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【辻村ちひろ】文字起こし「最近のモヤモヤ。」

こんにちは!辻村ちひろさんと自然保護について学ぶ会、略称WithChihiroです。2022年参議院選挙も近づいてきましたね。我らが辻村さん、6月15日配信の動画の中で、いまの社会に芽生え育ちつつあると感じている「差別の芽」について、そして、れいわ新選組がそのような社会の中に置いてどのような立場なのか、なぜ、れいわ新選組の応援をするのかという「ねっこ」の部分についてのおはなしをしてくださっています。胸アツな報告もあります。ちょっと長めの6000文字!読むのはだるいわ~という方は最後に動画全編もあります!読まなくてもいいので、ぜひ動画ご覧くださいませ。
耳から情報が苦手で~という方はぜひぜひ胸アツ文字起こしをご利用くださいませ!
(この内容は一刻も早く一人でも多くの方に伝えたい、と思い急ぎ文字起こしを行いました。誤字脱字等気が付かれた方はぜひ教えてくださいませ、よろしくお願いいたします。)
以下、文字起こしになります。



自然保護アナリストの辻村ちひろです。
久しぶりに、録画ですけれど、動画を配信しようかなと思って録画してます。

最近のいろんな政治状況であるとか、いろんなことをうけて、いろいろと、なんだろうな?「モヤモヤしていること」があるので、その辺も含めてお話しさせていただけたらいいなって思っています。

まず自分自身、今どういう状況か?って言うことですけれども、今回のもうすぐ始まるであろう参議院選挙には、とりあえず今、立候補予定はしておりません。


それにはひとつ大きな僕自身の考えかたがあって、環境問題であったり自然保護問題を旗印に選挙にこれまで2回挑戦してきましたけれども、どうしても、やっぱり数字を残せなかったってことですね。この状態の中で3回目チャレンジするっていうのも、また同じことを繰り返すという可能性が高い。やはり僕自身としての足場をしっかりと固めたうえで臨んでいきたいなと思っているので。全国で自然保護問題で悩んでいる、闘っておられる、いろんな人たちと横に繋がっていって、そういう問題をすごく重要視する人がこの国にはこれだけたくさんいるんですよっていう姿をみせることによって、次、チャレンジしていきたいなっていうふうに思っていますので。今はほんとに焦ってはいるんですけれども、焦って突き進むよりは、まずは足場をかためようっていうふうに考えて、もう一度、自然保護アナリストっていう、ま、自然保護活動家ですね、としての立ち位置に戻り、足場をかためていこうということを模索しています
これまで辻村ちひろという人間に期待をし、託してくださった方々の思いに何としてもこたえたいっていう気持ちが強いですので、その為の準備をしているっていうところはご理解いただけたら幸いです。

もう一つ、今日お伝えしたいなって思っていることは、誰の心のなかにもムクムクとわき上がってきてしまう、その差別の芽みたいなもの。これがこの世の中で、もの凄く急速に大きくなっているというふうに感じているっていう部分をお話ししたいなって思うんですね。

例えば僕がずっとやってきた自然保護という分野、これ、今までもいろんな所でお話ししてきているんですけれど、排他主義であるとか、それから全体主義だとか、ファシズムだとかといったものに非常につながりやすい思想っていう、歴史がね、そういうことを証明しているんですけれど、そういうお話しをずっとしてきました。

で、なんでそれを繰り返し繰り返し、その危惧というか懸念というか、怖さをお話しするかというのは、特に自然保護という分野に関しては、ひとつひとつの積み重ねはとてもいいことなんですよね、とてもいいことが積み重なっている中で、いつの間にか排他主義であるとか、差別主義であるとか、そういったものの芽がムクムクと大きくなって、気がつかない間に、悪いことだと意識のないままに状況が悪い方向にいってしまう。そういうことをすごく懸念しているんです。

例えば僕は「日本の自然はすごく美しい」ということを言います。
それは今、この国に住む子どもたちにこの国の美しい自然を残していきたい、という思いを伝える意味でも、そういう表現をつかったりします。
で、日本の自然が美しいことの説明に、日本の自然環境がもつ、個性、ユニークな部分というのを、諸外国の自然と比較をしながら説明することもあります。こういうところが日本の個性ですよっていう説明をし、私たちが住んでいる日本という場所の自然環境を大切にしていきましょうっていうメッセージをこれまでも出してきました。でも、この中にすでに排他主義的というか、全体主義的というか、そういうことの芽がムクっとおきあがる要素がある、ということに、ぜひみなさんきづいていただきたい、っていうふうに思っています。

いろんなところと比較するということは、科学でも比較検討っていうのはすごく大事な手続きのひとつですよね。この比較検討していく中でそれぞれのユニークさ、個性とか、おもしろさというものを解明していくんですけれど、それが、そのほかのものより優れている、というふうに思ってしまうということにつながりやすい、ということなんですよね。別にそこに悪意はないんですよ。やっぱり自分の住んでいるところのまわりの自然環境が他と比較しても素晴らしいものなんだ、と思えるということは、いいことでもあるわけですよね。でも、だからと言って他よりも優れている、ということにはならない。けれども、どっかで人はそれを他よりも優れていると感じてしまう瞬間がある…これが自然保護の歴史の中で、そういうものに結びついてきた、ということの現れだと思います。

