Windsorknot

芸術全般、特に音楽が好き 製作中 よく考えること、思いつくことが多いため作成 なんとで…

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芸術全般、特に音楽が好き 製作中 よく考えること、思いつくことが多いため作成 なんとでも呼ぶがいいよ、でもポジティブなものがいいな

最近の記事

無痛の暴力は止まらない

本当は黒いランドセルがよかった。 何で女の子は赤いランドセルで、男の子が黒いランドセルを背負うのか理解できなかった。いまだに理解できないが、幼くありながらも早々に、男女で何か嫌な壁で区切られていると感じた。 男の子が、胸を曝け出しながらプールで泳ぐのは、かわいそうだと思っていた。 布の量で水着の価格が変わるかも、と思っていたのと、みんないっしょじゃないの?という疑問を抱えていた。 女の子が胸を隠すのは何となくわかっていたし、隠すものだということも察しがついていた。でも、男の

    • 西陽と陽炎は後悔を連れてくる

      その言葉を自らで嘘か本当かも定められないのに、本当に、なんて前置きを軽々しく使っていいとは思わないが こればかりはわたしの中で抱えたいものが大きすぎた 不登校1ヶ月前、わたしには悩んでいることが多かった。 その中でも一つ、いつも一緒にいる友人から笑った顔を向けられることが減った。具体的には、その目には憤りと悲しさと悩みと羨望が見えていたように思う。私や周囲への。 それも悩みだった。私は友人が笑いかけなくなったことに対して、私自身に問題があると捉えた。必死に状況を楽しくしよう

      • 大人の異口同音と子供の意思決定

        時間が解決してくれるということ、それはもしかすると何らかの死によるものかもしれないという恐怖がある。 それは肉体かもしれない。精神かもしれない。 解決、というのは必ずしもその状態が良い方向に傾くとは限らない。少なくとも最善ではない。 その中で、そうなったことを腑に落とすのは自分であるし、そうだとしてもそれは後付けにしかすぎず、そう思うまでの悲しみや苦しみは誰も拭ってやくれない。 自らが腑に落とすことができた、ということが解決なのか? そうなる場合、悩みや問題の根本的解決を望む

        • ぼくらは毎秒屠殺する ex)自分

          今日の自分と明日の自分が同じだなんてどこで証明するのさ、ましてや1秒後には新たな情報という名の武器を構えて過去の自分を葬る癖に。 そうやって葬って、葬った先で来た道を戻って墓掘り返して拾って帰って、使うだけ使ってまたどこかに遺棄してまたいつか戻って拾いにくる、そういうことを繰り返していることにいつ気づいたんだろうか。 アニメーションのセル画がたくさんあるように、或いはコマ撮りのほうがもっとあるかもしれない中で、それすら気付かない繊細な自らの一部があるということに。 バウムク

        無痛の暴力は止まらない

          感情の養殖場、それは惨い市場となり得る可能性

          ものを産み出すことって、放流させることと似ていて、それを手放したわけではないのに、世に出した瞬間それは私だけのものじゃなくなる。そしてそれは空気に触れて、浮いているチリやゴミをくっつけながら、形を変えて歩き続ける。それが怖くて、表にすることに抵抗感もある。そう考えたものは、私だけのものとして捉えて、表用、に、また何か作って終えばいいことなんだよね、多分。 実は、noteを数年前から書いてみたいと思っていた。だが、私は私のアイデアを、そう簡単に表に出したくなくて、ずっと渋って

          感情の養殖場、それは惨い市場となり得る可能性

          肉体の生か、精神の死か

          一昨日あたりから、新しい薬を飲んでいる。 夜は眠れるようになり、鬱屈とした気持ちは晴れたため、この薬を非常に気に入ってはいるが、我が身から剥がれた垢すら羨ましいほど、自らの大切なものまで失った気持ちで一杯である。 抗精神薬は、考えすぎてしまう頭をとてもクリーンにしてくれるが、クリーンになりすぎて、時たま自らすら失う感覚に覆われている。 ホワイトスペース、とは良く言ったものだ。 自らを失ってまで、肉体が生きることを望んでいることは生きていると言えるのだろうか? それとも、心身と

          肉体の生か、精神の死か

          仮面を付けなかった日

          メイクアップによるモードの変更は常々やってきた。今日もそうするつもりだった。だが、今日の私はそれを許さなかった。それを嫌だと言った。今までは身につけていないことを嫌だと...いや、身につけていたいから身につけていないことを嫌だというポジティブな感情がそこにあったからだ。 久々の真っ新を感じて、不安や恐怖、無関心、自分の奥底にある開かずの引き出し“だった”ものが少しずつ、絡まった毛糸がほぐれるように、少しずつひらいた気がして。 そうして綴る文章は、すごく愛おしくて、楽しくて、少

          仮面を付けなかった日

          Born and Burn

          一つ怖いことを言ってもいい? 今まで思い付いた、ハンドルネームをかつて私はこよなく愛してきた 言葉に執着するなら尚更だ だけど毎回、こうじゃない、これは私じゃないと、そう思って改名を何度も何度も繰り返している、今でもそう 「こうじゃない」 これは一種の解離の現れ?だとしたら、私は何遍分裂して、何人が体内に宿っているの?もし仮に“そう”だとしたら、何十人と産み出しては殺していることになる とてもおそろしい

          新しく生まれた、わたし

          駄目だ、アイデアを思い付きすぎて疲れる それは贅沢で幸せなことなのだろうが、時に私の首を締める 一人一人の人間全てを大切にしたいと思う自分と、その程度の人間なんていくらでもいるだろうと考える自分が、内側に居て、疲れる。 おそらく前者は、自己の本質であると考える。 後者は、自己を守るために作り上げた定義と考える。それは私が生きるために必要な考えだったかもしれない。そう思っていないと、生きていられる強さを保っていられないからかもしれない。自らを壊される前に、自らを壊したのかもし

          新しく生まれた、わたし