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日韓関係の可能性

(メインブログ「神様達と共に」で2019年1月22日にアップした「日韓関係の可能性」の内容を、一部修正&加筆して再アップしております。)


先日、ヤマトタケル様の記事「慈悲が照らす未来」を読んで下さった読者様・・・Mさんから、メッセージを頂きました。

Mさんは、10年前に韓国の俳優さんのファンになってから、毎年のように韓国に訪れ・・・あたたかい韓国の人達のお心に触れていたそうです。

僕は韓国に行ったことがなくて・・・入ってくる韓国の情報は、メディアや報道を通してのみでしたので、Mさんのお話しはとても新鮮でした。

しかし、だからこそ・・・Mさんは、お互いを責め合う日韓の報道に、お心を痛めていらっしゃりました・・・。

今回、そんなMさんと何度かメールのやり取りをさせて頂きまして、僕の中でハッと気付いたことや・・・理解が深まったことがいくつかありました。

ということで・・・今回はせっかくですので、M様から頂いたメッセージをご紹介すると共に・・・僕が気付いたことなどもシェアさせて頂こうと思います。

(以下、Mさんのメッセージです。掲載のご了承は頂いています。)


私は、韓国のドラマを通じてある俳優さんのファンになって、もう少しで10年になろうとしています。
ファンになってからは、ほぼ毎年のように韓国を訪れ、韓国の人々や文化に触れてきました。

韓国の俳優さんを通して、あたたかく情が深い韓国の人々との交流や美味しいご飯や文化に触れ、いつも元気をもらい、毎年の渡韓を楽しみにしてきました。

日本でも何度も韓流ブームが起こりました。
過去にいろいろあったにせよ、日本と韓国の距離が近くなったと思っていたのに、ここ数年、度重なる韓国からの強いバッシング報道を非常に悲しく思っていました。

韓流ブーム以来、たくさんの韓国の芸能人が日本で活動するようになりました。
韓国ドラマもたくさんの日本人が見ています。

韓国のことを扱うテレビ番組も増えました。

日本と似た部分もたくさんあり、お互いのことをよく知ればきっと仲良くできるはずなのです。
それなのに、なぜ日韓の関係は縮まらないのか・・・?
ずっと疑問でした。

そして、ここにきて年末からの両国間でまたお互いを責め合う報道に、もう仲良くなることはないのだろうか・・・?

近づいては離れての繰り返しに正直、諦めかけていました。

そんなとき、ピースさんのブログでロンヤール様とヤマトタケル様のお言葉を読ませていただき、とても感動しました。

読んでいて涙が止まらなかったのです。
ずっと、私が気にかかっていたことを言葉にしていただいたといいますか・・・
私にとって、いろんなことが腑に落ちた内容でした。

そして、日韓の関係はしょうがないんだ、変わらないんだと表面的に自分に言い聞かせていましたが、実は、心の奥底ではずっと傷ついていた自分に気付きました。

なぜ、韓国はここまで日本を責め続けるのか・・・?

もちろん、日本の過去に過ちがあり、責められることをした事実は私ももっと知ってはいかないと思っていますが、それだけではないとずっと感じていましたので・・・。

以前、韓国を訪れたときにガイドさんからこんなお話を聞いたことがあります。
韓国は混ぜご飯が多いけれど、それはなぜかというといつ敵がくるかわからないから簡単に早く食べられるものということで混ぜご飯が発展していったと伺ったことがあります。

そのときは、へー、そうなんだ~、と思っていたのですが、不思議とずっと心に残っていたお話だったのですが、ヤマトタケル様のメッセージでとても理解できました。

韓国という国は、日本人の私からは想像もつかない不安を抱え、過ごしてきた人が多かったのですね・・・
韓国からは非常にエネルギッシュさを感じます。

ただ、それと同時に不安定さというか脆さをずっと感じていたのです。
その奥底には、大きな恐れがあったのですね・・・

それは生きていくうえでどんなに心の負担だったことでしょうか・・・

それゆえに、過剰なまでの競争社会、個人への強烈なバッシング、格差社会へのひずみとなっているのですね・・・とても納得です。

韓国の方は、本来、自分の気持ちに正直で、明るく、非常にあたたかい気持ちをもった国民性だと思います。
私は、日韓関係が非常に冷え込んだときにも韓国に訪れたこともあります。
それなりの覚悟をして行きました。

