汁ものでむせる

誰かと楽しく喋りながらご飯を食べているとき、この頃、何回もお茶や水の飲み込みに失敗する。そんな粗相を目の当たりにしても、同世代の友人たちはやさしいから、「おんなじ、おんなじ」と気にしないでいてくれるけれど、自分が情けなくなる。
1人で黙々と食事をしている時にもそれは起こる。高齢者要注意、誤飲だ。気管と食道の筋肉の切り替えが鈍くなった、老化の証拠。うっかりするとつばだって、間違って気管の方に入ってしまう。ゲホッと慌てて咳き込んで、何度も何度も咳をして、涙目になり・・・。この頃は翌日にまで咳が残るようになった。なかなか快復しないのだ。そんな時に免疫力が弱っていると大変だ。肺炎球菌の予防接種を打っていても、誤嚥は命取りになる。
汁ものを飲むときには、慌てない、慌てない、ご飯もゆっくり噛んで食べよう。わかってはいるのだが・・・。昨晩も、なにげなく水を揉んで、激しくむせかえった。いまだに変な咳が取れないし、気のせいか頭痛が・・・。
こうやって体中のあちこちが不具合になっていく。歳を取るってそういうことだ。諦めるか、何とか阻止するように努力するか。

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