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それを型にするもの

「礼儀作法を学んでいるの」

と聞くと、「堅苦しい」とか「真面目だね」って言われることがある。

しかし、実際学んで実践して、日常生活を過ごしているとこういう日々の過ごし方の所作や相手に対する言葉が礼儀作法に入っており、私の先生曰く

「明治・大正のころは母親や周りの大人を見て自然に身に着けたもの」をおっしゃっていた。

確かに私が子育てをきっかけに多くの人と関わるようになり知りたいことの一つであった。

例えば、「親戚からお祝いをもらった時どうお礼を言えばよいのか」

「お世話になった病院の先生や看護婦さんに対する態度」

「夫の両親への年末年始の挨拶など」

・感謝を表したいけどどう表せばよいのか。
・初めての人とどうやって挨拶すれば失礼ではないのか。
・人を家に招いた時のお茶の出し方、お菓子の種類
などなどなどなどなどなどなどなど

挙げたらキリがない。

そんなどうしていいのかわからないけど、相手にしっかり気持ちを伝えたいと動作で表現する仕方を教えてくれたのが礼儀作法なのだ。

だから、今から子どもがそれを身に着けていたら一生困ることでもない。
相手に大切にされて嫌な気持ちになる人はいないのだから。

もし、自分が身に着けていなくても、今が一番若いのだからこれから身に着けていけば良いと私は思う。

礼儀作法を学んだ今だから思うことは、もっと早く知りたかったし、人が箸を使うのが苦も無くできるようになり、トイレの仕方も無意識に紙でお尻が拭けるようになるのと同じで日常の当たり前の一つとして決して特別なことではないことと知ってほしいと思う。

*一生勉強中ではありますが、礼儀作法(お礼法が気になる方はぜひメール頂けると嬉しいです。)
*これから教室開講、私の先生による講演会、研修会など随時発信していきたいと思います。
yasainao@gmail.com


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