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<手帳のハナシ>自己肯定感UPと思ったことはないけれど、好き

ここ1・2年で私にとって手帳が大切な存在だということがわかって
生きる上で必要な柱の一つとなってきたなと感じている。

SNSでは同じように手帳を大切に使っている人たちの投稿に癒されて
自分の手帳好きも更に加速した。

手帳関連の投稿やタグを眺めていると
手帳は「自己肯定感UP」のために
続けるべきものとして押されていることが多く感じる。
けれど、私にはピンと来ない。
じゃあ私にとって手帳とはなんだっけ?と改めて考えるようになった。

考えた結果辿り着いたのは、ただ「書くことが好き」だから。
手帳を書くことが、手帳を埋めることが好き。ただ好き。
自分なりに納得した方法で書いていくことが楽しい。
その好き・楽しいをできるのが手帳でありノートであり
だからこそ続けているし、手帳を愛している。

私は「日々の記録」をすることにはとても抵抗があった。
学生の頃から手帳が好きで、記録もしていたが
でも、あるときふとやめた。
私の記録なんて残したって意味ないじゃん
と急に思ってしまったのだ。
誰のために、なんのために、記録をしているんだろうと。
とても虚しい気がしてしまって、日々の記録をしなくなってしまった。

数年経ち、やっぱり手帳を書こうと再開した。
残すことへの抵抗感はあるままだったけれど
手帳を持っていたかった。
理由はわかっていなかったけれど
手帳が好きだった。
そしてInstagramを始めたことをきっかけに
「書くことが好き」だから手帳が好きなんだということに気がついた。
そして手帳が好きで大切、と改めて思えるようになった。

私の日々の記録なんて意味ないな、と今でも思ってはいる。

けれどもそれは前よりもぽっかり空いたような虚しい感覚ではない。
意味のない日々もただ書くことで、さらに遠くに過ぎ去っていく感覚。
もう忘れても良いんだという安心感。
こんな風にもがいて考えていたんだなという自分への記録。
内容よりも、書くことで感じる心地良さが上回った。

ぼやっとした好きがはっきりとした好きになり
手帳は私にとって大切な存在だと
胸を張っていえるようになったことが嬉しい。
これからも自分なりの楽しさで、手帳を続けていきたいなと思う。

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