手帳に美しいエイジングはいらない。使い込んだ「ヤレ」が欲しい。
私の手帳は、美しいエイジングは目指していません。使い込んだ道具としての風格がほしいのです。いわゆる「ヤレ感」です。
傷も濡れも気にしない。1冊に集中する。
そのままカバンに放りこみます。少しぐらいなら濡れている手でもつかみます。
汚れは、かたく絞った布巾で拭きます。たまにはクリームを塗って磨きます。
そうやって使い続ければ、ヤレていきます。
もうひとつ、重要なこと。1冊を使い続けます。複数冊を使うと、1冊にかける時間が減ります。「ヤレ」が遅れるのです。せっかくの「ヤレ」を複数に分散するなんてもったいない。
意外にヤレない紙。水つけ、フリクションでリサイクル。
紙にもヤレてほしい。でも日本製の紙は優秀で、10年バインダーにはさみ続けても、端が少し擦り切れるぐらい。ヤレてくれません。
水につけて干すと、ゴワゴワ、しわしわになります。しかし、わざとらしい。だから、端だけ少し濡らして干すなど、ヤレ感の出し方を研究しています。
水に少しコーヒーを混ぜるのもいいですね。とはいえ、これらはインチキではあります。
リフィルをリサイクルするのもいいです。メモはフリクションで書いて、不要になれば消す。ドライヤーで温めればゴシゴシしなくても消えます。
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