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紺屋の白袴~近くて見えぬは睫

過去logの中から使える内容の記事をほとんど移動し終わったかな?…というところで、一段落ついたものの、新しく書くことと言ったら自分の近況ばかりで、霊的な世界のことやその辺りの知識など、生徒さん含むクライアントさんや読む人のためになる内容のことを書かないとなあと思いつつ… ちょっとそっちは集中力が必要なんで、気が向くまでは保留。

そして気が付けば、今年も半分経過です。わーお、早い。年を取ると光陰矢の如し、ですな。

でもって、今回は医師の不養生みたいな話をば。

さて、私はここ数年。自身のあることに向き合ってきました。それって、人生において、いつも立ちはだかっては何かと邪魔してくる壁と言いますか、なかなか解消しない問題との対峙ではあったのですが、根本から徹底して根絶しようと思った時に、こちらからアプローチした方向性とは別に、それらを何とかするためのスピリチュアル・エマージェンシーとして現れていたりもしたのですね。こういう言い方をすると、何が何だか???になっちゃいますかね。うん、ものすごく解りにくくて、不親切な説明かもっっ いやさ説明にもなってないかと。ううーん、どう言えばいいんだろう。

とりあえず、一言で言うならば、人生何度目かのスピリチュアル・エマージェンシーが起きていたと言うことです。別の言い方で言えば、カルマのレッスンと対峙していたって、そう言うことでもあるのですが。

ここからは輪廻転生(生まれ変わり)を肯定できる人だけ、お読み下さいって感じですかね。思い切り電波な話ですし、信じなくてもいい話で、輪廻転生に対して懐疑的だったり否定的な人にとっては、荒唐無稽な、頭のおかしい狂人のたわごとにしか思えない話ですから。いやさ、肯定的な見解を持っている人であったとしても、信じる必要のないことです。夢物語、幻覚や幻想からの造り話、ネタとでもスルーして頂いて。

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以前にこちらでだったか以前のblogであったか、どちらだったかは忘れましたけれど、私はここ数年スランプに陥っている、ということを書きましたね。それはヒーラーとしてのお仕事を始めてからのピークと比較して、いまいち曇りが出てきたな、何か制限が掛かっているな…という状態だったのです。本調子でないと言いますかね。色々と道が閉ざされているような、どうにもおかしいなって思うような行き詰まりを感じていたのです。波動が下がっていると言えばそうだったかも知れません。

それ以前に、子供の頃に出来たことが出来なくなってしまっているという状態でもあるわけです。少なくとも、23歳の時までは、私は視える目を持っていましたし、今は単なるただの霊媒に成り下がってしまいましたが、子供の頃の私は霊能者的なことも出来ていたんですね。気功とかレイキとか習得する以前のこと。今は場や人の氣の情報やら、他人の過去生を読んだりする程度ですが、子供の頃は未来のこと、これから起きることとか幻視みたいなのは出来てたんですね。こんな事故が起きる、みたいなこと。それこそ、自分の肉体から自分の意志で抜け出すこと、出来ていたわけですし。

そういうのがいつの間にか出来なくなっちゃって、視ることも無くなって、ホッとした半面、逆に今の仕事をちゃんとやっていこうと思った時に、昔の自分だったらもっと出来ることがあったのになあ…なんて、失ってしまった力のこと、出来なくなってしまったことに対して、未練が湧いてくるわけです。もう一度取り戻せないかなあ…なんて。

そして、覚悟を決めて、前向きに今の仕事に取り組もう!もう逃げないぞって思った頃に、スランプです。あらゆることが回らなくなりました。この場合、現実的な状況として現れていることが顕著で。

なんだろう??って思った時に、自分の中に眠る「罪悪感」に辿りついたわけです。自分への呪い、呪縛ですね。その前に「巨大な怒りの塊」というのもありましたけれど。自分で自分の幸せや人生を邪魔しようとする意識があったわけです。

やりたくないと逃げ回っていたり、イヤイヤ仕事をしていた時には邪魔などないし、色々と物事は回っていたと言うのに、「よし!やるどー! 頑張るぞー!」と覚悟を決めて、やりがいに目覚めた途端に壁が立ちはだかったわけです。まるで「お前に楽しいこと、幸福感や満足、やりがいと感じることなど与えてやるもんか! やりたいと思うことなぞ絶対にさせてやるもんか!」みたいな感じに。

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最後の最後と言うか、このラスボスにたどり着くまで、掘り起こしにものすごく時間が掛かりました。いやさ、まだ完全解決したとも言えない状況ではありますが。

