さちともこ

ハンドルネーム=創作活動時のペンネーム+本名/放送大学で大衆文化に関する研究をしていま…

さちともこ

ハンドルネーム=創作活動時のペンネーム+本名/放送大学で大衆文化に関する研究をしています/北海道出身、在住/

マガジン

  • 放送大学での学び

    現在、在籍している放送大学で書いた論文や研究に関する記事をまとめています。

  • 「書くこと」について考えたこと

    note記事だけでなく手帳・日記・メモ帳など、「書くこと」をテーマにした自分の記事を集めています。

  • KANさん関連のおはなし

    当アカでKANさんについて書いた記事をまとめてます。 (論文関連の記事は、固定した記事内からリンクを貼ってます)

  • 自作小説集

    オリジナル小説を載せています。

  • 読書感想文

    自分がnote上で書いた読書感想文をまとめています。

最近の記事

  • 固定された記事

まず、自分が幸せになる文章を書く

 約3年前、以下の記事を書いた。  なぜか公開時から3年も経過しているのに、常に一定のアクセスがあり、私の今まで書いたnote記事の中でPVランキング上位をキープし続けている。  正直言って、この記事を書いた後の数か月は、ツイッターを見たり投稿したりすることは抑えていたと思う。だが、新たな推しができたり、毎朝楽しみで観てしまうテレビ番組ができたりで、気がつけばスマホのアプリにツイッターを入れ直し、一日に何度もタイムラインをチェックしたり、投稿をしたりする日々になっていた。

    • NHKドラマ「VRおじさんの初恋」が教えてくれたこと

       最終回を観てから、絶賛ロス中。  HDDに第6週~第8週(最終週)までを録画してるのだが、涙が出そうで見る気になれない。  だから記憶を頼りに、このドラマを見て考えたことを書いてみる。  主人公の直樹、本当はそんなにダメな奴でもないと思う。  ただ、自分から他人との間に壁を作りたがってただけで。  もともと一人でいることが好きとか、中学時代にいじめられた過去とか、あとドラマ内で詳しく語られなかったが、母親とも確執があったと思われる。  そのような経緯から、卑屈な考え方を

      • NHKドラマ「VRおじさんの初恋」は最後まで泣けた

         昨夜、毎回楽しみに観ていたドラマが最終回を迎えた。  当noteでも以前、記事にしたことがある「VRおじさんの初恋」。  最終回はリアルタイムで観て、終了後すぐ、HDDに録画したものを観た(NHKプラスは1週間経過したら削除されてしまうので、録画していた)。  あー、もう。  感想は、ただただ、こちらからも「ありがとう」の一言のみ。  このドラマを、たまたま第一話から観ることができた。 (第一週の途中でラテ欄のあらすじ読んだとき「めっちゃ面白そう」と思って、NHKプラ

        • 「自分を変えるため」のお片付けをやめたら、楽になった。

           コロナ禍が始まったばかりの頃、突然「この際だから、自分を変えなきゃ!」と思った。  そして、家の中の不要なものを捨てる作業を始めた。  とある「お片付け系」界隈で有名な方の著作をKindleで購入し、その本に書いてある手順に従ってせっせとお片付けをしていた。  でも、なぜか、お片付けをすればするほど、心が辛くなっていった。  それまでの自分を全否定しているような気持ちになったから。  あれだって、これだって、手に入れた当時の自分は「やったー!」とか「大事に使うね!」なん

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        • 放送大学での学び
          7本
        • 「書くこと」について考えたこと
          24本
        • KANさん関連のおはなし
          18本
        • 自作小説集
          7本
        • 読書感想文
          23本
        • 連載二次小説「1×1」(ワンバイワン)
          1本

        記事

          放送大学で「卒業研究ガイダンス」に申し込んでみない?

