取りに出して、X-T20に乗り換えた後。
レンズも単焦点を増強し、XF35 F1.4は今でもよく使用するが、
何となく、いまいちこれというものが撮れない。
悩んだ末にX-T30に買い替えたのが2020年の正月。
AF性能は非常に上がり、問題ない。いろんなことができるようになった。
だけど、子供は成長し、以前のように無邪気な表情も撮りにくくなった。
撮ることもつまらなくなりかけて、思い至ったのが、
”古い方が良いことがあるかもしれない。”
X-M1は初代センサー1600万画素で、それ以降高画素になっている。
AF性能は上がっても、フィルムシミュレーションが増えても、色合いとか微妙に異なるらしい。
単純に、もう一度もどってみるかと考え直す。

それでもこんな写真とかとっていた。

X-M1とXC16-50を買い戻す。

そして、2021年、7年以上経過した中古でも程度の良いものを入手。
少し、いじってみる。
軽くて取り回ししやすい。気軽に持ち運べる。
そして、”できることが少ない。
フィルムシミュレーションも3つ、オートモードかPモードで、
カスタマイズも、設定を一つ決めたら、X-S10のように切り替えができるわけではない。

フジノンレンズのロゴがお気に入り。この世代以降はついていない。

MFレンズとの組み合わせ

ちょうどフォクトレンダーも購入した時で、MFレンズと組み合わせると、すごく手軽に使える。
特にコンパクトなカラースコパーとの組み合わせがお気に入り。さっとピント合わせて、パシャパシャ撮れる。露出はF4開放。
液晶は構図の参考程度。露出と色合いを見てシャッターを何回か切る。
写真の出来は家に帰ってから、じっくりモニターで。
これってフィルムカメラとは言わないが、PRO3の概念に近いかも。
と自己満足。

Voigtlander Color-Skopal 21mm F4P

写真って、面白い。カメラもレンズも面白い。

コロナで移動に制約が出て、毎日近くを散歩する程度。後は買い物と仕事の往復。同じ風景ばかり取る。
でも、同じところから見る風景でも、雲の表情、空気の透明度、陽の出方だけで、毎日、マジックアワーは刻刻と表情が変わる。
そして、露出や、フィルムシミュレーション、レンズ、画角で様々な表情がでる。流石に、ジェットさんのような試行錯誤はできないけど、それでも、趣味で楽しむ程度には十分だと思った。

XC16-50
そしてこうなる
このフラッシュカバーにある、Fujinon Lens Systemのロゴがお気に入り。
さらにこうなる Induster-61
たのしい

そして X-E4に

X-M1と再会して、1年半。フィルムにも手を出し、機材が増えたのを機に整理を始めた。
先にオールドレンズを手放し、その中で、X-M1はX-E4にグレードアップすることにした。
単純に財布のタガが外れたのかもしれないし、写真に凝りだしてEVFでしっかり見たくなったのも確か。視力が落ちて、液晶が見にくくなっているのもある。
けれど、X-E4は、ほぼ同じディメンジョンで操作系もシンプル。X-M1ほど軽くはないものの、コンセプトがほぼ同じ。ボタンの少なさ、ストラップのフックやチルトも似ていて、これなら代われると思ったのだ。ポチっとしたその時は。
その後、X-M1を手元に残すか悩んだけれども、多分使用頻度がさがるので、新しい持ち主に使ってもらった方が良いかと思い、XC16-50を残して、下取りに。
X-E4は在庫がなく納期未定の中で予約。その後、販売終了に。まあ、だめならX-M1で過ごせばよいという未練を残し2か月以上待って届いたけれども、X-M1を下取りにするかは結局、最後まで迷ったのだった。

X-E4シルバー

すでにこれから第5世代になって、今後のXシリーズはAFが他銘並みに進化していくことが見えているんだけど、X-E4よろしくお願いします。

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