はい。発掘調査みたいなもので、根気がいる作業だなって思います。そのくらい、人の深層意識(潜在意識)の世界に埋没している記憶のカケラ(ネガティブエレメンタルと言う名のエゴイズム)、これの駆逐と根絶は難しい。これか?と思うとダミーだったり、こっちか?と思ってやれやれと思っているとそれも一部でしか無くて、あっちにもこっちにも、まだまだある、実はこっちにももっと下にも…というようにどんどん出てくるんですよね。井戸掘りと言うよりは、金鉱や鉱脈を掘るみたい。して、過去生の問題に取り組むのって、まるで地層を辿っていく作業ですね。

ふだんクライアントさんや他者に対しては、あーだこーだエラソーに講釈垂れてわけなんですが、自分のことって本当にダメですねww もっと早くから手を付けるべきだったのに、いやさ途中で中途半端に放り出していたことを、最初からやり直す作業に似ているかなっっ汗

そして先日ようやっと、ここに行きつくのかーっていうラスボスにたどり着きましたが、年月で言うと、それって紀元前1300年頃前に遡ってしまいます。するってーと、3300年位前のものって話。古すぎて笑ってしまう。

ええ、私は20代の時にエジプト旅行に行っているのですが、それも意味のあることでしたね。当時はそんなこと気づきもしませんでしたけど。ただ、遺跡とか考古学とかが好きだから行った、と思っていました。目的だって単なる観光です。実際、楽しんできました。下痢にはモーレツ苦しみましたがw

もちろん、自分が過去生において、エジプト人だったこと、それは思い出していましたよ。自分がその時代に何をしていたのかも併せて。けれど、その人生での後悔と罪悪感が、今の人生にまで至る大きな壁や根本的なセルフイメージの核となる問題を作り出していたとは、まったく考えたことがなく、盲点だったと…痛感させられた次第。結び付けたことが無かったっていうのかなー えええっっっ!って感じで、驚いている自分がいます。

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何処に住んでいたかと言うと、テーベの都ですね。他の人生ほどには詳細は覚えてないし、思い出せてもいません。もっとも、ものすごく若くして死んでいるし(10代後半の少年)、日々ルーチン的なワークをしていましたから、人生の最期の事件と出来事だけ、そしてそれに伴う体験と想いだけ強くインプットされたって感じです。

何をしていたかって言うと、幼い頃からアトン神殿で下働きのようなことをしていたわけです。立場としては、見習い神官。お寺の小僧さんのようなことですかね。アニメの「一休さん」で言うところの一休さんたちかな。将来、僧侶(この場合は神官)になるために修行中みたいな?? だから、勉強はしていた。宗教、すなわち霊的真理の学びですね。総てでは無いけど、少しずつ。ほとんど雑用か下働き主体の毎日でしたけど。

けれど、王族の争いごとと宗教戦争というのかな…上つ方たちの権力闘争に伴うあれやこれや、宗教の派閥争いっていうか、併せてそっちも絡んだ色んなことが起こったわけです。まあ、イクナトン王とか、ツタンカーメン王とかの時代ですよ。ちょうどあの頃に起きたゴタゴタ。それに関連機関、宗教施設も振り回されるというか、巻き込まれるわけです。アトン神かアメン神か、みたいなのもありまして…

アトン信仰が否定される流れになった時に、神殿が襲撃されたというのかなー 教えを否定されることになり、数多くいた神官たちも殺されたりしたわけですが、上の人たちからはマークされていない立場にあった下っ端の私は、先輩たちからあるものを託されて逃げることになるわけです。ちょっとこの辺り、それが何であるかは詳しくは書けないんですけどね。

ええっと、ダスカロスの著書を読んだことがある人なら、彼の著書に記載されてもいるから、「ああ、あのこと(事件)だな」ってピンとくると思います。いやさ、私とダスカレとでは、立場が違いますから、直接関わり合うことは無かったです。向こうはあまりにも上の人過ぎて(地方の神学生とバチカンの枢機卿位の身分差かな)。彼はあの出来事で命を落としましたが、私は混乱の中、何とか逃げ出して生き延びることは出来たわけです。

でもね。一人きりの逃避行です。仲間と言うか同行者もいないし、ラクダや馬とか足もない、食料も水もない。てなわけで結局砂漠で野垂れ死に。砂に埋もれてミイラ化死体になりましたって奴です。

さようなら、ボクはお星様になりますってんじゃなくて、私は砂漠の砂になりましたって感じかなっっ

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この時、託されたものをね、ちゃんと守れなかったこと…それが申し訳ない、すみませんって、自分はお役目をきちんと果たせなかったって言う、自分はダメな奴だ、その道のものとして資格無しみたいな、代々の、歴代の人たちに顔向け出来ない…という罪悪感の核になっちゃってたわけです。後の人生で罪悪感が生まれるたびにこれを核として、大きな罪悪感の雪だるまに育つ、吸引点としての中心核が出来たって言いますか。

