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クィア日記_2024_04_27

ナモナモ寺のあやちゃんとはじめた「クィア映画部」が、今日で1年だった。月に一回の大切な集まり。
今日は「トランスジェンダーとハリウッド」を観た。メディアから繰り返し発せられ、読み取られ、再生産されていくトランスジェンダーの"イメージ"がどれだけ当事者にとって危険なものか、脅威になりうるか、その歴史を紐解くドキュメンタリーだった。
いかにメディアから得る情報が自分に刷り込まれているか、そのイメージが違った形で(つまり偏ったイメージをうえつけない形で)発信されていたら、どれだけのトランスジェンダーの人たちが傷つかずに、差別されずに、殺されずに済んだか…。
映画を見ていろいろなことを話しながら、「自分を大切にすること」の難しさについての話題になった。形式上では自分をケアできていても、心の底から自分を肯定することって難しい。特にマイノリティーには、自分を投影して、そのままの自分を肯定できる物語がもっともっと必要だよね、と話した。

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