           来月から、放送大学の各学習センターにて「卒業研究ガイダンス」が開催される。  すでに所属している学習センターから、その連絡が届いている方もいらっしゃるかもしれない。  だが中には、せっかく卒業研究に興味があっても「学習センターが遠くて行けない」とか、「忙しくて家から出られない」とか、困っている方もいらっしゃるかと。  実は私も2年前、同じ悩みがあって本部の学生課にメールで問い合わせた。  そしたら、大変ご丁寧なお返事を頂けた。  まず「卒業研究履修の手引」を自宅に送付し

          放送大学で「卒業研究ガイダンス」に申し込んでみない?

          あなたがいた世界はなんて素晴らしいんだろう

           KANさん。  先日、マッキーのライブに行きました。  2006年に初めてライブを観て以来、人生2度目の生マッキー。  大好きなあの曲やあの曲も聴けて本当に嬉しかった。  あなたがくれたご縁です。  昨年12月、FM COCOLOでほぼ一日中、様々な番組でKANさんの特集をして、KANさんの曲をたくさん流すという、スペシャルな日がありました。  その中で、マッキーの番組では、他の番組とほぼかぶらない独特な選曲をされていたのが印象的でした。  で、その番組の最後、マッキーが

          あなたがいた世界はなんて素晴らしいんだろう

          せめて日記を書くときは、自分に優しくしよう。

           先日、今まで書いてきた日記や手帳を読み返してみた。  手元に残っているのは、かれこれ約20年分くらいなんだけど(中には断捨離として手放してしまったものもある)。  適当に手に取ってパラパラ読んでいると、悲しくなってきた。  「どうして自分を攻撃する文章ばかり書いているんだろう」って。  過去の後悔、自責、もしくは他責、などなど。  まぁ、他に吐き出す先がなかったから、ここで吐き出すしかなかったんだろうな、とは思うけど。  その数日後、日記を書いていたとき。  また自分を

          せめて日記を書くときは、自分に優しくしよう。

          20年ぶりに、会いたかった先生に会える

           ひょんなことから、約20年前までよくお世話になっていた方に、お会いできることになった。  当時、私は関東に住んでいた。  ライター養成学校に行ったり(すぐ挫折して通わなくなったが)、派遣社員をやって食いつないだりしていた。  とはいえども、生活が楽しかったわけでもない。大学進学をきっかけに移り住み、卒業後も惰性で残り続けていたという感じだ。  人生に迷っていた私は、とあるカウンセラーの先生に出会うこととなった。  当時の私はあちこちのメンタルヘルス系のグループや、イベン

          20年ぶりに、会いたかった先生に会える

          またも懲りずに論文を書き始めている

           なんでだ。  なぜ、自分から望んだうえで、またいばらの道に足を踏み入れるのか。  4月から卒業研究の履修が始まった。  私が在籍している放送大学では、卒業研究(一般的には卒業論文と呼ばれるもの)のため、指導してくださる先生から直接の指導を受けられるのが、その履修登録をしている1年間(4月~翌年3月)と決まっている。  で、その履修登録をするため、前年度の6月から履修の準備を始める必要がある。  大まかな研究テーマを決めて、指導していただたきたい先生を決めて、その先生に質問

          またも懲りずに論文を書き始めている

          【短編小説】「頑張れば必ず叶う」

           せっかく体力をつけようと思って、市営体育館に来たのに。  走路をぐるっと一周、ランニングしただけで、息が切れてしまった。  せっかく新しいジャージを上下揃えたのに。  シューズボックスにしまいこんでいた、スポーツ用の上履きを持ってきて、張りきって走ったのに。  ロビーの一角にあるラウンジのイスに腰かけ、備え付けの自動販売機で買った冷たい緑茶を飲みながら、ひとり落ち込んでいた。  子供の頃から、運動は苦手だったけど。  唯一、走ることだけは、そんなに嫌いじゃなかった。  だ

