【作家向け】WEBTOOON企画応募のコツ
はじめましての人もそうでない人もこんにちは。
フーモアのwebtoonの事業部長の井本です。
今年のはじめくらいから、「チョコザップ」に通い始めました。
健康診断で「肥満」という心無いテキストを刻まれ、娘に割れた腹筋を自慢したい40歳180cm90kgのオジサン。近所に施設があるということとランニング費用の安さからチャレンジ!!
abemaのMリーグをみながらするトレーニングは僕と相性がよく、週3くらいのペースで続いておりました。3か月くらい経ったときに体重が94kgまで増えるという、悪魔的な事実に心臓を掴まれるような焦燥感にかられます。「筋肉は脂肪より重い」という言葉だけを魔法の呪文のように唱えており、Mリーグをみることを楽しみに娘を寝かしつけた後の習慣として継続をしておりました。
4月の半ばから、もっと結果にコミットしたいと思い色々とやり方を変えた結果、89kgまで減量に成功。ついに90kg台からの脱出に成功!!
新しくやったこと
上記を実施した途端に、体重に変化が現れまして自慢のマシュマロボディーもちょっと変化を起こし始めました。
分かります。
摂取カロリーよりも消費カロリーが増えれば、人は痩せます。
そんなロジックは分かっていたのですが、どれだけ普段の生活を維持しながら体重を減らすかが課題だったので食事制限は最終手段でした。
コツを掴むと結果が出て来て、楽しくなるのでチョコザップに通う頻度が上がってきまして、1か月くらいで5kgほどの減量に成功しました。
継続は大事ですが、コツを掴んで効率を上げて継続することが大事だなと改めて思います。
自分語りが長くなりましたが今日のnoteは、webtoon企画をする際のコツについて綴ります。
先日、男性向けバトルファンタジーの企画公募をさせていただき、多くの方からご応募をいただきました。本当にありがとうございます。
また、最近Amazonさんが「Amazon Fliptoon 縦読みマンガ大賞」といったコンテストをやっており、知り合いも複数名投稿をしておりました。
このようなコンテスト的な動きをするときに主催が何を考えているかを想像することは大事だなと思っていまして、「コツ」を少しでも伝えられればと思いました。
本記事について、私の個人の考えです。
必ず合っているわけではないので、こういう考え方もあるという前提と合わせて取捨選択していただけると幸いです。
コンテンスト主催者から情報発信に敏感になる
まず第一に、ビジネスは平等ではないです。
コンテストについても、必ずしも平等ではなく不公平な事情は存在します。
今回の弊社が行った「男性向けバトルファンタジー」の公募について、私のXアカウントからの告知のみで周知を行っています。
フーモアの事業責任者で、会社として公募をしていますが「公式HP」でも告知はしていません。募集要件についても詳細の記載がなく、DMをくれた人に「公募概要資料」をお渡しした上で改めて参加の有無を聞くといった公募となっています。もちろん広告もなし。
さらに、企画側の思惑についての説明も、Xのスペース機能を使って発信をしています。
スペースの告知も、個人アカウントのみです。
DMをいただいた作家の方に個別にスペースをやることについて案内はしていません。
このスペースを聞いたかどうかによって、公募の通過率は大きく変わってくるのではないかなと思っています。
「企画の思惑」なんてものがあるのであれば、事前に「公募概要資料」に組み込めば良いし、そうでなくてもDMをくれた人に個別にスペースの案内をすればいいのにと思う人もいるかもしれません。
「情報を得る事ができたかどうか」によって、同じ参加者でも有利不利が発生してしまいます。偶然聞くことができたり、知ることができたことで誰かが「有利」になることはビジネスとしては、当然のことで何も問題はありません。
だからこそ「有利」な立場でいるために「情報」を自ら取りに行ったり、思考したりすることは「作品を作ること」と同じくらい大事なことです。
コンテスト主催から発信される情報を積極的にとりにいくことは大事です。
コンテストの主催者の意図を考える
スペースでは、今回の公募の趣旨と企画をする上で大事にして欲しいことについて説明をしています。合わせて現在のwebtoonのトレンドについて説明をしています。
スペースで話をした内容と伝えたかった内容について、簡単に説明をします。言い回しは結構違いますが、伝えたかったことはコレです。
といったことを説明しています。
それであれば今回の公募については、これを意識して作ることが企画を通すコツだと思います。フーモアの場合には、公募の意図を発信する場を作ったので分かりやすいのではないかなと思います。
作品応募のコツ
フーモアの公募は上で説明をした通り
といった企画意図があります。応募いただいた作品を関係者で評価をして制作をする企画をこれから決定していきます。作品制作に投資をする主催は応募していただいた提出物(企画書と最低5話のプロット)を元に判断をします。
一緒に作りあげるために必要な情報が、提出物に組み込まれているかを意識しましょう。判断に必要だとおもったら、キャラクターシートを添付するなど、審査する側が企画の面白さを判断できるための材料を用意することを意識しましょう。
どんな素敵な企画でも、情報不足で伝わらないともったいないです。
募集要項の提出が「企画書と最低5話のプロット」となっているのに、それ以外にキャラクターシートを送付するなんてズルいと思う方もいるかもしれません。
ズルくないです。そういうものです。
「Amazon Fliptoon 縦読みマンガ大賞」の応募規定は最低3話、1話最低20コマと記載があります。応募資格の最低が「3話、20コマ」なので、本気で狙うのであれば自分の作品が一番面白くなる展開までの物量で応募をすべきだと思います。あくまで「最低」3話なので。
1話70コマで全5話で、一般的な課金転換の強烈なフックまで設計したもので応募をすると、審査上で有利に働くと思います。(もちろん企画が面白いことを前提に)
ほとんどの応募作品が3話までしかない、つまり3話分までしか面白さを伝えられない。そんな中で5話まで用意して1話あたりもボリュームも多い作品は絶対に有利に働きます。
ほとんどの人がこのコンテストに3話で応募しています。その中でコマ数も一般商業作品と比較して多く、5話まで用意するのってズルいと思う方もいるかもしれません。
ズルくないです。そういうものです。
まとめ
今回の公募をさせていただき、多くの方に参加をいただきました。
本当にありがとうございます。
今後フーモアとして公募を行うことが定期的に発生いたします。
今回この記事をテーマにさせていただいた理由の1つとして、自分の「面白い」と思った企画を確実に「面白い」ともらうための「コツ」が掴むことができると、伝わらなかったために採択されないといったことがなくなれば良いなと思ったからです。
弊社に応募をしていただいた企画について、採択されなかった場合にはその企画を他の出版社などに持ち込みをしていただいても問題ございません。別の公募に応募をしても問題ないです。その際に、ここの情報を足すことができれば企画書としての精度が上がるかも…など思っていただけたら嬉しいです。
現在、審査中ではありますが、審査終わりまして気になりましたら「採択されなかった理由を教えてください」と連絡をいただければ、理由についてちゃんと説明させてもらいます。
多くの方に応募をいただいたという事は、多くの方の時間を奪ってしまったことでもあると思っています。選考からは外れてしまったが、少しでも応募をして良かったと思ってもらえるようにしていきたいと考えています。
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
最後に
毎回おなじみの採用情報です!
ぜひ興味がある方は是非!
■募集職種
◎制作スタッフ
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・ネーム(絵コンテ)担当
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株式会社フーモア 担当:井本洋平
TEL/03-6228-4310 MAIL/info@whomor.com
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