だから、いいことだと思っていることの積み重ねが、非常に最悪な怖いものに繋がっていくっていう、そういう危険性をはらんでいるんだ、ってこと。それを常に僕たちは意識していかなければいけないんだろうなっていうふうに思っているんです。

僕ははっきり言って自然保護しか知らずに生きてきた人間なんで、でも、それを他のことに当てはめて考えていくと、なんか物事の怖さ、本質ってものが見えてくると思うんですね。

例えば私は国籍上「日本人」ということなります。どういうふうにお伝えしていったらいいのかな…大切にしたい家族もいます。それから、大切にしたい友人たちもいます。大切な仲間たち、たくさんいます。
そういう人たちと共に安心して暮らしていきたい、っていうふうに思うんですけれども…例えばこれがね…この部分で止まっていればいいですよね。
家族のために、とか、友だちのために、みんなが良くなるようにしていきたいなって、これは誰もが思うことですよね。でもだからと言って、家族のために自分を犠牲にするとか、そういうことって本当にいいことなのだろうかって思うんですよね。

かつての戦争。日本が経験したあの悲惨な戦争っていうものも最終的にその「日本」っていう国を守るためだとか国益を守るため、っていう中で、ひとりひとりそこに暮らしている人たちがないがしろにされてきた、と僕は思うんですね。
だって、戦争に駆り出された兵隊さんたちの多くが「餓死」ですよ。国から捨てられたわけですよね。そういうようなことをしながら守られた「日本」っていう国はいったいなんなんだろうって思うんです。

そういう風に考えた時に、「日本人ってすばらしいよね、日本の文化ってすばらしいよね」ってことで、それを守るために私たちはひとりひとりが犠牲を厭わない(※文字起こし注…いとわない「嫌がらない」「行動するのをためらわない」という意味)というような話につながっていったら、これはもう全体主義だし、ファシズムだと思うんですよ。
それを私たちは反省をし、戦後の憲法において、個人の人権というものをしっかりと守っていく、っていうふうに決意を述べて戦後歩んできたはずなんですよね。それが今、すごく崩れているっていうか勇ましい言葉が飛び交うようになってきたなって思います。

僕自身は、「日本の伝統を守るだとか、日本の文化を守るだとか、本来日本人はこうだった」みたいな、その「個」のひとりひとりの「人」よりも、「ある集団」ってものを強調するいいかたをしているものについては非常に排他主義的な芽がムクムクと育っている。芽どころではなくて、完全に木になりつつある状況だと、僕は思うんですね。確かに心地良いいろんな言葉っていうのが胸に入ってしまうことはあるんでしょう。けど、立ち止まって考えていただきたいのは、やっぱり大事なのは生きているひとりひとりの「人」なんですよね。私であり、あなたであり、そういう人たちの個々の顔がみえる「個人」というものを、ひとりひとりの「人」を大切にするっていうことをいつのまにか「集団が大切」っていうことに切り替わっていく。その瞬間っていうのを、僕たちはやっぱり赤信号だと思ってみないといけないんだと思います。

僕はもちろん民俗学も好きですし、日本の文化っていうものを一生懸命自分なりにね学生の時いっぱい本を読んだりして勉強してきましたけれども。僕が参考にしてきた、いろいろと勉強をするために読んできた民俗学の人たちはみんなやっぱりそこに暮らす人たちの姿であったり、暮らす人たちに着目していたと思うんですね。ひとりひとりの人に。
でも、それを集団ってかたちで切り替えた瞬間に僕は怖い方向にいってしまうというか、良いと思うこと積み重ねが恐怖に繋がると思うんですね。

今回、次の参議院選挙に向けてさまざまに新しいグループも出てきましたし、これまでのグループもいろんな主張を展開しています。
特に世界情勢の中で危機感があって、この国の平和というものがいつまで維持できるのかみたいな、そういう気持ちのザワザワ感って誰もがもっていらっしゃると思うんですけれども。そのときに政治という世界に身を置くものたちが、僕はやっぱりそこに暮らすひとりひとりの「人」に眼を向けているかどうかってことで、差別とか全体主義っていうものの方向にいく社会を目指すのか、そうじゃないのかの分岐点として、リトマス紙としてそういう視点を持ち続けてほしいですね。

この人はどういうことを言っているんだろう…心地いいんだけれども、実は本人たちは気づいてないけれど差別の芽がないかな?っていうような見方でみていただきたいな、っていうふうに思うんです。

おそらく話しているいろんなかたたちも悪気があって、ま、悪気がある人もいると思うんですけれど、でも悪気がなくそうなっちゃっている人たちもいると思うんですよね。そういうことに対して僕たちはしっかりと「いやいやいや」って言えるような部分を残していきたいっていうふうに思うんです。

