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Little Richard - Long Tall Sally / のっぽのサリー - 1956

ステージで見せるユニークな表情やパフォーマンスのせいなのか、リトル・リチャードというと、変顔のおじさんなイメージがありますww

本名はリチャード・ウェイン・ペニマン。ちなみに音楽やる前は大学で神学を学んで、牧師さんやってたんですよ!
ロックのことを「悪魔の音楽だ」と嫌い、ゴスペルをずっと歌ってたの。それがなぜっっっ

「Tutti Frutti」1956

そして、今年5月に骨肉腫にて87歳で亡くなったばかり。
彼もまたロック界のレジェンドです。ロックンロールの創始者の一人で後世のミュージシャンに影響を与え、手本となる曲を作り、伝説を作った人。もち、ロックの殿堂入りしてます。
んでもって、売れてからのビートルズを前座にした唯一のミュージシャンかも。ジミヘンは彼のサポートギタリストをしていました。

リンゴの顔、小さいっっ
ジョン顔でかい

ビートルズのジョン・レノンが強く影響を受けたのが、チャック・ベリー。そしてポールは、このリトル・リチャードから多大なる影響を受けまして…(ジョージはファッツ・ドミノその他から。リンゴは…わからん)ちなみに彼はゲイですが、かなり早い時期に自らカミングアウトしまして、当時では珍しくメイクなんかもしてた(プリンスが彼の影響を受けてましたねー)、元祖ビジュアル系だったりする。※衣装だけは普通。

親子と言われても信じてまうかも

ピアニストですが、パフォーマンスがめっちゃ派手でした。

「Good Golly Miss Molly」

黒人でゲイというマイノリティということもあり、時代的に色々と差別やら偏見やらと戦いながらで、大変だったのではと思います。

とはいうものの、化粧していたのは解りにくかったっっ(白黒映像ばかりだし、顔色からして、付け睫くらいしか解らんし)

「Long Tall Sally / のっぽのサリー」1956

なんかね、クレイジーキャッツのハナ肇さんに似てると思うのは私だけかな?? に、似てるよね??

こっちじゃ解らないか…

ねっ、絶対似てると思う。
ハナさんもミュージシャン(ドラマー)だったし。

The Beatles カバー 1964

毎度ライブで演奏するおなじみの曲でした。

Elvis Presley カバー 1956

The Kinks カバー 1964

Led Zeppelin カバー 1970

それ以外にも、

「Good Golly Miss Molly」1956

「Ready Teddy」 1956

「Lucille / ルシール」1957

「Jenny Jenny / ジェニ・ジェニ」1957

日本でもカバーされました。

鈴木ヤスシさん カバー

and Tom Jones 「Rock 'n' Roll Medley」1969

「Rip It Up」1956

「Hound Dog」1957

Living Colour 「Elvis Is Dead」1990

この曲にゲスト参加しています。

Little Richard's Legendary Performance at Closing Ceremony of Atlanta 1996 | Music Monday

アトランタ・オリンピックの閉会式での演奏。

Little Richard Final Message

なんか本当にもう、ハナ肇さんにしか見えない…じゃなくて。ユニークな存在感ある人でした。ゲイだからお子さんいないと思ってたら…

いた。

養子なのかな?? たぶん、そうですね。

サリーこと岸部一徳さん 今では俳優か
唯一、ジョンジーに認められた
日本のベーシストだったりする

そして、この「のっぽのサリー」から、ザ・タイガースの岸部一徳さんの芸名、サリーが付けられたのは有名なお話(って若い人は知らんか)。


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2020/10/17 掲載記事より転載


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