でも、そんなときでも韓国の人は私が日本人だからといって邪険に扱うことは一度もなかったです。
もちろん、観光地しか行ってないからそうだったのかもしれませんが・・・

私は、自分の見てきた韓国を信じたいと思います。
大好きな韓国と日本がいつか仲良くなる未来をもう一度信じてみます。
自分の中の大和の心を信じます。

大切なことに気づかせてくださって、ありがとうございます。
今年もまた韓国を訪れようと思っています。


このメッセージを拝見して、僕はとても勉強になりまして・・・やはり、実際に毎年韓国に行かれている方のお言葉には、真実が含まれているなぁと感じました。

ヤマトタケル様がおっしゃっていたように・・・韓国の方々は正直で明るいお心をお持ちの方が多く・・・また一方で、危機感が故の心の脆さも合わせ持っていたと・・・そうMさんも感じられたようです。

僕は、実際に韓国人と触れ合ったことがないので、チャネリングの翻訳も想像の域を越えていなかったのですが・・・Mさんからメッセージを頂けて、やっと深く真実とリンクした感じがしました。

日韓関係については、いろいろな意見がありますし・・・危機感をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、これはあくまでも僕個人としての意見ですが・・・最近話題のレーザー照射の問題についても・・・『もしかしたら、これは必要なケンカなのかもしれない』と感じています。

人間関係もそうですが・・・本当に仲良くなろうとする時に、お互いの至らなさが浮き出てきて、ケンカになることがあると思うのです。

これは感覚的なことなので、説明しづらいのですが・・・今の日韓関係は、そんな雰囲気に近いような感じがしています。

もしかしたら・・・この出来事をきっかけに、国民一人一人の心の中で『いや、マスコミはそう言っているけど、実際のところはどうなの?』・・・という意識が高まってくるのかもしれませんね。


そして・・・今回、僕がハッと気付いたことも、その辺のことなのです。

韓国には日本にはない良さがあって・・・そして、日本にも韓国にない良さがあります。

その辺のところを・・・もっと両国が本当に理解し合って、お互いにリスペクトし合うことができれば・・・その関係性はグッとよくなるかもしれないなぁと思いました。

このことについて、その後のMさんのメッセージの中でも、ヒントを頂けました。


私が韓国に行き始めた頃、まだ慣れない地下鉄に乗ろうとしていたときのことです。
路線図を確認しようとキョロキョロしていると、すぐ(ほんとにすぐです!)駅員さんが近づいてきてくれ、「どこに行きたいの?」と尋ねてくれました。

駅名を言うと説明してくれ、それで終わりかと思ったら、駅員室に手招きされ、「そこからどこに行くのか?」と尋ね、地図を広げて道順を説明してくださいました。
もちろん、私から一言も聞いておりません。

ただ、私・・・行き方、だいたいわかってたんですよね(笑)
ちょっと路線図を見て確認したかっただけで。
それを韓国の駅員さんは困ってる!!助けなきゃ!!と思って、親切に対応してくださったのに途中で気づいたけど、日本人の私は断れなくてそのまま最後まで聞いちゃったことがありました。

日本人だと、旅行者が困ってる様子なのに気づいてもそのまま見守る方が多いように思います。
尋ねられると親切に対応する方が多いのではないでしょうか?

韓国の方は困ってる人がいる!と感じたら、パッと行動する人が多いように思います。
思い込んだら真っ直ぐで、表現がストレートなのです。

ガイドブックを電車の中で見てたら、話しかけられたりとかもよくありました。
韓国の人の一面が少しでも伝わったなら、幸いです。


いやぁ、なるほどです。

やはり、そういうコミュニケーションの在り方において、特にお互いの個性の違いが出やすいように思います。

必ずしも、どちらがよいというわけではなくて・・・日本と韓国の心の在り方・・・魂をどんな風に活かしているか、の違いがあると思います。

日本は空気を読む文化ですから、『声をかけた方がいいのかなぁ』と思っても・・・『もしかしたら、突然話しかけたら驚かせてしまうかもしれない』などと思って・・・慎重になりやすいですよね。

それはそれで、一見消極的ではありますが・・・日本人なりの相手への配慮・・・優しさの表れとも言えるかもしれません。

日本人の良さは・・・空気を読む分、細やかなところまで配慮が行き届いていたり・・・慎重である分、感情的にならず、落ち着いて物事を判断できる面にあると思います。


一方で、韓国人の良さは・・・考える前に心のままに行動できるところなのでしょう。

これは、やはり正直でオープンな文化が影響していて・・・素直にあたたかい魂のエネルギーを表現できる習慣や、環境があるからだと思います。

問題点としては、素直な分感情的にもなりやすく・・・エネルギーが上がる時はすごいパワフルですが、落ち込む時も深く落ちるという・・・アップダウンの激しさがあると思います。

