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京都新聞杯/意外と面白そうなメンバーですよね って話



個体別傾向

★鹿毛×早生まれ(1月~2月中旬)

0-3-5-1-0-4/13
連対率23.1%
複勝率61.5% 複勝回収率230%

【該当馬】
⑧ベラジオボンド
2月15日生まれ

ローテ別傾向

★前走 上がり3ハロンを鈍足で上位の脚を使った馬
(上がり3ハロン2~3位+34.5秒以上を抽出条件)

3-3-3-4-2-13/28
勝率10.7% 単勝回収率150%
連対率21.4%
複勝率32.1% 複勝回収率123%

【該当馬】
④ギャンブルルーム
前走
アルメリア賞(阪神芝1800m:1勝クラス)
1着 上がり3ハロン34.5秒(上がり3位)


⑧ベラジオボンド
前走
毎日杯(阪神芝1800m:G3)
3着 上がり3ハロン35.1秒(上がり2位)

検証していて個人的に感じるレース性質が、


〝長く、鈍く斬れて、気が付けばメンバー上位の末脚を使ってきた馬〟


って印象を強く受ける重賞。

という事で上記のデータで検証してみた所、戦える数字だったので、ご紹介しました。

調教傾向

(2023年以降 クラス問わず、京都芝2200m戦で抽出)

★調教ランク判定【HD/DRM】該当馬

4-2-3-1-2-4/16
勝率25% 単勝回収率91%
連対率37.5%
複勝率56.3% 複勝回収率105%

【該当馬】
⑤ウエストナウ
⑬タガノデュード
⑭アドマイヤテラ
⑮キープカルム
(1週前・当週のW該当)

★調教ランク判定【WDE/RT】該当馬

1-1-1-0-0-2/5
勝率20% 単勝回収率30%
連対率40%
複勝率60% 複勝回収率102%

【該当馬】
⑤ウエストナウ
⑨プレリュードシチー
⑭アドマイヤテラ

血統傾向

★リファールとニジンスキーの血を併せ持つ馬

3-3-3-6-2-8/25
勝率12% 単勝回収率72%
連対率24%
複勝率36% 複勝回収率106%

【該当馬】
⑫インザモーメント
父の父母父Alzao
(欧州型リファール系)

母の母父Royal Academy
(欧州型ニジンスキー)



②スカイサーベイ
父の父母父Alzao
(欧州型リファール系)

母の母母父Niniski
(欧州型ニジンスキー)



⑨プレリュードシチー
父の父母父Kahyasi
(欧州型ニジンスキー系)

リファール 5×5クロス


ちょっと番外編的な扱いのデータを・・・。

★父か母父ハーツクライ
(2023年~、要はNEW京都競馬場になってから)

3-3-3-1-2-10/22
勝率13.6% 単勝回収率60%
連対率27.3%
複勝率40.9% 複勝回収率99%

【該当馬】
⑭アドマイヤテラ
母父ハーツクライ


⑬タガノデュード
母父ハーツクライ


⑥ファーヴェント
父ハーツクライ

雑談的見解

⑨プレリュードシチー

ハービンジャー×Sadler's Wells(4+5)×エルコンドルパサー×ブライアンズタイム

字面だけ見ると重厚過ぎる程の構成ですが、本馬のレースを見ると素軽い走りも感じられる内容が多い印象を受けました。

ただ、〝バリっと斬れる〟脚はなさそうで、現状の先行→抜け出しのスタイルで押し通すしかなさそうですが、それがまた上手いと思います。

主張が強いエルコンドルパサーを母母父に内包している訳ですが、その主張を先行前受け耐久力に変換している印象で、

京都芝中距離戦のコーナー機動力も及第点以上に対応する血も補完していると考えています。

戦歴からも、新馬戦で完成度の違いとはいえ、重賞で好走しているメイショウタバルウォーターリヒトに先着する2着。

未勝利勝ち後の京都2歳ステークスがハイレベル戦で、出走馬が次走で好走しているケースが多く、とにかく豪華なメンバーの中での2着は今回でも生きてくると考えています。

繰り返しにはなりますが、京都芝中距離戦では実績が示している通り、相性の良い機動力を完備している上、8~9番人気辺りで買えるのは美味しいなぁといった感想です。

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