          【短編小説】「頑張れば必ず叶う」

          他の人が歌う、KANさんの楽曲を聴く勇気が欲しい

           いや、「愛は勝つ」については例外なんだけど。  先日にも以下の記事を書いたし。  上の記事の中で紹介した番組は、すべて録画してある。  んで、それらの中で、「愛は勝つ」をスタレビがカバーしたのも聴いた。  別の番組で、新浜レオンさん(「名探偵コナン」のテーマソングなど歌ってる方)が、カラオケ音源で歌うのも観た(こちらの番組はKANさんと何かと縁深い関根勤さんがMCだったのも感慨深い)。  あと、上の記事には載せていないが、NHKのBSの歌番組で演歌歌手の三山ひろしさん(紅

          他の人が歌う、KANさんの楽曲を聴く勇気が欲しい

          NHKドラマ「VRおじさんの初恋」は泣ける(私調べ)

           最近、何となく観始めて、一気にハマったドラマ。  VRの中でのナオキとホナミの、飾りのない本音のやりとりになぜか涙が出る。  美しい幻想世界の中でも、人間関係はリアルと同じようにあって、でも、失望することばかりじゃなくて、温かい交流もできて。  なんだか「この世の中、悪いことばかりでもないよ」って言ってくれるような、そんな気がするドラマ。  今週から始まったばかりなので、今ならNHKプラスで過去放送分の4話が全て観られます。  気になる方は、是非!(どこの回し者なの?

          NHKドラマ「VRおじさんの初恋」は泣ける(私調べ)

          他の人が歌う「愛は勝つ」に勇気づけられる

           今日の「NHKのど自慢」にて、「愛は勝つ」を歌った方がいらっしゃった。  その方は愛するご家族のために歌ったとのことだったが、見ているこちらはこの曲を歌ってくださったことにただ感謝である。  そういえば今度、いろんなBSの番組で、この曲を様々なミュージシャンの方が歌ってくださるのを聴けるそうな。  ほぼ自分用のメモのごとくペタペタ貼り付けているが、いろんな方がこの曲を歌ってくださることが、ただ単純に嬉しい。  KANさんと直接の繋がりがある方々だけでなく、多分この曲がヒ

          他の人が歌う「愛は勝つ」に勇気づけられる

          意味不明で根拠もない変な自信に満ちていて

           この歌詞は、もちろんKANさんがご自身の23歳の頃を振り返って書いていらっしゃると思われるのだが。  自分も10代~20代の頃は、ひたむきに夢を追いかけて暮らしていたよなぁ、と思う。  まぁ、その当時の理想通りに叶うことはなかったが。  なんてことを、この曲がタイトルチューンのアルバムを聴きながら思い出していた。  ずっと「自分の得意なことをして、人様に喜んでいただける仕事に就けたら」と考えていて。  思えば学生時代から、いろいろ具体的な内容は変われど、そんな夢を抱きな

          意味不明で根拠もない変な自信に満ちていて

          嫌なことがあったときこそ、日記を書けばいいのかも。

           今日も幡野広志さん著『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』を読んで思ったことを。  この本の中では、以下のことが書かれている。  「自分がされて嫌なことはやめましょう」って言葉、そりゃもう子供の頃からさんざん聞かされている。  そして当然、その通りだとも思う。  でも、私は「自分がされて嫌なこと」が分からない。  もっと的確に言えば、「嫌だな」と思うことをされても、即時にその気持ちを自覚できない。  頭の中でいろいろと「でもこの人には悪気がないのかもしれない」と

          嫌なことがあったときこそ、日記を書けばいいのかも。

          自撮りアイコンをやめた理由

           先日、Xとnoteのアイコンをこっそり変えた。 (お気づきの方もいらっしゃるかもしれないが)  以前は、自撮りした顔のドアップだった。  かれこれ5年くらい、X(旧Twitter)やnoteで、その写真をアイコンにしていた。  でも、あることがきっかけで、そのアイコンが猛烈に恥ずかしくなった。  そのきっかけとは、写真家の幡野広志さんが書かれた『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』の、以下の部分を読んだこと。  これらを読んで初めて、自分のアイコンは「見てくださ

          自撮りアイコンをやめた理由