ウィギー

地方に住むクィア。 フェミニズムを軸に生きようとする私の日記を書きます。 パンセクシャ…

ウィギー

地方に住むクィア。 フェミニズムを軸に生きようとする私の日記を書きます。 パンセクシャル アロマンティック寄りのデミロマンティック たぶん。

最近の記事

クィア日記_2024_05_21

5月も下旬になるまで全く更新できていなかった日記。 5月は展示/パフォーマンスがあって頭がいっぱいだったから日記が書けなかったの、ちょっと残念。デミロマンティック、デミセクシャルのことについていろいろと考えたり思うことはあったのに、文字としてアウトプットできなかった。 今ひとつだけ書くとしたら、毎朝見ている「虎に翼」。主人公の寅ちゃんはアロマンティックなんじゃないかという話を仲間としたのだけれど、今日のお話で恋愛感情があることを示唆されてちょっとがっかり、というか寂しくなっ

    • クィア日記_2024_04_30

      「自分はひょっとしたらアセクシャルに近いかもしれない」と話してくれた人が、「世の中では恋愛と性愛がくっついていて、まわりの人達のスキンシップがキラキラと眩しかった。私にはその感覚が無かった。わたしの性格が歪んでいるのは、この(アセクシャル)せいかもしれない」と続けた。 あなたにそう感じさせてしまう社会こそなんか変だよ、と言ったけれど、伝わっただろうか。 他者と性的な関係が結べない(結ばない)ことがイコール“幸せになれない”とされる価値観、規範こそ偏ってるなーと思う。

      • クィア日記_2024_04_27

        ナモナモ寺のあやちゃんとはじめた「クィア映画部」が、今日で1年だった。月に一回の大切な集まり。 今日は「トランスジェンダーとハリウッド」を観た。メディアから繰り返し発せられ、読み取られ、再生産されていくトランスジェンダーの"イメージ"がどれだけ当事者にとって危険なものか、脅威になりうるか、その歴史を紐解くドキュメンタリーだった。 いかにメディアから得る情報が自分に刷り込まれているか、そのイメージが違った形で(つまり偏ったイメージをうえつけない形で)発信されていたら、どれだけの

        • クィア日記-2024-04-24

          毎日更新しなくてもいいけれど、どのみちいつかはまめに更新しなくなるだろうから、今はできるだけこまめにしたいと思って書いてる。 映画館に勤めている。 劇場スタッフとの雑談で俳優の話になると、「〇〇さんかっこいいよね」が必ずと言っていいほどよく出る話題で、確かに私なりに「素敵だな」と思う俳優はいるので答えるのだけど、いまいちピンときてないところもある。 昔から「〇〇ちゃんはどんな人が好み(恋愛対象)なの?」と聞かれるのが苦手だった。特に「こんな人」って具体例がなくて、どう答えてい

        クィア日記_2024_05_21

          クィア日記-2024-04-23

          家族の友人から、こんなメッセージをもらった。 「〇〇(私のこと)さんのことを尊重されているご両親は素晴らしいです。今の時代、結婚が全てではないですものね。好きなことに邁進されるお嬢様とても素敵です。いつか、そんなお嬢様とピッタリ合う男性が現れますよ。」 余計なお世話だ。 好きな仕事をしていても、「ひとり」は「不十分」なんだ。そうされてしまうんだ、と思った。 「余計なお世話だね」と言ったら、「まぁ聞き流せば。こういう人だから。」と家族も答えてくれたので、ついでに「わたし、"男性

          クィア日記-2024-04-23