この彼がめちゃ手強いの。なんだろう。過去の自分なんだけども。頑固で意固地で、ホント、難しい奴。改めて今回思いました。そして、今リアルにこいつに手こずっています。

それ以外に、既に知っていた(思い出していたり覚えていたり)幾つかの人生も、意外とその罪悪感の塊に関わっていたりなんかして、それまたビックリだったなあ。私としてはとっくに癒して手放して、昇華したと思っていた過去の出来事だったので。自分の中では解決したと思ってたわけですから。君たち、まだ色々とあったのかね??という感じ。

それともう一つ。こいつも癌だったのか!というのもいましたね(自分の過去生ですが)。そうですね。これこそ戯言や嘘と思ってくれて構わないというか、信じなくてもいい話なんですけど…

うんとー 飛鳥時代に私、とある人物だったことがあるんですね。ちなみにちょっとお育ちの良い男性です。はい。いちおう歴史の教科書に載ってると思います。でも、今の私と共通していることは、超ヘタレで温泉好きってことだけです(謎) 何の貢献もしてないし、活躍もしていません。こいつ居たなってだけの奴。とっても恥ずかしい奴というか、穴があったら入りたい人生です。まったく自慢にならない人生というのもありますが、名前出しませんので、その辺りはご想像にお任せします。(こいつがアナタだよって伝えられた時には、顔がフレーメン反応起こしました)

どうしてそれが解ったのかと言うと、もう随分昔ですけど、クライアントさんの中に、その時代でやはり教科書に載ってる某さんだった過去生を持つ方がいたんですよ。その方を通じて、その筋というかその界隈ではちょっと有名な、やはりその時代の某人物の生まれ変わりな方(職業的には一般人ですけど類まれな神通力の持ち主で、その人が過去において有名人だったことも関係各所では周知のこと)とかも幾人か、芋づる式で知ることになり。どうして、あの時代の歴史的人物だった方たちとご縁が出来たのかなー?? 自分がその時代が好きだから?? とか単純に思ってたんですけどね。

仮に、その時代に自分がいたとしても、采女とか下働きの下男とか、そんなポジションだと思いましたよ。けれど、その人だとすると、そりゃこの人はその時に私のオバサン(親戚)だった人だから「会いたい」って、何度か先方から言われたのも納得出来たわけです(結局お会いしませんでした。ギフトは頂きましたし、先方から頼まれた依頼はこなしましたけども)。

あと、法隆寺や信貴山での不思議体験もですね。〇〇太〇とコンタクト取れる人って、まずいないのに、色んな霊能力者の人がチャレンジして交信できないって言ってるのに(寺尾玲子さんとかね)…なんで私程度のものが向こうから話しかけられたんだろ??って思いました。けれど、当時は同じ時代に生きてはいなかったわけですが、決して近しい関係性ではないけれど、祖父の兄弟な人なんで、向こうからしたら孫世代だったわけです、私。当時の関係性だと一族の人間で、血縁者というのでもあったりするし。

彼(パーソナリティとしてのエレメンタル)と接した時、親戚のおじさんに話しかけられた感覚と言うのも理解出来たっていうのかな。その後も何度か会話することしましたが(あ、彼は〇〇太〇の時の名前では呼びだせません。そのかなり前の人生、仏陀の弟子だった時の名前でないと彼とコンタクトは取れないのです。その後の人生の名前とかも必要で。※名前とはパスワードみたいなもの)。

そしてなんであんなセリフを言われたのかも、当時の人生を鑑みれば、言われて当然なわけです。今となってはトホホなんですけど。とは言うものの、そのセリフは当時の私に対してでは無く、今の人生に対して、自分の天命に対する意識と自覚を持ちなさいって意味なんですがね。

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その人生での私、本当にヘタレでした。ボンボンと言えばそう。でも、その立場をちゃんと利用して出来たことがあったはずなのに、やらなかった。人生から、立場から逃げていたことからのあの体たらく。情けない。

まあ、でも…だからというか、このトホホでヘタレだけども短い人生があるお陰で、例のお仕事(土地や神域のお掃除)をするときに軍人さんたちが従ってくれたというのはあるかも知れませんね。普通だったら、今の時代ではなく、過去の時代…あの時代の人たちが小娘(オバサン)の頼まれごとなど、聞きませんでしょ??  海外では通用しない御紋になりますが。

