見出し画像

出生前診断①

まだまだつわりに苦しむお年頃な11、13週にコンバインド検査を受けてきた。
※この内容は出生前診断に関係する内容になるので、閲覧に注意ください。

【出生前診断について】

twitterなどSNSをやっていると同じ週数の人たちがNIPTを受けたつぶやきが多く目についた。
気になって少し調べてみたら、母親の血液中にある、胎児の細胞の残骸に含まれる染色体を分析して染色体異常の有無を見るというもの。
しかも精度が99.9%とな。随分高いのね。

旦那氏に出生前診断を相談したら、彼は覚悟ができていないようだった。
出生前診断で異常が見つかる=堕胎
という考えを強く持っていたから。
私は、何か異常が見つかっても生まれてもずっと苦しい思いをするような影響が無ければ産み育てたいと話した。

2人でNIPTのこと、産院でできるクアトロ検査のこと、もし障害を持った子が生まれたら、をたくさん話し合った。
結果、生まれてくる可能性があるのであれば産み育てたいという意思で合致。異常が見つかっても、出産予定日までをそれを受け入れる、受け入れる準備をする期間にしようと話し合った。

【検査の種類】

出生前診断と呼ばれるものにはいくつか種類があり
(間違ってたらごめんなさい)

1.NIPT
       →妊娠10-16週で受診可能。妊婦血液から染色体分析を実施。無認可施設を選べば容易に受けることが可能。検査日数は場合によりけりだが2-5日程度。検出感度は99%。費用は約20万円(無認可)
2.クアトロ検査
  →産院でも15wあたりで受けれる検査。こちらも血液検査だが、血液中の4種類のホルモン値を測定し、各ホルモン値が基準値よりも高いか低いかの組み合わせで染色体異常の確率を算出。検出感度は75%。費用は2-3万円。
3.FMFコンバインド・プラス
  →初期精密エコーと血液検査の組み合わせ。クアトロとは異なるホルモンを検査。精密エコーで心拍数、NT(首の後ろのリンパ液の厚さ)、鼻骨、心臓の構造など胎児の構造を細かく観察。血液検査の結果の組み合わせで染色体異常の確率を算出。検出感度は93-96%。費用は2.5-9.0万円。
4.羊水検査(絨毛検査)
  →1-3はスクリーニング検査であり非確定検査に分類されるが、羊水or絨毛検査は確定検査になる。染色体の本数異常はほぼ確実に分かる。
母体の羊水を直接採取し、羊水中に含まれる胎児細胞の染色体を分析する。
スクリーニング検査で染色体異常の可能性が高い場合、羊水検査に進む可能性ケースが多い。費用は10-20万円。
※羊水採取時に誤って針を胎児に刺してしまうリスクが少なからずあることから流産リスクは300分の1と言われているが、超音波検査装置の精度向上により今は1600分の1までリスクは低下している。

【何の検査を受ける?】

スクリーニング検査かつ感度の高いNIPTに目が行ってしまうが、どうしても気になることがあった。

「無認可施設で受ける価値、血液のみの検査でどこまで分かるのかな?」

NIPTは認可施設、無認可施設での2種類の機関での検査があり認可施設は基本的に出産年齢35歳以上の人が受けることになる。
受けたいからと言って認可施設で35歳以下の妊婦さんがNIPTを受けることはハードルが高くなる。
ネットでNIPTを探すと無認可施設のサイトが多く見つけることができる。また確認したい染色体の数によって価格にも幅を持たせている様子。
受診側の選択肢もあるんだなー・・・と思いつつ、

血液検査だけでなく、複数の視点からの検査で判断して欲しい。

という気持ちが強かった。
大学~社会人8年目まで実験を仕事にしていたので、複数の測定結果からじゃないとデータへの信憑性が低いという世界で生きていたもので"裏付け"なるものが欲しかった。

なので、FMFコンバインド・プラスを受けることにした。
これであれば血液と精密エコーの2視点からの見解が得られるから。

あと、とても個人的な意見ではあるが、
NIPTの検査自体はいい検査だと思うけど、無認可施設のサイトには「NIPTを受けるべきだ!」「メリットこんなにありますよ!」とビジネス臭をやたら感じでしまい、少し受診することに抵抗を感じたのもある。
(ちなみに美容クリニックなんかでもNIPTは受けれる。これぞビジネスじゃねぇかと思った)

何度もいう。NIPT自体を批判しているのではなく、無認可施設が乱立している状態に不安を感じただけ。。。

実際に検査を受けた話は次回にて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?