魂の性質で言うと、日本は・・・謙虚さ・・・慎重さ・・・真面目さ・・・優しさ・・・理性・・・など、陰の性質が強いのに対して・・・。

韓国は・・・明るさ・・・素直さ・・・あたたかさ・・・オープンさ・・・情熱・・・など、陽の性質が強いように感じます。


また、日本は魂(エネルギー)よりも精神(知性)重視・・・韓国は精神(知性)よりも魂(エネルギー)重視・・・とも言かもしれません

(あくまでも全体を感じた時の一般論ですが。)

色で言うと、韓国が赤・・・日本が青・・・でしょうか。

するとまさに、お互いのサッカー代表のユニフォームカラーですよね~。

で・・・思いますのは・・・。

やはり、個性が真逆だからこそ・・・この両国がぶつかり合うんではなくて、融合し合うとしたら・・・活かし合うとしたら、きっとすごいエネルギーが出てくるんじゃないか・・・ということです。

と・・・ここまで考えた時に、思い出したのが今年最初の記事です。

その記事の中で、まさに陰陽統合の輝きについて、イラストと共に簡単にご説明させて頂いてました。


これって・・・まさに日韓融合の象徴みたいな図とも言えるかもしれないなぁと・・・そう思ったんです。

先日のロンヤールさんの記事にせよ・・・ヤマトタケル様の記事にせよ・・・そして、千手観音さんの記事にせよ・・・。

結局のところ、多くの神々が今・・・このような陰陽統合の心へと導こうとされているのかもしれません・・・。

やはり、いろんなことでお互いを責め合って・・・それでもし、そのケンカに勝ったとしても、必ずしも争いの次元から抜け出せるわけではありませんよね・・・。

それよりも、少しハードルは高いかもしれませんが・・・お互いを大切に想って、あえて一歩引き下がり・・・視点を変えて、相手の良さを認め・・・そこから学び・・・。

そして、自分達の良さも認識して・・・そこを大切にしながら・・・その部分を、相手に感じてもらえるように活動したり・・・発言したり・・・そうやってお互いの心と心を活かし合うように・・・。

できるだけそういう方向に、エネルギーを注いでいった方がよいのだろうなぁと思います。


日韓マスコミなどの批判的な在り方を、否定したくはないのですが・・・ただ、千手観音さんじゃないですけど、慈悲を持ちながらも『違う道もありますよ』という・・・凜とした心持ちは必要かなと思うことがあります。

その様に、自分の意見をしっかりと持っておくことで・・・少なくとも心が否定的な方向に流されずに済みますし・・・また、そのこと自体が、自分自身の未来の選択にもなっていくはずです。

もし僕が、人間関係の中で強く否定的なエネルギーをぶつけられたら・・・たぶん、まだ否定的に言い返してしまうかもしれないので・・・あまり偉そうなことは言えませんが・・・。

できるだけ慈悲と共に・・・多くのことを受け止め・・・未来を信じていきたいなぁと思っています。


先日は千手観音さんも言っていましたが・・・要するに、一歩ずつ自分なりの努力ができればよくて・・・それは、まず自分の心の中からでもよいのだと思います。

自分を責める必要は全然ないですし・・・なにしろ今の世の中では、生きていくだけで精一杯な人も多いはずですから・・・。

たとえほんの少しずつでもよいので・・・まずは心の中から、肯定的な未来を選択していけたらよいのだろうと思います。

そんな風に一歩ずつ先に進むために・・・大切な要素の一つは・・・Mさんもチラッとおっしゃっていましたが、相手をよく知ることなのかなと・・・。

これは人間関係でも同じで、本当の意味で仲良くなるって・・・そういうことだと、僕は思っています。

相手の表面的な面だけではなく、よい面も悪い面も・・・そこに隠された因果関係や苦労、心の傷・・・努力の歴史なんかも、わかり合えたらいいですよね。


僕が今、信頼関係を結べていると感じる縁のある友人達とは・・・大体そんな風にお互いのよい面も悪い面も、わかり合えているなぁと感じています。

それでも・・・もちろん、全部わかっているわけじゃないんです。

そう思えるほど、僕は深くわかってはいないはずですし・・・仮に、もし僕が相手のことを全部わかっていると思ったとしたら・・・それは傲慢なことだとも思います。

人が人をよく知るって・・・実はとても奥が深いことで・・・本当に知ろうとすればするほど、とても大きなエネルギーと時間も必要になります。

でも・・・不思議と、その大変さをリアルにわかっている人同士ほど、信頼関係も深くなるような気がします。

そう考えた時・・・国と国がわかり合うということは・・・とてつもなく大変なことで、とてつもなく奥が深いことのはずで・・・このような視点が、今まさに日韓両国の間に必要なのかなとも感じます。