でも、面白いですよね。証明は出来ないけど、もしもこの人物が私の過去生だったとするならば、私は当時の自分の従兄弟の子孫に生まれているということになります(当時、苦手で仲悪かった従兄弟)。まあ、血縁的には遠すぎてアレだ。ここまで時代行くと他人だよなあ。(そして少女漫画では美化されすぎっていうか、いやさ実際はこんな格好良くないです!って、こそばゆいと言いますか、こんな美少年ではありません、期待裏切ってスミマセンって申し訳ない気持ちでいっぱいになります)

さて、このヘタレな人生と言うか、物事からの逃避癖はそれ以前の人生、今の時代から遡ると2000年前位なんですけど、遊牧民(アジア)のシャーマンの女の子として生まれた時の人生まで遡っちゃうんです。ネパールのクマリみたいな感じで、幼少期の早い時期に家族と引き離されて、それ仕様に育てられてしまった人生ね。「普通の女の子になりたーい!」って、自ら食を断って餓死してしまった人生。

あと、幼稚園児だった時に「あの女、あたしのことを殺しやがって!」と急に思い出した人生。後にその人生、その時の想いを昇華させるために、アンデルセン童話風に物語にしてまとめたものがあるんですけど…これもとっくに手放して浄化した感情だと思ってたならば、この時の罪悪感もちゃっかり関連ファイルで残ってて、、影響していたことに驚いたりして。

はい。この人生、殺されたことが悔しくて、なかなか成仏できなくてね。死んでから、相手のこと恨んでしまって、悪霊化していたわけです。上記の物語ではお伽話つか童話風に脚色して、綺麗にまとめちゃってますけどね。実際には、色々やらかしたわけですっっ 死んだあとでねっっ ははははははふふはははは あははははは

その時の後悔と罪悪感です。これは盲点でした。被害者意識のままで止まっていましたので。過去の自分と言えど、別人みたいなもので、別個のパーソナリティですから、彼女の視点からもっと癒しも考えないと行けなかったです。現在の私の視点からだと、「殺されちゃったんだから、相手を恨んでも仕方ないじゃん」だったんですけど。「そこ、悩んでたんだ。あなたの苦悩に今まで気が付かなくて、ごめん」でした。

そうなんですよ。この時の加害者である相手の子。幼稚園と中学と高校が一緒だったんですwww 同じクラスになったのは幼稚園と高校だけですが。なんたる因縁でせう。幼稚園の時には私のモノやアイデアを「盗る」し、高校の時は同じ中学出身ということで一時仲良くしていましたが…彼女が片思いをしていた相手と私が親しかったことで、嫉妬されて色々とありましたんですよ。いやさ彼氏で無いです。単なる友達で、全然私のタイプでは無かったし、そんな気なんて1ミクロンもない。向こうには年上の彼女が居たので、同級生という立場から相談に乗っていただけです。

高校を卒業したかなり後に、総武線快速の満員電車に乗っていた時のこと。変なおじさんに絡まれてしまい、降りるときに突き飛ばされて転んでしまったことがあるんですけど、その時に偶然にも同じ車両に彼女が乗っていたんですね。立ち上がるときに見た彼女の目。ぞっとしました。過去において、私を突き飛ばした時の彼女の目と同じでしたから。

だから、罪悪感が自分の方にあるなんて、まったく思っていませんでした。今でも「あの女、腹立つわー!」な案件でもあったので。いやさ、私の方にも反省すべき点はたくさんありましたけどね。他人の気持ちに鈍感で無神経だったとことか、あれやこれや。

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そんな感じで過去のまだ未消化な感情やら、あれやこれや。残っているもの、自分由来のもの、外からのもの、他人のもの、妨害のetc…

手つかずのものが結構ありまして、なんだかなーって日々をずっと過ごしていました。まあ、自分が蒔いた種といいますか、これやんないといけないものだから仕方ないんですけどね。ふうー 他人のことを言うは安しですが、自分で実践するのは簡単ではないですねww 

いつになったら終わるんだろう。人生の棚卸。今までサボってきたツケだと言われればそれまで。逃げ回ってたことに対しての、たくさんの宿題・課題、今やらないでどーするの、今でしょ??って感じですよね。

そんな訳でして。私事なんですけど、過去との対峙と言うか、自分の課題とはいつか向き合う日が来るし、逃げてはならん…人生の棚卸的な過去のツケ払いやお掃除は必要ですよって話でもあるので、仕事関連のカテゴリとして、こちらに分類しておきます。

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温泉行きたーい!!  1400年後の人生でも温泉に癒されてまーす。

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