だから、僕自身が2019年にれいわ新選組から立候補させてもらって、で、昨年の衆議院議員選挙でも立候補させていただいて、たたかってきましたけれど。この怖さを知っている政党が僕はれいわ新選組だと今でも確信しています。
というのは結党精神の中にしっかりとあらわれているからですね。
僕は今でも…もちろん僕の環境に関する政策を全て盛り込んでもらっている、というか盛り込んだので、当然その部分もそうですけれど。
何よりも大事なのは人の心の奥底で気づかない間にムクムクと起き上がってしまう差別へつながる気持ち、根っこ、芽…こういったものに気づいていようぜ!そういったものを大きくしないようにいこうぜ!っていう考え方が、れいわ新選組の根幹だと思っています。

だから今でも当然支持をしています。この結党精神が崩れたら支持できない。けど今の段階で僕は崩れていないと思っているので、支持できるなって思っています。

ぜひ、立ち止まって考えていただきたい。その差別の芽みたいなものっていうのは、本人も気づかないうちに大きくなっているっていうことです。
だから、これからの選挙の中で、いろんな政党が互いの政党に対してあそこはこうだ、ここはこうだ、と批判をしてくることもあるでしょう。お互いに足を引っ張りあってしまうこともある。でも僕たちはそんなことを考えていてはいけなくて。今、僕たちが未来の子どもたちにわたさなければいけない社会はなんなのか。それは差別がない、ひとりひとりを大事にする、そういう社会を目指す政党なんだと思うんですね。
だから、暴力的でないし、対話が大事だし、他者を尊重するし、ってことですね。
いろんな考え方でいろんな政党を支持するってこともいいことだと思いますけれど。僕は差別の芽を大きくさせないっていう、しかもその差別の芽というものは、気が付かない間に大きくなっていくものなんだってこと、それに気づいて、そうさせないようにしようっていう社会を目指す、っていう。そういうところを僕は大事にしたいと思っているので、環境の政策の面もそうですけれど「れいわ新選組」っていうものを支持していきたいなって思っています。

で、今度の参議院選挙にはいろんな方がでていますけれど、その中でもやっぱり2019年の旗揚げの時から同じ仲間として闘った蓮池(※はすいけとおるさん)さんがこの間、公認予定が発表されました。
なので、やっぱり当時の同じメンバーですし、僕も気心知れたとても大切な仲間だと思っているので、はすいけさんを全面的に支援する、バックアップする、そういうことをこれからしていこうかなと思っています。
蓮池さんと一緒にいろんなところをまわって、蓮池さんの主張、言いたいこと、伝えたいこと、未来に手渡したい社会像みたいなものをみなさんに、有権者のみなさんに伝えていくお手伝いができたらいいなって、今は考えています。

ということですので、今、いろんなことがありますけれど、ぜひみなさんも自分の心にもう一度立ち返って、自分の心の中に差別の芽がないかな?って、そういうことを常に振り返っていただきたいなっていうふうに思います。

他党が、例えばこちら側をすごく批判する人たちがいても、それはその人たちの考え方、それもこの国に住むひとりの人の考え方の人なので、そこに対して強い言葉を使って反論するよりも、「いやいや、僕たちはこういう社会を目指しているんです」っていうことを、普通の言葉で伝えていくっていう、そういうことのほうが今は大事だし、そういうことを一緒に考えてくださる仲間を一人でも増やしていくってこと、横につながっていく。これは僕がこれから自然保護をがんばっている人たちと、もう一度しっかりと手をつないで、横に広がっていきたいと思っているのと一緒ですけれど、そういうようなことをしていきたい。

多くの部分で仮に主張が違ったとしても、本当に目指す社会がこの国に住むひとりひとりの人たちを大切にする。誰も、誰の命も奪わされてはいけない、そういう社会をつくっていく。そのために誰かが犠牲をはらう…みたいなことも一切ない、みんな誰も犠牲にならない。そういう社会を目指していきたい。そういう仲間たちと手をつないでいきたい。そう思っていますので、ぜひ、これからも私も含め、僕のかつての仲間たちの…今も残っているれいわ新選組のメンバーを含めて応援していただきたいなって思っています。で、いっしょに広めていきましょ!っていうふうに思ってます。



以上はこちらの動画の文字起こしになります。


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<私たちの使命>
日本を守る、とは
あなたを守ることから始まる。
あなたを守るとは、 あなたが明日の生活を心配せず、
人間の尊厳を失わず、
胸を張って人生を歩めるよう全力を尽くす政治の上に成り立つ。
あなたに降りかかる不条理に対して、
全力でその最前に立つ。
生きているだけで価値がある社会を、
何度でもやり直せる社会を構築するために。
20年のデフレで困窮する人々、
ロスジェネを含む人々の生活を根底から底上げ。
中卒、高卒、非正規や無職、障がいや難病を抱えていても、
将来に不安を抱えることなく暮らせる社会を実現する。
私たちがお仕えするのは、
この国に生きる全ての人々。
それが、
私たち「れいわ新選組」の使命である。

れいわ新選組 決意

そして、はすいけ透さんについてはこちらから


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