ですから・・・日韓関係が明日、明後日など・・・短期間に、よくなるとは言えないかもしれません・・・。

おそらく長い年月と大きなエネルギーをかけて・・・お互いに少しずつお互いを知っていくプロセスは欠かせないでしょう。

それでも、今のように関係性がギクシャクするからこそ、お互いに自省できるわけですし・・・何が間違っていたのか・・・どう軌道修正すべきか・・・などを改めて考えることができるはずです。

そのようなプロセスを経て・・・長い年月をかけて、本当に日韓関係がよくなっていけるとしたら・・・。

もしかしたら、いずれは両国の間に・・・とても大きな肯定的なエネルギーが生まれて・・・日本と韓国の関係から・・・世界の平和が始まっていくかもしれない・・・とすら、今回感じました。


なにしろ・・・魂的に真逆の個性の素晴らしい文化が・・・陰陽それぞれの良さを持った文化が・・・こんなにも近くにあるんですから。

両国の間に眠っている潜在的な愛のエネルギーは・・・とても大きなものがあるように感じるのです。

逆に言えば・・・だからこそ、かつての古い神々や・・・見えない領域のネガティブな存在達は、躍起になってこの両国を仲違いさせようとしてきたのかもしれません・・・。

本当に日韓が打ち解け合い・・・信頼し合えた時・・・そこに生まれるエネルギーは、とても大きくて・・・しかも、それは肯定的にお互いを活かし合うようなエネルギーと関係性で・・・地球全体の中で、信頼関係のお手本になれるのではないかなぁと思いました。

そうなるまで、かなり険しい道のりかもしれませんけどね・・・たとえ少しずつでも、その方向を見続けていきたいなぁと、個人的には思っています。

そんなことを考えていた時に・・・もう一つ、フと思い出したことがありました。


昨年、イノシシが二頭・・・砂防ダムに落ちて、出られなくなったというニュースがありましたよね。

あのニュースを見て、僕が感じたのは「これはたぶん・・・来年のイノシシ年の何かを象徴してるなぁ」ということでした。

そう、まさに今回の日韓関係(行政とマスコミ)は今、あの二頭のイノシシのように・・・お互いに墓穴を掘って、一時的に争いの次元に落ちている(いた?)のかもしれません・・・。

昨年、最初にイノシシが発見された時、行政機関は「これは決まりなので、野生動物を助けることはできません」とハッキリ言っていたんですよ。

でも、ニュースで取り上げられてから世論が動いて・・・それで、やっと行政も動いて・・・二頭のイノシシを助けることができました。

つまり・・・日韓関係についても、ここから世論が動けば・・・あのイノシシと同じように、お互いが争いの次元から抜け出し・・・本来の自分らしい魂の次元へ戻れるのかもしれませんよね。


あくまでも僕なりの感性ですけど・・・いわゆるシンクロニシティとして、あの時にすでにそのような流れが、暗示されていたのかも・・・と思いました。

と言いますのも・・・あの二頭のイノシシが助かった時に、僕は不思議と心から「よかった。よい未来に入った」という風に感じたんです。

イノシシだけのことではなくて・・・何か全体の未来に関わっていたことだったような気がして・・・それでホッとしたんだと感じました。

案外、自然現象や野生動物の目立った動きというのは・・・集合意識と共鳴しているシンクロニシティだったりするんですよ。

今年は、あの時の二頭のイノシシのように・・・日韓関係だけではなく、もしかしたらいろいろな方面で・・・一時的に落とし穴に落ちて、そこから和解して引き上がってくる・・・みたいな流れがあるのかもしれません。


ということで・・・ちょっと話しが大きくなっちゃいましたが・・・。

今回、Mさんから頂けたメッセージで、ホントいろいろなことに気付かせて頂けました。

Mさん、本当にありがとうございました!(^^)

日本と韓国が、いつか両国合わせて・・・世界の太陽になれますように・・・(-人-)

先は長いかもしれませんが、とりあえず僕自身一歩ずつ・・・目の前のことを大切に・・・慈悲と共に歩んでいこうと思います。

もしよかったら、これからも共に一歩ずつ・・・歩んでまいりましょう。


ご覧下さりまして、ありがとうございました。


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